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前回 自由平等博愛の名のもとに 序章 アリサちゃんのVic2講座第二回
前回AARのまとめです。今回フランスの方針はおおむね3つです。「イギリスを怒らせるな」「小ドイツを成立させるな」「アフリカをいっぱいとれ」。
その中でもさしあたって協議する必要があるのがドイツ統一の問題です。これはフランスだけではどうにもならない問題なわけです。
そうね。例えば、イギリスは小ドイツ統一支持でフランスロシアだけ反対の場合、英独VS仏露という形になるわ。もしこうなった場合、これは勝てないので、フランスとしてはしれっと、紀元前から小ドイツ成立賛成してたよみたいな顔しなきゃだめね。
げんきんですね。
柔軟といいなさい。
では仮に小ドイツ不成立に英仏(露)で一致した場合、どのようにして妨害するのでしょう?
3案あるわ。
①英仏露共同で南ドイツ系小国の勢力圏を妨害する。
②墺に南ドイツをとらせて妨害する。
③北ドイツもしくはプロイセンの状態で、これを解体、もしくは一部割譲させ、物理的に成立しないようにする。
どの案を採用です?
②を採用ね。オーストリアが拒否なら①。筆者としては③案には消極的ね。ただ、英露が望むなら従うわ。
ではそのようにして英露と交渉しましょう。
少女交渉中……
いい方と悪い方の報告があります。
いい方から。
英露は小ドイツ成立には不支持です。
悪い方は?
オーストリアのプレイヤーが
いつも通り寝落ちしており、存在しません。
ちょwオーストリアの協力を前提とする②案が説得性をもたないじゃないのw
どうしましょうか。また、英露両国はドイツ領を直接切り取ることに興味があるようです。イギリスに至ってはドイツ領割譲なしには非協力である旨を示唆しています。
ふむむ……。今回の方針的に、イギリスがドイツを分割したいといえば、フランスとしては「はいそうです。わたしもしたいです」としか言いようがない状況よ。ということで、フランスもドイツ分割に参加するわ。
まあ3国が共同で動くのであれば、問題はないでしょう。
筆者はプレイヤーのコアを中途半端に領有するのは嫌ね。もしやるなら徹底的にやるし、危険を感じたらすぐに引きたいわ。
了解です。まあ「柔軟に」対応しましょう。まだ勝てると決まったわけではありませんし。
ええ。きっと、すごい裏切り劇とかが待ってて勝てないに決まってるわ。(フラグ)
ということで、英独からはいったん頭をはなして、そのほかの国とも外交するわ。
やっぱりフランスにとって重要といえば、イタリアね。イタリアは劣化フランス的な立ち位置だけど、そのかなり多い人口と民族の統一性によって、動員すると結構な量になるわ。イタリアは本土だけしか持ってない(=本土に軍が集中している)ので、それらが突っ込んでくると結構な脅威よ。
そこで互いに襲いあわない旨を決めた永久の中立条約(というか覚書みたいな軽いもの)を結ぶわ。
仏伊覚書 |
互いに戦争をしない。互いに領土要求をしない。 |
そしてブラジルもフランスに挨拶をしてきたわ。かなりこちらを脅威に感じている(まあ当然だが)みたいだったのでイタリアと同じタイプの条約を結ぶわ。
仏伯覚書 |
互いに戦争をしない。互いに領土要求をしない。 |
イタリアはともかく、ブラジルと結ぶことに利益があるんですか?
ありありね。フランスはブラジルの痩せた土地をゲットしようとしても、全世界のヘイトを一身に受けるだけよ。対して、フランスは豊かな土地を持っていて「うまい」わ。例えばイギリスなどのような海軍系国家に唆されて、ブラジルから領土要求が来た場合、それを飲むようなことになるのは避けたいわね。したがって、ちゃんと中立覚書を結んどくわ。
まあリスクマネジメントの類ね。フランスは敵を減らすようにすることが重要なのよ。さて次からはいよいよプレイ開始ね。
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▲この時点でのフランス外交概観
さあ、私たちフランスは英露と共同でのプロイセン分割を決定したわよ!イギリス様がそうおっしゃるんだからしょうがないわね!初手レフトバンク(BBRを犠牲に、威信とプロイセンへのCBを得られるdiscision)!そして総動員!フランスがしかけて、他の国に同盟参戦していただく作戦になったわ。イタリアも名義参戦していただく形になったわよ。
初回からドイツ大ピンチですね。
………………。
宣戦……あれ?
