開発者日記

翻訳元URL:http://forum.paradoxplaza.com/forum/showthread.php?t=445988

前回-第2回

要約

・Victoria2は歴史を変える・歴史を作るゲームである。だからハードコードされたイベントなどでゲーム展開を強引に決めるようなことはしない。

・ゲームをプレイするためにイベントファイルを覗き込むのが必須みたいな事態は異常であると思っている。

・イベントなどによるゲーム展開の強制誘導は行わないが、歴史的制約を課すことでプレイヤーを間接的に誘導する。

・イベントは風味付け用の物のみで、明治維新みたいな主要イベントはdecisionで扱う。

・すべての後進国に明治維新風のdecisionが用意される。

・「何年何月何日にクリミア戦争が起きる」みたいなイベントは廃止する。

・南北戦争そのものは発生しないが同じ性質の事件がアメリカで発生することはありえる。

・自由主義革命や社会主義の流行も発生する。

・POPの昇進・転換は自動的に行われる。ただし、プレイヤーが昇進の速度などに影響を与えることはできる。

・例えばロシアでは識字率が低いので国民の就学就業の機会が限られ、POPの昇進が遅くなる。

・POPの分割はできなくなる。

・新設される官僚POPは行政を担当する。

・絶対王政の国では貴族POPが行政を担当する。

・だから後進国では貴族層を一気に追い出すことはできないし、改革を行うためには官僚を養成しないといけない。その一方で経済発展のためには労働者階級の転換も必要なので、そのバランスに苦慮することになるだろう。

・インターフェイスの改良は重要な課題である。

次回-第4回


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