第一次世界大戦が終結して以降、世界には平和が訪れた。
道行く人々は銃を片手に「フォーザレボリューショナリー」と口ずさみ、世に言うブルジョア達は大型の鉛を詰めた"祝砲"を公民会館にぶちまけるのであった。
・・・そう、厭戦による革命シーズンの到来だ。
取り分け、フランス国民の皆さんはゲバ棒片手に暴動を起こすのがお好きなようで、母国の地を赤々とした旗で埋め尽くのであった。 何これ酷い。
それはドイツ・ロシア両国も多くの兵士を失った事で国民感情が高ぶったのだろう、主戦場だったイギリス自身に至ってもそれは例外ではなかった。
ドイツに至っては何故か兵士が居なかった為、ロシアが討伐兵を派遣する。
確か前回の戦争終了時に沿岸に結構居たはずだけど、総動員だったのだろうか。
米墺日に関しては、本土が戦場にならなかった事で反乱は起きなかったようで、順調に内政重視にシフトしスコアを伸ばしつつある。
世界が国内安定へと乗り出していたその時、突如としてドイツ破産のポップアップが表示された。
何故今頃と他国が不思議がっていた時、微かにドイツの笑い声が聞こえたような気がした。
ツァー筆記中