セーブデータをロードした1日後にはフランス戦。なのだが、SS自動撮影ソフトを動かし忘れたのでSSがありません。すんません。
開戦直前にVCの話で、オランダを担当するMemoireさんに相談。自分はInfamyの上昇を他で使いたくなったので今回は同盟参戦に変更してもらう(参戦の義理は果たすよ!)。もし大勝ちしそうなら、フランス同盟+勢力圏なので恐らく参戦してくる教皇領でも後で要求しよう
気を取り直して対仏戦開戦。国境付近にフランス軍はいないのだが、遠くから湧いてくるわくるわ……。30師団以上クラスのユニットが3つも4つも……ってギャー。こっちは総勢80師団くらいしか揃わなかったのに無理……。慌てて国境付近の山岳+要塞地帯で防衛戦を始めようとするも、それすら敗走してしまう。よく見ると、なんと同数ですら負けてる。陸軍技術研究はこちらも主要技術は最新世代なのだが、すべての研究はしていない。自国領内の戦争なので補充はすぐできるから持久戦はできるが……。VCからもランダのMemorieさんも大群に押されているとの声が。1年足らずでオランダが白紙和平を宣言して対仏戦が終了した。列強1位恐るべし。さすがフランス腐っても列強1位。質も数もヤバイ。
フランスとの戦争も落ち着き始めたところで、SSも復活。さて、VCでスカンジナビアのVICさんから耳よりの情報が。「フォラームによると、工業点の計算は工場で生産される商品の値段で計算されているらしい(黒字赤字は問わない)」とのこと。マルチなんだし、みんなでやってみよう! 我が国は単価の高い高級服、高級家具、汽船の工場が大量に(しかも無駄に増築されて)あるので、それ以外の工場は全部閉鎖して工員・事務員を大移動させてみる。
キターーーー! なんと工業点が約500から約1000と2倍にアップ。なんじゃこりゃーーー! しかも、高級服と高級家具はそのそもの市場の需要が異常に高いので、いくら作ってもすべて黒字になる。すんげぇ。
しかし、プレイヤー国家であるスペイン、スカンジナビア、オランダ、日本すべてが一気に生産品目を変えたため、市場への悪影響も出始めた。高級品の需要はまだまだ余裕があるが、ワイン、蒸留酒といった酒類が全く買えない……。「おいおい誰か作れよ、自分は作らないけど」な状態。AI国家は今まで通りなので列強上位には行き渡るだろうが、スペインも含めたプレイヤー各国は騎兵、砲兵、近衛兵など酒類を使うユニットが全く作れなくなる。さらには、高級品の材料となる家具や衣類も市場から枯渇し始める。対策として重要資源は2000まで買い込む設定にすることで、列強下位は更に買えなくなる……。こ れ は ひ ど い 。
ま、こういった大混乱もマルチだとワイワイできて面白いんだけどw
この混乱によりスペインは5位へ。オランダは6位、JAPANは8位にアップ、スカンジナビアは9位へ。教えてくれた当事者が列強入りできないなんて……スマン。
そんな混乱の最中、スペインは次なる戦略へと動きを始める。オストプロイセンの飛び地、スペイン本国、両シチリア、アフリカの各地とフィリピンの間で輸送船を往復させて……ええい足りないと輸送船を50隻くらい増産して……フィリピンへと送る。ちなみに、対仏戦時点でのユニット数は150程度だが、作成可能限界の260近くまで連続生産済み。順調に殖民を続けているアフリカが想像以上に兵力を生んでくれている。本当は騎兵や砲兵ももっと作る筈だったんだけど酒類が買えない(汗
ちなみに、日本とスカンジナビアはロシアとの戦争を始めているみたいだ。二人ともロシアにコアステートを持ってるからCBはいつもあるし、利害関係は一致してそうだね。
実に2年近くをかけて、総勢180師団くらいの兵力をフィリピンに結集させる。というか、結集させ過ぎて島にいるだけで消耗し始めていてヤバイ。さらに、輸送船に乗り込ませ初めても輸送船が見つからず一人で大混乱……。ちなみに、中国は約650師団と3倍以上を相手する予定だ。
さて、欧州国家で対中戦を始めるのは今回が初めてだが、オランダ、スカンジナビア、日本に対しても公言していて、一緒に攻める同志を探しておいた。各国とも怖いのは英国の介入だが、幸いにもスペインと英国は同盟関係にある。しかも、なんと中国と英国との同盟関係が切れてると来たもんだ(勢力圏はそのまま)。
じゃあどうすればいいのか? まず、スペインが同盟に支援要請を出して中国に参戦、英国が乗ってくれば英国vs中国の構図が出来上がる。この状態で他国が宣戦しても、英国が中国側について参戦することはない(そりゃそうだ、英国は中国と戦争中なのだから)。つまり、スペインが英国を呼ぶことで他の国々の安全を確保することを買って出たというワケ。あと、英国に単独で宣戦されるリスクも引き受ける。
ちなみに、スペインのInfamyは遂に0になったので、戦勝点の許す限り中国の土地は計算上は最大6個まで取れる。最初に宣戦してリスクを取る自分は人口最密集地帯のWenzhouから上陸を始め、中国中部を一気に食い破る。同時参戦を表明したオランダはアンナンから陸続きで侵攻できる状態なので、南から土地を取っていくことを考慮の上だ。スカンジナビアには北京の南東に当たるDamingを取ってもらう(ここは人口もそれなりに多く、貴金属の出るChaozouがあるので結構オイシイ)。Japanは和平が残ってるから待ってと言っていたけど、先に食い荒らしていたせいなので気にしない。日本はスペインに対しても好戦的だし。
