ご要請に応じ、馳せ参じました。これから100年間この国の指揮を執らせていただきます。
うむ。かつては世界に覇を唱えた我がスペインも、今や枢要な領土は失われ、余の即位を認めぬ勢力の反乱まで起こる始末。なんとか『太陽の沈まぬ国』を復活させてほしいのじゃ。
お任せあれ。まずは軍にカルリスタの鎮圧を命じつつ、施政方針を決定していきましょう。
外交はこのように。まずは国境を接するイギリス・フランス、次いで新大陸の植民地を脅かす可能性があるアメリカとの関係を構築していきます。
また、将来的な征服対象から他国の影響力を排除しつつ、ポルトガルや南米の旧植民地諸国を勢力圏に収めていこうと思います。
イスパノアメリカの再征服はせぬのか?
彼らは曲がりなりにも文明国と認められており、征服していくには必要な悪評が大きすぎます。
また、今となっては旨味もさほどありませんので、より大きな利益を生み出せる地域を目指していきましょう。
わかった。
当面海で戦闘する予定はないので、海外艦隊は輸送艦だけ残して解体。本国艦隊も削減します。
技術については・・・ミカ、出番!
はーい!よろしくね、女王サマ!
うむ。
初期技術はヨーロッパの一般水準だね!ここからついてくのが大変だけど。まずは「イデオロギー思想」を研究するよ!
NF増加はもちろん、発明での多様性アップも大事だから、他に急ぐものがなければまずはこれだね!
まあ、妥当なところでしょう。次は内政を・・・トキ!
よろしくお願いしますね。
財政は限界まで税率を高めれば十分に回るわね。カルリスタの鎮圧が終わったら、↑のように陸軍維持費を削って行政費に回すわ。
NFはしばらく聖職者に全振りね。目標はイベリアの全ステートで聖職者割合が4%に達することよ。
研究点的には、聖職者の割合は2%で十分ではないのか?
現在スペインは識字率が13%しかないので、これは急ぎ改善しなければなりませんわ。
その効果を考える上では、4%がベストというのが定説ですのよ。
なるほど。
アフリカ沿岸のフェルナンド・ポーに軍港を建設。そして国家資本主義の政党を与党にして工場建設も開始するわ。
とりあえず、原料を自給できる産業を建設していくわね。でも・・・
これは・・・大丈夫なのかしら?
政治改革はそれなりに進んでいるから、与党として世論へ行使できる影響力もたかが知れているはずよ。
とりあえず次の選挙までは働いてもらいましょう。
これで一通りの設定は終わり。最後に・・・
マダガスカルに租界割譲でCB作成を開始します。
そこそこの人口がありますし、アジア領土との交通のためには、この辺に中継点となる港が必要ですから。
ご苦労。頼りにしておるぞ。
本番はここからです。それではスタートしましょう。
6月に将軍が登用可能になったから、現在一人もいない海軍提督を登用しておいたわ。
早速、マダガスカルへ向かっている艦隊をフェルナンド・ポーに寄港させて配属しましょう。
指揮官が不在だと、戦闘力はともかく移動力まで下がるのか・・・。
そうですね。よほどでない限り、どんな指揮官でもいないよりはマシです。
9月にはマダガスカル沿岸に到着したので宣戦布告。輸送艦で海上封鎖しつつ、カルリスタ鎮圧で定員切れした軍で占領していきます。
ご覧のような形で海上封鎖をすれば、1プロヴィンス占領しただけでマダガスカルは折れます。
早速軍港の建設を開始するわ。
これが完成すれば、やっと本国からフィリピンまで損耗することなく移動できるようになる。
とりあえず骨格の修復はできた、といったところです。
その後しばらくして、本国対岸のアル・リーフの本国ステート化が可能になったわ。
これによって威信が10くらいもらえるから、列強の座を安定化させるためには重要ね。
このために、この国では多少無理をしてでも早いうちから行政費100%にしておきたいところです。
その翌月、「イデオロギー思想」の研究が完了したよ~!
次は「初期の鉄道」を研究するね!
それには賛成だけれど、報告中くらい酒を持ち歩くのはやめなさい。
初仕事が終わったところなんだからいいじゃん!仕事はちゃんとやってますよ~だ!
しかし外国品は高いねぇ。ワインやビールの工場には早く完成してもらわないと!
