はじめてのマルチはスペインで

マルチAAR 01話

 

プレイを始める前の事

 

VICのマルチプレイの手引きのチャットで話し合い。元々プレイしていたVIC氏、Takasityan氏の他に2日前に自分(=本AAR作者のLUX)が加わり、さらに1日前にmemorie氏が参加したことで参加者が総勢4人に増えたので4人で最初からスタートすることになった。

 

4人でマルチプレイをするにあたって、それぞれどの国を選ぶか。列強プレイ、プロイセン・オーストリ・ロシア・クラクフの四つ巴プレイ、インドの英属国でみんなで革命を待つプレイなど多種多様な案が出たが、最後には列強より格落ちの中堅国プレイという提案で落ち着いた。

 

当初、候補に挙がった中堅国は次の五カ国だ。もちろんべての国が平等ではないが、それぞれに個性がある。

 

1836年~列強の末席を守るために

 

※最初にお断り。初回の分まではAARにするつもりが全くなかったので、SSをほんの数枚しか撮ってません。なので、1回目に限っては時系列バラバラに内容に合いそうな画像を入れてます。あと、日時もかなり不正確。なんでVIC2にはテキストログがないのかな……。2回目分から自動撮影ソフトを入れました。

 

ゲームスタート。スペインは8位とギリギリで列強の末席を確保している。しかし、AIに任せたらすぐに列強落ちするのはご存じの通り。列強にはわずかながら研究点ボーナスがあるのでプレイヤー国で一番識字率が低い(なんと14%!!)の身としては、ちょっとのボーナスでも維持したい。

 

となったら、最初からすぐにできることをしよう。幸いスペイン本土のステートも広いので、ステートキャピタリズムの政党に任せて儲かりそうなセメント、ワイン、リキュール、ガラス、弾丸、小火器(←この最後2つは自分で使う)、高級服あたりの工場を大量に建設して工業点で稼ぐ準備をする。ところで、スペインはNFが最初から2点あるみたいだ。宗教家ももうちょっと育ってくれー。

 

本当は開始直後に朝鮮やアンナンに速攻もしたいけど、スペインはバスク地方が反乱軍の手に……。全軍差し向けてこいつらを鎮圧して初めてゲームスタートかな。

 
マルチスペインAAR1話-01.jpg
 

ちなみに、開始直後にお嬢とロシアから同盟来た。AIの特定だと、スペイン、オスマンあたりの中堅国はお嬢に気に入られる可能性があるので、ちょっと嬉しい。まあ、気付いたら切られてる事も多いのだけど。

 

1838年~ ハロー! アフリカン!

 

バスク地方の反乱が終わったらとりあえずスペイン本土とフィリピン本土の航路を確保しようとアジア方面に目を向けると……JAPANは朝鮮を攻略。それはいいとしても、オランダがシンドを取ろうとしている。オイシイところを持ってくつもりだな。これは急がなくては。スウェーデンはデンマークに宣戦してオーストリア・プロイセンの進出を阻止してる。スカンジナビア作るつもりか。自分は作ったことないので勉強になるわー。

 

自分は喜望峰回りでフィリピンに到着するまでの中間補給地の確保なのでアフリカの東に浮かぶマダガスカルに狙いを定めて、バスクの反乱鎮圧から人員補給も完全には済んでいない約20部隊をすぐに輸送船に押し込め宣戦。南半分を獲得して海軍基地を建設しておく。普段ならフランスと接したくないので(マダガスカル島はいずれフランス領になる)和平無視して全土を制圧するのだが、スペインにとってフランスは最初からお隣さんなのである意味、気にする必要がない。

 

オランダがシンドと戦争してるのを確認して次なる獲物を探す。次はエチオピアにしようと思ったら、ちょうどエジプトと戦争中なので休息もそこそこにマダガスカルへと派遣した兵力を上陸させ宣戦。適当に戦い人口の多いNegeleとWerderをいただく。Infamy考えると1つでもいいのだが、列強落ちを避けるために短期間に国力を付けることを優先した。

 
マルチスペインAAR1話-02.jpg
 

ところで、スペインの最大のネックは研究点なので、研究は速度の上がる哲学優先。このため1836年のスタートからIdeological Thoughtすら研究せず1840年にIdealismの研究をした。前者も誘発発明で多元性でボーナスが付くけど、Idealismで瞬間的に上がったのを得てから、Ideological Thoughtを研究した方が得になるという計算だ(それほどスペインの研究速度は遅いんだよ!)。

 

そんなこと考えながら1840年5月に画面を見たら、何も研究してなかった。一瞬、頭が真っ白に。マルチってこれだから怖いね!

