チベット(Tibet, 西蔵)
ヒマラヤの北側に息をひそめる非文明国です。モンゴル帝国の時代から続く歴史があります。かつては青海、雲南一帯まで支配していました。
英露のグレートゲーム、北京政府の干渉によって地位が揺らいでいます。
内陸国です。AHD以降ではゲーム上、チベットは清朝の属国となり、外交権がありません。
サブステート/藩部ではないため、清と文明化レースを争う必要はない代わり、先に文明化しても独立は果たせません。
非正規3/5連隊を擁しますが、当分はまったくもって必要ありません。
識字率1.4%。まあこんなもんでしょう。
産業は牛肉しか出ません。工場は建てないほうがいいまであります。
改革は何一つ進んでいませんが、軍事改革への賛同は高いです。そのうちイギリスの勢力圏に入るので、研究機関補正を貰って改革を一気に進めていきましょう。
清朝の属国です。1860年前後にはイギリスの勢力圏に、1890年ごろには日米が勢力圏に収めてくることが多いです。
完走を目標にします。
初手は陸軍解体、NFは聖職者に当てて4%まで増やします。
財政は軍事費は0、税金マックスで教育費に全振りしましょう。それで問題ないです。
ゆるゆる改革を進めているとある日突然収支が悪化すると思います。勢力圏入りの合図です。
イギリスの勢力圏に入ったら独立戦争の機会を伺いましょう。ヒマラヤ山脈は例外的に通行不可地帯のため、イギリスの援軍はビルマ経由で期待することになります。
ビルマが征服されているor勢力圏に入っていることを確認してください。ビルマが清朝と同盟しているとイギリス(チベット)に通行権をよこさないため長引きます。
1870年ごろになると英領インドが大爆発を始め援軍を期待しにくくなりますので、目標は70~80年ごろに独立戦争を仕掛けましょう。
イギリスが欧州で戦争していないときに独立戦争を始めてお嬢と同盟できれば、眺めているとたぶん勝手に独立できます。本土は踏み荒らされますが気にしない。
中国が藩部の文明化により四分五裂しているとラッキーだと思います。義和団の乱で棚ぼた的に独立できるかもしれません。
独立できたらお嬢に頼んで非文明国を貰ってきましょう。
生き延びていたらパンジャブ→シンドをありがたく征服するといいでしょう。ただしパンジャブを取ってもアフガン→新疆をゲットしないとチベット本土とはつながりません。
この時期になればアフリカ植民が終了しておりエチオピアも取れます。
内陸国のためブルネイを保護国化すると輸送船を作れるようになり有用です。
独立すれば新疆くらいは単体で勝てるようにはなります。
独立後の注意点として、
チベット近辺に領土を広げようとすると日・米・英・露の介入がありえます。
イギリスはインド大反乱で爆発、日米は沿岸領土がなければ無視できるので放っておけば講和できます*1が、
ロシアにだけは注意してください。シベリア産の採れたての兵士が襲い掛かってきてしまいます。
また、工場の維持が難しいため過激派が増えやすくなります。
攻めるところはありませんが、攻められることはほぼないので生き延びるだけなら本当に簡単です。
初心者には非文明国の練習として、中級者には旧領奪回のロマンプレイとして、上級者には独立タイムアタックとして、遊び方は幅広いでしょう。