そして、1979年12月、スペインは中国に宣戦布告。最初に要求するステートはWenzhou。英国にも参戦を打診すると……来た!! VCで全員に朗報を伝えると、すぐにオランダも中国に宣戦。陸路で侵攻できるオランダに先を越されたが、スペインも着々と占領地を広げていく。スカンジナビアも部隊が到着し、北部から北京周辺を占領していく。そんな最中、プロイセン(気付いた人もいるかもしれないけど列強落ちしてる)への影響力がMAXになったので、影響圏に入れようとすると……抵抗イベント発生。プロイセンと戦争へ。
それが原因か、スペインが戦い、10プロヴィンス程度占領が完了したしたところで悲劇が……。なんと、戦争の盟主・イギリスが中国と勝手に和平。Wenzhouはもらえてないのに……? おいおいふざけんなよ。
しかし、危機を覚えたのはスペインより、同時に宣戦した他国のほうだ(ちなみに同盟参戦ではない)。中国と英国が戦争状態ではなくなった以上、イギリスは自国の勢力圏である中国保護のために戦争に介入してくる可能性があるのだから。
さて、突然休戦を申しつけられて、狙った領土も得られず、Infamyもしっかり上がっているスペインは納得がいく筈もない。陸軍をすべて輸送船へと引き上げさせると、和平を無視して1880年10月、再び中国に宣戦。今度は単独で。先ほどと同じくWenzhouを要求しておく。
危惧していたイギリスの介入もなく、スペインの第二次対中戦争は無事に進む。中国は予想以上に弱く、割譲させる予定の土地の占領も順調に進んでいく。すると、戦争中とは思わないほどVCは和やかなに進むなかで、スペインとオランダの間で中国の割譲地のやり取りが進められる。
こんな感じ。
スペイン「うちはWendzhou、Zhanzou、Ganzhou、Suzhouをもらおうと思うんだけど」
オランダ「そんな人口の多い土地ばっかり……」
スペイン「この4つを取れば以降は西には進まず、オランダの侵出を妨げないことを約束する。Chazhouも渡す。スペインは今後、北へと勢力を拡大する」
オランダ「了解した」
ちなみに、この4つを取ってInfamyは約20。MemoireさんにInfamyは25さえ超えなければ0と一緒とマルチ中に教えてもらったが、若干の余裕は持たせておいた。
こうしたやり取りを経て、最初の中国侵攻におけるスペイン、オランダの権益圏が確定した。オランダは早期に和平している。今までの累積Infamyもあるから、そんなに一度も取れない。だからこそ、スペインとの交渉で早期に未来の獲得地を確定できたことを喜んでいるだろう(スペインはもっと早くいい土地を取れるのだから!) 遅れてJAPANも参戦してきたが、彼らは朝鮮から陸続きだから北回りに不味い土地を取って貰おう。
各国が中国戦を優位に進めるなか、大変にな目に遭ったのはスカンジナビアだった。なんと、イギリスは最も軍事力の弱いスカンジナビアを狙い撃ちにして対中戦に介入したのだ! ちょっと気の毒過ぎる……。人口不足に悩むスカンジナビアとしてDamingの人口約5Mは、喉から手が出るほどに欲しい筈。なんとか1ステートだけでも獲得して和平をしてくれればいいのだが……インドから英国軍も到着し、どうやらそうも行かなくなり始めたらしい。中国本土は、征服者たちが互いの利権のために争いを始め、地獄絵図の様相を呈してきた。
そんなスカンジナビア絶体絶命の危機に助け船を出したのがオランダだった。VCからSOSを受けたオランダはイギリスvsスカンジナビアの戦争にスカンジナビア側で参戦。スペインはイギリスと同盟中のためイギリスから参戦を求められたが、形式宣戦のみで交戦はしないとVCでオランダと秘密条約を締結する。
スペインとイギリスの友好関係は、ここでもプラスに働いた。なかなか折れないイギリスに対して、オランダはイギリス本土への上陸作戦を計画。本土兵力は同盟相手の兵備は筒抜けなので、すべて教えてしまう。本土には兵力はおらず、海軍もいない。
オランダの反応は早かった。オランダは無人の英本土に大挙して上陸するとロンドンを始めとする各地の占領を進める。イギリスは総動員して対抗しようとするが、その部隊も次々と倒されていく。まさか、あの最強のお嬢様がこんな簡単に打ち破られるとは……。
オランダの戦果によってスカンジナビアも中国からの領土を獲得して講和に成功。すべての第一次、欧州国家の対中分割戦争が終結することになった。あ、日本もいつか忘れたが中国を撃破して領土を獲得していた。敵兵がいないので、ほとんど占領するだけだしね。
中国戦終結後の中国の地図。気の毒なほどに取られ放題な中国。われ。
中国戦終了後のスペインの国情。人口は40M(労働者人口4000万人)にまで激増した。既に各国に領土を割譲した中国に人口で上回っている。
これからは、アジアの時代だ。