別にミカのために作っているのではないのだけれど・・・
1836年からやっていたベネルクス戦争から、オランダが脱落したか。これだけ厭戦感情が高まっては・・・だけど、あと一歩でベルギー併合はできたろうに。
結局、この直後にロシアがブリティッシュコロンビアを獲得して終結。妙な結果になったこと・・・。
続いてシンドを保護国化し、パンジャブへの道を切り開きます。
マダガスカルの軍港の完成がまだですが、悪評を0にしている暇はありません。
指揮官はバルドメロ・ヘレーラ将軍ね。この人はいいわよ~。
攻撃+5はまさしく神。これから存分に暴れてもらうとしましょう。
特に問題なく、半年ほどで併合。
40年選挙は保守の穏健党が勝利したわ。
セメント・鉄鋼・ガラス・ワイン・蒸留酒と、現在原料を自給できそうな工場は一通り建設したから、とりあえずこのままでいいわね。次は鉄道よ。
悪評が確実に25を上回らないようになるまで1年ほど待って、パンジャブへ征服でCB作成を開始。
そして宣戦。直前にパンジャブからイギリスの大使を追放したので、介入はないと見ていいでしょう。
ヘレーラ将軍は実に頼りになるのう。
最初は定石通り国境で待ち伏せしていたのですが、なかなか思うように突っ込んできてくれないのでこちらから突撃しました。
攻撃+5あってこその強引な手ですが、まあいいでしょう。
む、ペルシャ軍か?
パンジャブはたいていペルシャと同盟を結んでおり、これがまた面倒です。
テストプレーの時は、良いタイミングでロシアがペルシャ(と同盟しているコーカンド)を殴ってくれたので楽だったのですが。
テストプレー・・・?
お気になさらず。まあ面倒なだけで脅威ではありません。ご心配なく。
パンジャブ戦の途中だけど、カルリスタが蜂起したわ。
これがあるからスペインは本土がら空きにはできないのよね・・・。マドリードの部隊に鎮圧させなさい。
まあ、こちらは後は時間の問題・・・
まる2年以上かかりましたが、なんとかパンジャブを併合しました。
トキ、さっそく徴兵を。
もちろんよ。やっぱりパンジャブがあると軍拡が捗っていいわね~。
準備が整ったので、ディシジョン「メンディサバル法」を発動するわ。
資金25000、威信10はかなり大きな効果ね。
しかし、保守派はかなり不満を感じているようじゃ。また反乱が起らぬか不安だのう・・・。
ええ、実際何もしなければカルリスタや各地の分離主義者が蜂起しまくって大変なことになりますわ。
ですから、この保守派の急進化に乗じて改革を実行できるタイミングを待っていたのです!
スペインの政治改革は全体的には割と進んでいるので、まずは奴隷制を廃止してしまいますわ。
奴隷制廃止はスペインがかつての過酷な植民地支配から決別し、新たな形の帝国へ歩み出すという良いメッセージになるでしょう。
マドリードは日に日に賑わいを増しておる。感謝するぞ。
今まではほんの序の口です。ますますの繁栄を楽しみにお待ちください。
必要なパンジャブ人部隊の編成が完了したので、清へCB作成を開始します。
「眠れる獅子」との戦いか。大丈夫なのだろうね?
ご心配なく。必勝のプランがあります。非常に限定された戦場での戦いに終始させることができるでしょう。
注文のあった「医薬品」と「職業軍人精神」の研究は終わってるよ!
それでは参りましょう。目標は「南直隷」ステートの割譲です。
兵員の補充を待って輸送船団に戻り退避、海南島に敵軍が入ってくるタイミングを見計らって再び封鎖、殲滅。
ひたすらこれを繰り返します。
やらしープレチだなあ・・・。
残念ながら我々はAARだからってプレチを躊躇うほどエンターテイナーではありません。常に国家のための最善と信じる策を執ります。
2個軍団くらいならなんとか相手取れますね。
世界に目を向けると・・・ボリビアがひどい目にあっていますね。
これ、隣国全てと戦争状態になってるんじゃないかしら・・・。
南米はとにかく戦火が絶えない地域だけど、ここまでの光景はなかなか見られないね。
戦い続けて1年半、ようやく清が折れたようです。
いや~まさか設定値の3倍の勝利点が必要とはねぇ。
まあ、誰だってこんな卑劣な戦法の前に膝を屈したくはないでしょう。何はともあれ勝利は勝利です。
中国と言えば人口が多くRGOも貴重なものが多い蘇州・江蘇あたりが特に美味しいイメージですが、財政的には断然この南直隷です。
ご覧ください、この巨大な貴金属RGOを。まさしく、かつてスペインにはかり知れぬ富をもたらしたポトシ鉱山の再来と言えるでしょう。
おお、1プロヴィンスで4桁の収益をあげるとは・・・。なんと素晴らしい!
いずれ5桁にも達しますわ。ひとまず、これで関税100%固定からも脱却できますわね。
これで一息ついたと言っていいでしょう。これからも帝国の建設へ邁進していきますので、よろしくお願いします。
ここまでの研究は「イデオロギー思想→初期の鉄道→観念論→医薬品→職業軍人精神→国家と政府→実証主義」と進めたよ!
NF増加(→聖職者増加)と教育効率アップによる識字率の向上が、当面の最優先事項ね。
現在は「戦艦縦陣ドクトリン」を研究中だよ!
この作戦を立案した面々を査問会にかけなさい。
スペインAAR 太陽の沈まぬ国を再び Next:>Coming soon...