各国戦略の手引き
オーストリア(Austria)

概要

神聖ローマ帝国を解体されたことによって、苦境に陥ったハプスブルク家。1804年、オーストリア大公国等の家領を以てオーストリア帝国の皇帝を名乗ります。しかし、近代オーストリアは多民族を抱えながら苦難の歴史を歩み、イタリア統一戦争、普墺戦争、そしてオーストリア=ハンガリー帝国の成立によって、ドイツ人及びハンガリー人を中心とした二重国家へと進んでいきます。
所有植民地は中国天津租界地のみでしたが、欧米七列強の一国として1918年の帝国崩壊まで君臨し続けました。

国情

労働人口は8.84M、識字率は16.1%、リサーチポイントは7.47、兵力は33/41、予備役は13、海軍兵力は3/34、技術は5/5/5/5/5となっています。
労働人口は多めですが、初期兵力は低くなっています。技術は一応、一通りは揃っています。列強にしては識字率が低めですがロシアよりは高く、教育費MAXを維持すれば何とかなるレベルです。また、最初から南ドイツ諸邦や北イタリア諸邦等を勢力圏に治めています。

開始時には工業点がゼロであり、資本家や工場労働者がほとんど居ませんが、工業化の開始は早い時期に始まるでしょう。最初は政党をNeo Absolutistsに変更して、国家が率先して工場を建設しましょう。

初期戦略

開始時において、列強のうちフランスとプロイセンは友好的ですので、どちらかとは必ず同盟しましょう。その後の動きによってはロシアとの同盟も試みるべきかもしれません。また、サルデーニャも最初は友好的です。

最初の仮想敵はオスマン帝国です。特にオスマン帝国領ボスニアは、後にオーストリア=ハンガリー領となる領土で、オーストリア側に突き出すような形になっていますので、ここを早めに奪取するとバルカン半島への介入がしやすくなります。

また、両シチリアは強国の傘下に入っていない状態ですので、この領土を獲得することにより、低リスクで識字率の高い人民を得ることができます。

並行して海軍も多少増強し、将来のアフリカ植民のためにもオマーン領のアフリカ等、非文明国に対する租界要求(Demand Concession)も試みましょう。

また、あくまでもプロイセン王国と雌雄を決したいという方は、フランスやロシアと同盟を同盟を結び、挟撃しましょう。南ドイツ連邦の成立、大ドイツの実現は簡単ではありませんが、不可能ではありません。


トップ   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS