はじめてのマルチはスペインで

 

1905年~ またまたスカンジナビアに助太刀スペイン

 

しばらくの間、平和な時が続く。ボイスチャットではオランダのMemoireさんから海軍軍縮、保有艦数制限制限の提案が何度も出ているが、ドレッドノート保有数でトップを争う日本とスペインは流石にそんな狙いミエミエの誘いに乗るつもりはない。経済力で上回る以上、海軍維持費の持久戦に持ち込めれば負けないという算段だ。かくして、戦火を交えることもないままに軍拡競争が繰り広げられていく。

 
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そんなある日、またスカンジナビアがロシア戦をやるらしいので、スペインも付き合うことに。そろそろ日蘭の動きが怪しいし、欧州で動いてる間に中国本土で襲われそうな気もするのだが、やっぱり何もしないのも暇なので、ロシアに兵を運び動かす。

 
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ちなみに、同盟参戦なので、こちらからの要求は何もなし。本当のボランティアの戦いなのだ。

 

この参戦の目的は……ほんとど遊びと言えばそうなのだが、戦時下の財政状況も明らかになる。開戦後は軍の維持費が跳ね上がることになるので1日あたり10k以上の赤字が……。もっとも、スペインは税率はあまり修羅の国にはしてないので、より軍拡競争が本格化してきた後には100%を貫き通すことになるだろう。

 
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そんでもって、1908年に無事和平。スペインが得たものは何もなし。しかし、AIのブラジル軍がロシアで奮闘してるのを見て和んだ。ブラジル兵寒さで死ぬだろJK……。

 
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1908年~ 冷戦は続くよどこまでも

 

海軍建造競争は激しさを増していく。スペインは言うまでも全ステートでドレッドノートを全力で建造中。この時点の保有艦隊761隻のうち、約400隻がドレッドノートになっることで、スペイン艦隊は軍事力をグングンと伸ばしていく。もっとも、日本を相手にするアジア戦線、オランダを相手にする欧州戦線の両方を意識する必要がある以上、他国の2倍程度は欲しい。無理だけど。

 
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それから、当初は不可能かと思っていた中国ステートにスペイン人が10%近い割合で増えていることに気付く。そこで、官僚のNFを当ててスペイン領中国のステート化も目指してみることにした。

 
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この時点でランクも1位に到達。ちょっと前まで日本とデッドヒートを繰り広げていたのだけど(日本が1位だったこともあった)、グングン差は開いていく。軍事点の伸びの差により、どんどん差は開いていく……。

 
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この軍事点の伸びの源となっているのは、大量建造を続けているドレッドノートだ。しかし、VCを聞くと列強8位のスカンジナビアでさえ、材料のFuelが購入できなくなっているらしい。我がスペインは他の列強を蹴落とすため、主要材料のすべてを2kまで買い込む設定にしてある。買い切れないのは仕方ないが、余らせても2位のJAPANに使われるだけなので。ついでに、自国で生産してない樽も購入。そもそも需要のないものなので、生産してる他国が黒字になりすぐにバレる(笑

 
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他にも世界市場の値段はシングルとはやや異なる。燃料は自動車で消費する分すらロクに出回らないし、プレイヤー国が異常な軍拡を続けるため小火器はボロ儲けだし……。ただでさえバランスの悪い1.3の市場が悪化している。

 

1910年~ フランスは侮れない

 

そんな最中、オランダのMemoireさんからフランスを攻めませんかというお誘いが。どうやらCBが来たらしい。実はスペインもちょっと前にPlace in the SunのCBをもらっていたのだが、「めんどくせぇ」だけの理由により使わずにいた。しかし、相変わらず暇なクリックゲーなので、オランダの誘いに乗ってスペインもフランスに宣戦布告することに。

 

しかし、この戦争は誤算の連続だった。陸戦はオランダと挟み撃ちをすればいいとしても海軍は自慢のドレッドノート艦隊が連敗。フランスもドレッドノートを揃えている上に、向こうは海軍技術もちゃんと研究している。ここに来て識字率の差が現れてきたのか……? オランダもフランス艦隊に歯が立たず撤退してるし。

 
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誤算だったのが、アフリカ戦線があることをすっかり忘れていたこと。しかも、マダガスカル戦線までありやがる! 1.3のフランスはアフリカに広大な植民地を築く上に、そのほとんどをステート化するのでフランス本土は実は重要度の半分程度しかない。しかも、アフリカにはオランダ領はないのに、スペイン領はたくさんあるときたもんだ。お陰で、スペインは開戦当初、連戦連敗を重ねることに……。

