ポルトガル(Portugal / Reino de Portugal e dos Algarves)
大航海時代に先陣を切って植民地を広げたかつての古豪。
スペインとのゴタゴタに手を焼いているうちにオランダ、フランス、イギリスと後発国家にあっという間に追い抜かれてしまいました。
しかしかつての領土はいまだわれらの手中にあります。
総人口6M、POP1.5M。ポルトガル人は56.6%でNFは2点あります。
立憲君主制ながら、政治改革は遅れ、まだ奴隷制を採用しています。
本土はイベリアに3ステート、マカロネシア(アゾレス諸島+マデイラ島)と小さいながら、
ギニアビサウ、サントメ島、アンゴラに2州、モザンビークに3州、ゴア、東ティモール、マカオと旧大陸各地に植民地を抱えています。
東ティモール、マカオは植民地州ながらポルトガルのコアがあり、マカオに至っては中国のコアがありません(謎設定。勝てないからでしょう)。
陸軍9/10連隊、内訳は本土に6連隊、アンゴラ、モザンビーク、ゴアに1連隊ずつです。
本土の人口がそこそこ多いので、動員すれば11連隊活用できます。
海軍はNSP=53のうち戦闘艦8隻+輸送船3隻です。
イギリス、フランス、プロイセンが同盟してくれることがありますが、
こちらからの同盟は(関係改善しても)難しいでしょう。英葡永久同盟とはいったい…?
運次第ですが共闘ボーナスや敵の敵ボーナスがつくのを狙いましょう。
スペインが勢力圏に収めてくることがあります。
また、オランダが東ティモールを狙ってくることがあります。
世界中に拠点を抱えているため、植民にとても向いた国であります。EU4の時代からずっと植民バカ
英仏西に比べ本土の出力で劣るため、経済力と港の数を確保することが課題となるでしょうか。
もちろん技術研究は植民が最優先でしょう。
開始時からモザンビークの内陸3か所、コモロ、マヨットに入植できます。
コモロ、マヨットはフランスがよく入植してきますが、たまに片方だけ、まれに両方とも植民しないことがあります。
コモロは入植するだけで1連隊もらえ、マヨットはインド洋諸島ステートなので(南北マダガスカルステートではないので)港を増やしやすいです。
フランスがどちらにも植民してこない世界線だと多少やりやすいでしょうか。
序盤に植民地を奪うならオマーンからとりあえず隣接するリンディを奪い、4ステートに削っておくべきでしょう。
植民地を取りすぎてCPが足りなくなるとやらかしですから、序盤の速攻はそこまで重要ではないかもしれません。
常備軍10連隊+動員11連隊ありますから、ズールー、孤立している場合のシンドあたりは狙う価値があるでしょう。
順々に解禁されていく空白地を埋めていきましょう。
スンダ諸島(LifeRating30)、アンゴラの内陸2か所(25)は簡単に入植できますし、
港を作ればニュージーランド、サウスジョージア島にちょっかい出せるかも。
定番のエジプト・エチオピア・ソコトの隣はポルトガルには不要でしょう。もちろん威信目当てに取ってきてもいいでしょう。
植民で広げまくるので、ここらでシナイ半島を取っておくと役立つと思います。
スンダ諸島は陸続き判定(CP=80)のため軍港は必須ではありませんが、
コアプロビのためCPを得られます。マカオともどもぜひ準備しておきましょう
(コア州のCPは0→1のときもっとも大きく増えるため、レベル1の港を2つ建てるとよいです。
どうせCommerce Raiderを作るのにレベル1の港は必要になります)。
ここまでで失敗国家に転落していなければ、きっとアフリカはだいたい制圧できるでしょう。
ポルトガルにかかれば太平洋植民も勝利できるに違いありません。
溢れる海軍力で圧力外交を広げるもよし、アフリカの陸軍を欧州に派遣して戦線を張るもよし。
豊富な資源で遅れた商工業を改革していくもよし。将来は明るいです。
海軍国の入門や早期植民の勉強になるかもしれません。
ブラジル併合ディシジョンとか作っちゃう?
国家選択画面に出てくる国家ランクと、ゲーム中のランクには相違があります(オランダが顕著)。
ポルトガルは難易度Normalだと14位ですが、Very Easyだと18位となり初手で植民できなくなります。