
7月1日から6か月間の選挙戦が始まりました。

自由党・急進党・社会党・共産党の動向には注意して、与党が保守党または国粋主義党となるように世論を誘導するように。

選挙戦が1月1日に終了し、保守党・国粋主義党の連合は敗北し、共産党・社会党の連合が勝利して、首班は共産党から指名されました。

何!?

上院は相変わらず保守主義者が100%を占めています。しかし、下院の議席配分は、急進党が26.6%、共産党が25.0%、社会党が17.7%、保守党が14.7%、国粋主義党が9.0%、自由党が7.0%となっています。保守党・国粋主義党の連合は23.7%で、第1会派の社会党・共産党の連合の42.7%、第2会派の急進党・自由党の連合の33.6%を下回る第3会派に転落しました。


何たることだ。

いったいどうすれば・・・

いや、何も悪いことばかりでもないぞ。社会改革が少しだけ進んだ。


そうですね。

それに共産党が与党であれば、国家が工場を建設することができる。工業化をさらに加速できるし、事務員・工員を雇えば失業者対策にもなる。上院は100%保守主義者がおさえているのだから、プロレタリア革命は阻止することができる。なに、そのうち、彼らの統治能力の無さから馬脚をあらわすだろう。

そうですか・・・

それから、USAでの選挙結果だが。

はい。

かの国でも、下院では社会党・共産党が優位で上院は保守主義者が優位というねじれ国会なのだな。



はい。

それから、現在の列強だが、1位は英国、2位はベネズエラ、3位はフランス、4位はUSA、5位はロシア、6位は我がチリ、7位はオランダ、8位はメキシコという具合に3位と4位が入れ替わった。
&ref(): File not found: "Great Powers 1899.png" at page "第6話 ねじれ国会(1898-1906))";

我が国は南アラウカニアの植民地化を完了しました。新たに獲得した南アラウカニアでは、羊毛と魚を産出します。それから、NFを4つ設定できるようになりましたが、どういたしましょうか。


アフリカにも植民地を広げよう。エチオピアの周辺に植民地を拓くのだ。

了解しました。3つ目と4つ目のNFは現ネゲーレ州の西に続く西ネゲーレとMogadishu(モガディシュ)に設定しました。


うむ。

ところで、南アラウカニアの植民地化を完了したら、イースター島も我が国に編入されました。
&ref(): File not found: "Easter Island 1900.png" at page "第6話 ねじれ国会(1898-1906)";

うむ、素晴らしい。これで、この星での我々の拠点が名実共に我がチリのものとなったわけだな。

ところで、共産党から選出されたという大統領はどんな奴なのだ?

マラキアス・コンチャ・オルティス(Malaquias Concha Ortiz)*1という者ですが。

トラスト・ミー、トラスト・ミー。

何だこいつは、宇宙人か?

宇宙人は貴方なのですが。

何か言ったか?

い、いいえ、何でもありません。ところで、現閣僚でこんなことを言っている者がいるのですが。

我が国は列強上位を目指しているといいますが、6位じゃダメなのでしょうか?

何を寝ぼけたことを言っているのだ。本当に統治能力の無いやつらだな。

共産党が政権与党となりましたが、反乱は一向に収まる様子がありません。

どのような勢力が反乱を起こしているのだ?

主に無政府主義者と共産主義者です。無政府主義者は怒れる自由主義者だからまだしも、政権与党が共産党なのに共産主義者が反乱を起こすとはどういうことなのでしょうか?

共産主義者の反乱を扇動しているのは共産党最左派のルイス・エミリオ・レカバレン*2だ。

国民の生活が第一ぃ~。

与党内で分裂しているとは、本当に統治能力の無いやつらだな。

そうですね。それから、無政府主義者の方はどうなのでしょうか。

無政府主義者の反乱を扇動しているのは急進党のアルトゥーロ・アレッサンドリ*3だ。もとは弁護士で、北部のポトシ州・ラパス州で中間層・労働者階級の支持を集めている。

地方分権、ポトシ州に副首都を。イースター島はペルーとの共同管理ニダ~。

地方分権や副首都構想はまだしも、イースター島は我が国固有の領土だからもっての外だ。ましてやイースター島は、この星での我々の拠点なのだからな。

現在の列強だが、1位は英国、2位はフランス、3位はベネズエラ、4位はUSA、5位はロシア、6位は我がチリ、7位はオランダ、8位はメキシコという具合に2位と3位が入れ替わった。
&ref(): File not found: "Great Powers 1903.png" at page "第6話 ねじれ国会(1898-1906))";