 
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更にフランスは毒ガス攻撃と毒ガス防御持ち、スペインは毒ガス攻撃はあるけど防御がない。あちこちで同時に戦闘が発生するので管理しきれないし、将軍も見つからない。こりゃ思ったより大変だ……。日本は攻めるとか煽ってるし(しかもオランダ!が)

 

しかし、そうは言ってもスペインは腐っても列強1位。フランス本土はオランダの占領が終わり順番待ちで占領を開始。さらにアフリカもちりぢりに配置されていた部隊を集め、将軍を派遣し、包囲・殲滅再度占領を行い追い詰め、広大なフランス領アフリカを占領していく。

 
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そして、あらかたフランス軍が片付いた頃になって、いい事に気付いた。フランス領を自由に通過できれば、アフリカからスペイン本国まで歩いて陸軍を輸送できるのか……これは使えるぞ。

 

1914年~ 世界大戦に向けて

 

いずれプレイヤー三国との大戦に向けて、スペインはどのような防衛プランを考えているのか。スペインは単独行動主義なので、謀略による防衛は考えていない。ちなみに、このプランは1900年ごろから変わっていない。

 

まず、海戦について。

 

世界最大のドレッドノートの保有数を誇るスペイン艦隊だが、実は海戦をするつもりは全くない。そもそも日本・オランダ・スカンジナビアの艦隊に勝てる筈もないし、負けた側は徹底的に数を減らされるのだから、軍事点を考えればそもそも勝負しないのが一番賢い。JAPANはオランダに載せられているが、双方に被害が出て一番得するのは3位のオランダだ。

 

それに、筆者LUXはそもそも海軍不要論者だ。海上封鎖なんてされても、気にしなければ関係ない(←うそ。あんまりに封鎖され過ぎると厭戦感情が上がる)。正直言って、短期間にどうこうなるというものではないので、無視してしまって構わない。

 

アジア戦線についても、中国はあまーい見積もりではあるが、戦場の幅ある以上、防衛戦に徹してれば5年以上突破されないんじゃないかな? 既に要塞化は進めているし、ハッキリ言って争うのは無駄。というか、実は中国の1、2ステートくらい取られたところで負けないと思ってるので。

 
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陸作戦については、JAPANは島国だし、イザという時に総動員をしかけられたら占領できる訳がないので、そもそもやるだけ無駄。JAPANは煽るだけ煽って放置しておけばいい。スコアでは負けないんだし。

 

では、どこで戦うのか?

 

今回のプレイの最大の強敵はJAPANではなくオランダのMemoireさんだと思っているので、世界大戦になったらすぐに総動員してオランダ本土を制圧。ベルギーの独立を要求し、工業力に打撃を与える。占領によっても工業力は落とせるし。だからこそ、アフリカ部隊の輸送が重要で、しかもフランスとの戦争状態を解除しなければオランダのすぐ隣にまで軍を配備できる(実はかなり前からフランスの通行許可を取ろうとして失敗していたのだ)。

 

我ながらアバウトなプランな上に、よくよく考えてみると大切な何かを忘れているのだが、この時はそんなことを考えていた。

 

そこで……。

 
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多国間連合なぞ、夢物語に過ぎないのだよ!!!

 

さてさて、連休最後のこの日ですが、ここでお開きとなりましたとさ。

 

1913年~ 終わりは、突然に

 

一週間が過ぎた週末に続きから再開。

 

今さらですが、プレイ環境についてのお話。マルチをプレイにしていると、1年に一回とかそれくらいのペースで通信のエラーが出てしまい、その度にセーブをして、やり直しをしている(切れてもそこでセーブができるので、データは失われない)。

 

なのだが、この頃になってセーブデータも欠損するという謎の減少が……。オートセーブがあるのでちょっと前に戻れるのだけど、占領とか要塞拡張とかクリックゲーになるのが面倒……。

 
 

そんなものを乗り越えながら、5年後の開戦予定に向けて、軍の配備をしていたのだが……。

 
nolink
 

セーブ失敗連発、エラーも多発……。JAPANのTakasiさんの戦意喪失もあり、ここでプレイ続行を断念することになりました。世界大戦もしてないのに……。

 

スペインは暫定一位なのだけど、これは流石に消化不良。

 

そこで、1899年に戻り、1905年終了で記念に世界大戦しようぜ!ってことにしました。詳しいAARは筆者LUX視点は省かせてもらいます。とりあえず、遊びでちょっとやったSSがあるのでぺたり。

 
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プレイ後につもる話もあるのですが、第二回マルチも始まっちゃうのでこのへんで。

はじめてのマルチはスペインで


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