さて、閣下。前回の、1870年代からの勢力拡大計画は……よく分からず終わってしましたね。
うむ……。とは言え、バイエルン戦、中国戦では勝利しているし、アフリカの植民地は拡大し、軍事力は116個師団まで拡大しておる。
気付けば我が国は列強のなかでも上位の軍事力になりましたね。閣下とたった二人でベルギーを打ち倒したのがウソのようです。
そろそろ我が国も欧州にも目を向けられる日が訪れたのだ。そこでだ、ヒゲよ。これを見よ。
なんと……つい5年前には同盟関係にあったフランス-プロイセンが戦争を始めていますぞ。アルザス=ロレーヌを巡る争い……ではなく、フランスがラインラントを要求して開戦したようです。
ヒゲよ、あとは分かっておるな。アフリカ、中国に散っている全116個師団を兵力を本国に集めておけ。密かに輸送船だけで56隻も保持してるからな。あと、既に我が軍は練度は世界最高峰になっておる。
ハハッ。ところで、とっても疎かになってる経済政策ですが、国内工場はこんな感じです。バイエルンから獲得したNiederbayernは工場が赤字続きで閉鎖されたままになっています。一応資本家はいるみたいなんですが……飛び地は経営が上手くいかないんですかね。
飛び地を陸続きにするのが今回の目的だ。相手はプロイセンになるかフランスになるかは分からぬが……。いずれにせよ、欧州情勢は注視しておけ。
注視しておりますが……。1889年10月の今現在、フランス-プロイセン戦争はフランス310個師団、プロイセン139個師団といることもあって、かなり大規模にぶつかり合っているようです。戦況はフランスがかなり押しているようです。
地味にベルギーからフランドルが独立しておるな……。ただでさえ1ステートしかなかったのに邪魔な奴等だ。
閣下、フランス軍はラインラントのプロイセン軍を蹴散らしWestfalenの占領もほぼ終えようとしています。プロイセンの本国と飛び地を隔てるドイツ諸侯は対仏戦に参加してないで戦線の拡大はなさそうですが、プロイセンが和平を呑むのは時間の問題でしょう。
うむ。なららば、今こそ好機。フランスと和平を結ぶ前にプロイセンに宣戦布告せよ。厭戦感情が上がっていて、総動員も解除してないうちに攻撃した方が有利に運べるからな。
例によって小国も大量についてきました。あ、そして宣戦してすぐにフランスが和平した模様です。というか、和平する直前のセーブデータに戻って、宣戦布告したような……。
国境沿いに集結していた軍勢を進軍させよ。騎兵隊・竜騎兵・軽騎兵隊連合隊を進軍させよ。Niederbayernの飛び地部隊はドイツの小国どもを制圧しいけ。数が多くて邪魔な奴等だからな。
やってますが……イテテテ。中立国がそこらじゅうにあったりして、とにかくめんどくさいですね。Gotha(Saxe-Coburg-Gotha)にプロイセン兵も押し寄せて予想外の激戦地となっております……。すぐ隣のSaxe-Weimarは我が国の同盟国ですがプロイセンに占領されかかってますし……。
ヒゲよ見よ。騎兵中心に編成している我が軍は機動力に優れておる。敵方主力を捕まえることに成功したら、すぐに包囲網を作り上げるのだ。
少数の戦争は一点集中で突破して追撃でしたけど、動員する兵力が増えてきたら戦いを変えるんですね。
うむ、そしてこうやって包囲網が歓声したら、包囲は最低限。決戦箇所は負けるワケにいかないので、ひたすら周辺の兵力を突撃させてやると……。
こうなるのだ。
プロイセン軍、残り0師団……しかも、この兵力は総動員した兵も入ってです。まさに一網打尽じゃないですか。
さあ、我等が騎兵隊どもよ。プロイセン全土の占領にかかるのだ。
たまに敵が新たに生産した部隊と戦闘になりますが、プロヴィ上に部隊を待機させておけば、生産完了した瞬間に勝利→消滅ですね。ドイツの小国からの和平はどうしてましょう?
プロイセン勢力下の国々は……たかだか1プロヴィンスのために併合してInfamy20も貰っても仕方あるまい。不本意ではあるが、すべて白紙和平に応じておけ。
そろそろ、プロイセンとの和平条件についても考えましょうね。開戦時に要求したのはNordrheinだけでしたが、WarScoreはほぼ100%まで稼げることが見えています。プロイセンは1ステートあたりの必要WarScoreが高めみたいですが、必要WarScoreが少ない所を取っても最大3ステートといったところでしょうか。
あとはInfamyも考えないとならんからな。我が国のInfamyは10.36なので、あと1ステートまでは何とか許容範囲か。待望のNorthGerman人口を得られる時だ。とにかく人口の多いステートを奪っておくとしよう。むむむ。一番多いのはSchleienのようだな。ならば、遠慮なくいただくとしよう。
というワケで、第一次ルクセンブルク-プロイセン-戦争は我がルクセンブルクの快勝に終わりました。
プロイセン、恐るるに足らずといったところだな。プロイセンには常備軍は1師団も残ってないわ。
しかし、閣下、大胆に持っていきましたなー。我がルクセンブルクの領土はこんな感じになりました。赤が新規領土。青が参考までに既存領土です。ところで閣下、Nordrheinはいいとして、Schleienがまたまた飛び地になっていますけど?
うむ、前回は忘れていたが、人口重視で選んでいるからな。これを見よ。Schelesienだけで178万人、Nordrheinには90万人もの北ドイツ人を獲得できておる。お陰で待望のNF点数が4点まで跳ね上がった。ついにやったぞ、ヒゲよ。これで殖民もし放題じゃ。
オランダ属国時代に無駄にNF上がる文化技術の研究を進めてましたもんね。ところで、獲得したSchelesienとNordrheinの工場はこんな具合です。せっかくの人口なのに失業者で溢れてますが……これって戦時中に占領してたせいで工場が潰れてこうなるんですよね。
それから、見よ。我が国は既にプロイセンを抜いて列強6位にまで順位を上げておる。Infamyも許容の上限に近い19.73だから、しばらく大人しくしてないとならんな。
~そして、2ヶ月が過ぎた
あ、ところで閣下。先ほどの工場がガラガラ問題を解決するために、一瞬だけ社会主義者に政権を取らせて工場建設を開始してみました。我が国は工業技術の一番右のラインにも力を入れてきたので、実は1880年技術のElectricityはとっくに開発済み、お陰で電話も電子部品も発明が来ていて、既に工場建設が可能な状態になっていたりします。なので、空いてる土地に電子部品、電話と最先端の工場を揃えてみます。あとはワインとか鉄鋼とか蒸留酒とか利益の上がりそうなものを。
ふむふむ。経済政策はそちに任せておく。ところで、ヒゲよ。これについては、承知しているのだろうな。
はい。プロイセンの常備軍を全滅させたこのタイミングに、まさかランダムイベントでAcquireStateのCBを貰えるなんて……。