………………。
……………………………。
どうされました?
(´・ω・`)レフトバンクCB消えるの早くない?
…………。調べてなかったんですか。
えっと、えっと、えっと、普通にCB作るわ!
……………。(大丈夫なのかな)ところでどのCBなんですか?
え?えっと、どれにしようかしら……?
レフトバンクCBと同じアクアイアステートCBじゃないですかね?
えっと、まあそうね。
フランスのCB作成オジ \(^o^)/速攻CBバレたwスマソw
ばかああああああああ
各国 ザワザワ...
各国 フランスがプロイセンにCB作ってるぞw
各国 (狂犬か……?)
各国 初手なんだよなあ……。
……。
あっ。
今度は何!?
プロイセンが北ドイツに変体したのでCB作成が無効になりました。最初からやり直しです。BBRだけ持ってかれましたね。
……。(うわああああああああああああああああああああああああああああああああ)
もういいわ。何が何でもつくってやるわ。(←2度目CB作成押し)
フランスのCB作成オジ (^q^)また速攻バレたった~ごめんね~てかドイツ人てすごいよね~感じやすいのかn
パシッ
フランスのCB作成オジ バタッ
ハァハァ......
……。CB作成完了しました。
コホン。気を取り直して宣戦よ。
各国ともにドイツと同盟しておりません。状況は良好です。
宣戦!
英露が同盟参戦に呼応。どちらもドイツに対し状況を開始しています。
(裏切りがない、だと?でも、なんか策はあるのよね、ドイツさん?なんかいつものすごいの来るのよね?)
いやいや無理だから。言ったでしょ。今回真面目にやる気ないって。ああもうこれだからハワイに入れば……。で、何が欲しいんですか?
降伏してきました。
えっ。勝てちゃうの?ほんとに?(筆者注:純粋な筆者の当時の感想)
あの、それドイツさんがこのAAR見たら怒りますよきっと。英仏露相手に勝てるわけないじゃないですか常識的に考えて。
いやそれは正論だけど……。本当に全裸外交だとは思わなかったわ。(筆者注:ドイツは全裸外交宣言をしていた)
で、講和内容としてはどのようなものになるのかしら?ちなみにフランスは戦争の盟主よ。
ロシアが1ステート要求しています。
イギリスは?
イギリスの要求は特に入っていません。
え、だってこの戦争は、イギリスが「イギリスとしてはドイツの領土をもらえるから(対独戦争に)来るわけで」との発言から来てるのよ?
ところでこの戦争はなんなんです?
フランスが、ドイツを分割したいっていうからね。
フランスが、後半工業点伸びるドイツを抑制したいっていうからね。
なんだ、それだけ?(あー。やっぱりあいつかー)
( ゚д゚)ポカーン
なんかフランスがドイツ絶対分割するマンみたいな感じになってるし!ドイツを煽ったのは事実だけど、領土を切り取る提案を先にしたのはイギリスとロシアなんですがそれは。
まあ最初の宣戦者に全ヘトイが行くのはパラドゲーではよくあることです。で、どうするんですか講和内容?ロシアの要求内容は要求するとして、私たちの要求であるaquire stateはどうするんですか?
えっと、えっと……。
(天使なアリサ) ドイツからステートをとってはいけないわ!これはイギリスの罠よ!それにあなたはドイツから本土を本当はとりたくなかったんでしょ?言動不一致になるわよ?
(小悪魔なアリサ) 取っちゃいなさいよ。ドイツは工業点も高いし、人口多いし、識字率も高いのよ。そもそも筆者の発言と行動が一致しないのはいつものことじゃない。
それにここで取んなかったら、ドイツ分割に乗り遅れるわよ?
本当にドイツ分割までやるの?そんなことをやったらドイツがかわいそうよ。いつイギリスが裏切るかもわからないのに、仮に分割しきったとしてももしロシアとフランスがぶつかった場合、イギリスはロシアを支持する可能性が高いわ!身を亡ぼすだけよ。
その時はその時でしょ。そのころにはアメリカだってかなり強くなってて、他に仲間を探せばいいじゃないの。
あと、ドイツだってここで生かしておけば、あとでなんかしら利用価値があるはずよ!