 

1842年くらい~ 両シチリア侵攻

 

スペインのInfamyはまだ12だし、スペインの保有するやや多めの初期戦力で倒せる国を探す。できれば工場の建てられるところを……。すると前回のマルチでちょこっとプレイしたスペイン(元AI)が両シチリアを獲得していたのを思い出した。最後のInfamyの余裕はイタリアに注ぎ込むことにする。

 

今度は部隊を満タン近くまで補充させて、両シチリア海上封鎖をして宣戦。向こう総動員で対抗してくる。ちょっとヒヤっとするところもあったが(リロードできないマルチは怖いね)無事イタリア半島の南東を獲得した。

 
マルチスペインAAR1話-03.jpg
 

これでInfamyの余裕もないので初期拡大戦略に一息つく。歩兵維持費を激減させて金を貯め込む。っていうか、ここまで税金100%関税100%でぶっ飛ばしてきたので。

 

そんなことしてるうちにスウェーデンからモロッコを取っていいか聞かれたのでOK。オランダがエジプト(勢力圏に入れていた)のスエズが欲しいと言うのも快諾しておいた。……わざわざ許可を取るのはとマルチプレイだとあまり譲るべきじゃない土地ってことか。ここらへんは。よくわかんないから、まあいいや。プレイヤーの闘争心は下げるに限るぜ。スペインは平和的な国なんですよ。

 

1846年くらい~ 次は何処だ? 次こそはソコトだ!

 

初期軍隊(25師団いた)を酷使した大拡張作戦は終わったので、軍の維持費を最低にしつつ、陸軍を最大まで作りまくり。エチオピアからゲットした土地から兵がけっこう湧いてくれてる。が、この土地、海沿いのソマリアが空白地(殖民できるのはまだまだ先)だから一度外に輸送船を止めて運ぶ必要があまりに面倒。沿岸にスタックすると兵士も消耗しまくるし。かといって、エジプトと戦争する気はないので(っていうかうちの勢力圏だし)、ここに師団を置きっぱなしにするのも無駄過ぎる。

 

有効活用する方法を考えると……そうだ。船のいらない同じエジプトのソコトを攻めよう! ……めっちゃくちゃ遠いけど。しかも、Medicineすら開発してない我が国は迂闊に大群で砂漠を渡ろうとすると消耗してしまう…。

 

そこで思いついてしまった。どうせ時間はあるんだし、全30師団くらいいるけど、1師団(3000人ずつ)バラバラに歩かせればいいじゃん!

 

ってことで、本当に面倒だけど、一つずつ、2部隊が重ならないように、エチオピア人部隊を順番にソコト近辺に旅立たせていった。徒歩でアフリカ横断もアフリカ人ならアタリマエ!

 
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そんなこんなでソコト周辺に移動が終わって宣戦。ミスったら取り返しのつかないマルチの恐ろしさを実感しつつ、ソコト(13師団)の全土を占領していく。そして、師団殲滅が終わり全土を占領を待っている最中に長時間の休憩が入ることになった。

 
 

ところで、SSにちょこっと出てるけど、列強は一時的に9位に落ちることはあったけど工業点パワーでSS残ってる最後の時点で5位。自分より上にいるのはイギリス、フランス、ロシア、プロイセン、オーストリアだけ(USAは6位)なのでスペインとしては上出来過ぎるだろう……。

 

そんなところで、他国の様子をSSで。

 
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オランダはベルギー併合。プロイセンの介入があったのによくやった。みんなでおめでとうコール。
スウェーデンも初手にデンマークを持って、影響圏に入れようとしてる。が、人口が足りずそもそも列強に入れていないようだ。威信の増える文化技術研究でがんばってくれ!

 

それから、アジアの様子。

 
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オランダが……パンジャブを取ってるだと!?
あそこはシンドを取らないと侵攻できない上にお嬢も狙ってる土地だが、(特に首都の)人口の密集具合は中国並みという非常にオイシイ土地。そこを上手く持って行くとは……オランダ、なかなかデキルな。

 
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日本は既定路線の朝鮮併合。あとは文明化が先か、中国戦が先か……。自分の勢力下に入れようかとも思ったけど、ロシアの手が早いのでやめた。

 

そんなこんなで、続きのこの日の後半は第2話にて。

 

はじめてのマルチはスペインで


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