イスファハーンは世界の半分

王妃「遅れた理由は?」
王様「艦これイベントのE-5甲やってました」
王妃「あのさぁ.........」

王妃「まず今の国力じゃイギリスに勝てないってそれ一番言ってるから」
王様「じゃけん中国を切り取って国力付けましょうね^~」
王妃「中国は列強なんですがそれは......」
王様「最近文明国になったばかりで工業力で列強入りしたような国に負けるはずがない!」

実際同数以下の部隊でも割けるチーズみたいに中国兵が溶ける溶ける。
ガンガンステートを削り取っていく。
奪ったステートを中心に工員が余るのでどんどん国家資本主義で工場を拡張し港を立て陸海軍を増強し......

1926年3月
王様「あっ」

王妃「....イギリスぬかしたわね」
王様「だが、我々が望んでいたものはこれではないだろう?」
王様「我々がどうして近代化しようとしたか」
王様「我々がどうして侵略を繰り返してまで強国になろうとしたか」
王様「我々がどうしてイギリスを倒そうとしたか」
王妃「すべては、アジアを列強に分割されないため」
王妃「インドが侵略されるのを見て、危機感を覚えたのでしょう」
王妃「たとえ変人でも情けなくても、そういうあなただからついてきた」
王妃「....行きましょう」

1928年6月
王様「我々大ペルシア=中華=汎アフリカ連合王国は、同盟国ドイツ・イタリア・日本・アメリカとともにインド民族の領土を不法に支配している大英帝国に宣戦布告する!」

この時代でも毒ガスがお互いに通用する。
戦争当事者はお互いに大軍を投入する。
つまりこの戦争は悲惨であった。
ペルシャは導入されたばかりの戦車を投入したがこの時代の戦車に対NBC兵器性能など望むべくもない。

特にインド北西部での戦闘は激しかった。
最も激しかった戦闘はMerrutにおける戦闘である。
生存率が0.1%を切る部隊まで現れるという地獄ぶり。
お互いに攻撃的な将軍がいたこともあってペルシア軍役17万人、イギリス軍約14万人、合計約31万人もの人間が一度の戦いで倒れた。

この戦いにより在インドイギリス軍は壊滅しそのあとは散発的な抵抗があるのみで占領はスムーズに進んだ。
そして.......

1929年11月
大英帝国首相ノービル・チェーンバレンタイン「」サインカキカキ

王様「インド独立だー!」
インド人「ペルシャありがとう!」「うおおおおおお!」「万歳王様!」
王妃「やったわね」
王様「......だが、大勢の人が死んだ」
王妃「第一次大戦の激戦、ソンムの戦いは計100万、第二次大戦の激戦スターリングラード攻防戦は計200万の死者が出たのよ、30万.....他の抵抗や合戦も合わせて50万程度で民族自決が買えるなら安いものよ」
王様「それを私が認めてはならんのだ。あとメタ発言やめろ」
王妃「...そうね」

この世界ではロシアが没落しアジアに列強が3つもあります。
きっとアジア人にとって現実よりも素晴らしい世界になることでしょう。
大英帝国やフランスは落ちぶれ植民地を維持できなくなり、彼らが行った残虐な行いも少しは減っているでしょう。
なにより作者が目標達成してAARを終わらせられました。

HAPPY END


トップ   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS