ゲーム開始時のスイスの国土は、現在の国境とほぼ一致しています。1815年のナポレオンの没落から現在に至るまで、スイスは、国際的な同盟関係の中で平和を保ち、中立を保っていました。
もしもこの国が攻撃的で拡張主義的であったのなら、歴史はどう変わるのか……それを決めるのは指導者であるあなたです。
労働人口は50万人。全員主流文化のスイス人です。ステートは2つ。人口が少なく、移民率が低いため、工業力のスコアを上げるには課題があります。
自前の石炭と鉄が用意できますが、余りにもささやかすぎます。国外に目を向けましょう。
初期軍事力は歩兵8個連隊、召集可能連隊数3。
当然、船などありません。
初期技術は5/5/5/5/4。スイスの強みは、高い識字率(70%)と商業研究と工業研究にあります。
陸軍研究-5%、海軍研究-10%の研究補正が掛かっていますが、外洋港を持たないスイスにおいて海軍は重要ではありませんし、山間部に位置するこの国では、陸軍の進歩が遅くても、防御態勢を整えることができます。
最初は、ヌーシャテルをプロイセンから守るために、ディシジョン「ヌーシャテル共和国」の実行に必要なロマン主義をおススメします。
フランスやオーストリア、さらにはプロイセンでもある程度はスイスに対して影響力を持っており、スイスはそのいずれかの勢力圏で終わる可能性が高いです。初手で同盟できるわけではありませんが、いずれも強力な同盟国候補と言えるでしょう。
サルデーニャ=ピエモンテが、おそらくゲーム序盤のライバルになるでしょう。
彼らを併合することで初めて、海に出て北アフリカ諸国やその他の地域へ進出することが可能になります。
もしくはフランスと手を組んで、オーストリアをロンバルディア及びヴェネツィアから叩き出す、というのもありかもしれません。