1836年1月1日、モザンビーク。
物語はここから始まる…。
シロツグ「…将軍、それにしても、何から始めます?」
将軍「まず、わがポルトガルの国力について整理するのだ。どうなっている?」
シロツグ「えーと…こんな感じですかね」
将軍「うむむ…植民地軍が建軍されてから久しいが、いままでの状況は筆舌に尽くしがたい。半期分の経常予算まで削られるありさまだ」
シロツグ「まぁ本国がこんな予算状況ですからね…ところで、開始早々のお約束、海軍の解散をしますか? 予算も結構使ってるみたいですし…」
将軍「いや、待て。赤字になるかもしれんが、当分の間は存続させる」
シロツグ「そりゃまたどうして?」
将軍「モザンビークの周辺には開始時点で植民可能なステートがいくつかある」
シロツグ「へえ、知らなかった」
将軍「モザンビーク対岸の島コモロなども植民可能だが、おそらくはフランスが持っていくだろう。われわれは西側…つまり、アフリカ奥地に向かって植民事業を始める」
シロツグ「それと海軍と、どういう関係があるんです?」
将軍「植民できるのはSecondaryPower以上の国だけだ。単に文明化しているだけでは植民はできん。わがポルトガルの順位は14位で、いつ17位以下になるかわからん。そうなれば植民事業は終わりだ」
シロツグ「元の木阿弥というわけですか」
将軍「だから、総合点を押し上げるものはなんでもありがたい。金のかかる海軍でもな。植民が終わる10月ぐらいまで16位以上であればそれでいいわけだ」
シロツグ「…なーるほどね」
将軍「…お前、本当にわかっているか?」
シロツグ「とりあえず植民事業を開始しました。いまのColonialPowerだと2ステートまでですね」
将軍「よし、次の一手だ」
シロツグ「はいはーい、JustifyWarですねー…。えーっ、開始早々ですか?」
将軍「何を驚いている。植民地獲得のためだ」
シロツグ「いや、でも植民地軍はかなり小規模ですよ…」
将軍「大丈夫だ。本国からの増援を要請してある。そもそもオマーンの戦力など、たかが知れている。どだい、ポルトガルの敵ではない。アフリカ東岸をポルトガルに明け渡しさえすればよいのだ」
シロツグ「AddWarGoalするんですか?」
将軍「いや、現状でそこまで頑張る必要はない。そもそも国民のJingoismはこの時点で低いからあまり期待もできん」
シロツグ「はぁ…」
将軍「本国にある輸送艦は3隻だけだ。ということは増援は3旅団か…オマーン相手には十分だ」
シロツグ「オマーンに対して、Demand ConcessionでCBが作成し終わりました。…でも、本国からの増援はまだですよ?」
将軍「別にかまわん。JustifyWarで作成したCBは1年間有効だ。ゆっくり待っておけ」