そうですか。ところで、1月1日から6か月間の選挙戦が始まりました。

保守・反動勢力が政権に返り咲くように世論を誘導するように。

社会科学の開発が完了しました。次は何を開発しましょうか。

Bolt-ation Rifles(ボルトアクションライフル)の開発をしよう。

ボルトアクションライフルの開発を開始しました。

うむ。

選挙戦が1月1日に終了し、共産党・社会党の連合が再び勝利して、首班は共産党から指名されました。保守・反動勢力による政権奪還は成りませんでした。

うむむ・・

しかも上院の25%が社会主義者となりました。そして、下院の議席配分は、急進党が23.8%、共産党が22.5%、社会党が17.4%、保守党が13.9%、国粋主義党が8.5%、自由党が7.0%、そして、自由主義新党のAlianza Liberal(自由連合)が7.0%なっています。第1会派の社会党・共産党の連合は39.9%とわずかに低下しました。




何たることだ。

いったいどうすれば・・・

なに、上院は75%保守主義者がおさえているのだから、プロレタリア革命は阻止することができる。今度こそ、彼らの統治能力の無さから馬脚をあらわすだろう。

そうですか・・・。ところで、USAでの選挙結果ですが以下のようになっています。



かの国でも、下院では社会党・共産党が優位で上院は保守主義者が優位というねじれ国会なのだな。

はい。ところで、我が国は南パタゴニアとNegeleとモガディシュの植民地化を完了しました。南パタゴニアでは羊毛を、モガディシュでは穀物の他、綿花と肉牛を産出します。それから、NFを5つ設定できるようになりましたが、どういたしましょうか。



移民の増加で本土の行政効率が低下しているから、官僚を養成するとともに、アフリカ植民も続けるのだ。

了解しました。5つ目のNFはWaw(ウォワ)に設定し、あと4つのNFは、サンティアゴ州、ロス・リオス州、ポトシ州、北パタゴニア州での官僚養成に設定します。


うむ。

ボルトアクションライフルの開発が完了しましたが、次は何を開発しましょうか。

Steam Turbine(蒸気タービン)とSteel Railroad(鋼鉄製鉄道)の開発をしよう。

蒸気タービンの開発を開始しました。続けて鋼鉄製鉄道の開発をします。

うむ。

下院で保守党が分裂し、Partido Nacional(国民党)という保守新党ができました。その結果、国民党への対応を巡って、各党から移籍者・離党者が現れ、下院の議席配分は、急進党が20.0%、共産党が18.2%、社会党が16.4%、保守党が11.4%、国民党が11.3%、国粋主義党が9.5%、自由党が6.6%、自由連合が6.6%と変動しました。社会党・共産党の連合は34.6%とさらに低下しました。



その国民党の党首は誰なのだ?

1857年の保守党分裂騒動で改革を訴えていたモントの息子でぺドロ・モント*4という者で、実は私の従兄弟です。ぺドロ・モントもかつてのように保守党の改革、教会権限の縮小を訴えていました。改革への姿勢を打ち出すことで、離れていた保守勢力の掘り起しを図るようです。ぺドロ・モントらの離党を受け、保守党も解党的出直しを図るようです。
#ref(): The style ref(filename,pagename) is ambiguous and become obsolete. Please try ref(pagename/filename)
チリを取り戻す!

そうか。ところで、現在の列強だが、1位は英国、2位はフランス、3位はベネズエラ、4位に我がチリ、5位はUSA、6位はロシア、7位はオランダ、8位はメキシコとなった。
&ref(): File not found: "Great Powers 1905.png" at page "第6話 ねじれ国会(1898-1906))";

私の方からも報告があります。工場をガンガン拡張しまくった結果、以下のようにほとんどの工場がレベル5に達しました。我が国が4位に浮上したのも工業力が伸びたからでしょう。
&ref(): File not found: "Factories1905.png" at page "第6話 ねじれ国会(1898-1906)";

うむ。

トラスト・ミー、トラスト・ミー。

国民の生活が第一ぃ~。

地方分権、ポトシ州に副首都を。イースター島はペルーとの共同管理ニダ~。
#ref(): The style ref(filename,pagename) is ambiguous and become obsolete. Please try ref(pagename/filename)
チリを取り戻す!

この国はどこへ行くのでしょうか・・・?

うむ・・・