あんた本当に天使なのw
あ、ドイツから講和飛んできた。時間がないからまあこれをポチッと押して……。
あ。
割譲されちゃった……。
いつも通りの筆者の優柔不断と言行不一致のたまものですね。ドイツ絶対分割するマンとして見られても無理はありませんね。
……。まあどうにかなるわ。イギリスと行動を共にしてさえいれば、ね。
フラグかな。
あの。フラグ回収早すぎというか、普通に見出しが不吉なんですがそれは。
………………。
(はぁ。やっぱりか)ではことの発端を読者がわかりやすいように順序立てて話してください。
……わかったわ。
それは1870年代のことだった。
さて、私たちの三本の矢の一つである「アフリカ植民」の時間よ!
今回はアルジェリアルートとセネガルルート、ナイジェリアルート、ソコトルート、コンゴルート、ナミビアルート、あとソマリアルート、ていうかもうアフリカ全部フランス領にするって言った方が早いわね。
欲張りすぎです……。いつになく強気ですね。
ええ。フランスは港が多いわりに植民地が少ないので植民ポイント余るのよ。一方イギリスはインドやカナダなどが負担となって意外と植民ポイントカツカツなのよね。しかも今回はスペインプレイヤーも不在なので、実質イギリスだけしか競合がいないのよ。
それで、適宜塗り絵をしてくとこんなえげつないのが生まれるのよね。
( ゚д゚)ポカーン
まあナイジェリアなど、おいしいところはかなりイギリスが持っているとはいえ、面積的、個数的にはかなり広いわ。
ところで、フランスはいつもの調子でえげつなく妨害植民をしまくっていたわ。結果……。
フランスの植民地うっとうしい。妨害してくるし。こっちは自分の周りを埋めたいだけなのに。ちょっと同盟切るわ。イタリアさん同盟しよう。
これはイギリスなりの「フランスの取り分は認めるから、こっちの方にはこないでね」という縄張り宣言と解釈したわ(筆者的お花畑脳)。実際、イギリスはフランスに対してほとんど妨害していなかったのよ。
(筆者注:いやいや妨害すんなよ、という突っ込みはもっともだが、前回マルチでイギリス相手にか弱いスペインで熾烈に妨害しあう植民を経験していた筆者的には植民において妨害は当然の前提だと思っていた。しかし、今回のイギリス的にはそんなことは決してなく、要は何が言いたいって、前回のイギリスはかなりアグレッシブに妨害してきたということだ。まあ中の人的に抜け目ないのは覚悟していたが)
そこで慌てて筆者はナイジェリアやジブチ、ローデシア地域などの植民を取り下げるわ。
だけど、イギリスの人のスカイプがバグってて、個人チャットのほうで申し込んだ釈明の部分が読めなかったそうなのよ。
それで同盟を切られたわけですね。
しかもまずい事態が一緒に発生するわ。
( ゚д゚)ポカーン
予想以上に植民でボロ勝ちしてしまい、イギリスにいくつか植民地譲ってもなお、イギリスのスコアを越してしまったのよ。
この時代でフランスで一位取れるんですね。
ね。つまりイギリスとしてはフランスへのヘイトが植民問題とスコアレースによりMAXにあがっていることになるわね。
一方、日本対スペインの戦争が発生。ヨーロッパに足がかりのない日本がドイツに対して救援を要請、スペイン領を直接たたくよう協力を仰ぐわ。
フランスが通行券を発行してくれないんだけどwでもフランスはスペインに対して通行許可だしてるし。どれだけ(ドイツのことが)嫌いなのかな。ここまでされると怖いんだけど。
ドイツ戦に端を発するドイツの対仏不信がMAXになりましたね。
そこで筆者はこのような事態を危惧したわ。
……。これはまずいですね。
というわけで筆者は一位でありながら(だからこそ)小動物のように怯えながら一日目後半を過ごしたわ。
どうするんですか。
まあ今日はプレイがここまでなので、次回に回すわ。時間軸は多少前後するけど、以下は英独関連以外の動きよ。
普仏戦争後、植民の時代以前のことだった。
ロシアから突然の参戦要求です。どうもオーストリア戦です。
オーストリア戦!?オーストリアは本日寝落ち(というか単純にど忘れ)している中の人に配慮して何も起きないかなと踏んでいたんだけれど?
オーストリアはPL4か国と接していますし、その中にオーストリアを魅力に思うものがいてもしょうがないです。どうしますか。
まあ国威下がるのもあれだから参戦するはするけど。盟主になってしまったわね。
どうもイタリアのコア回復が主目的で、それにロシアも東部国境沿いを切り取ろうとしているようですね。
ふむむ……。フランスとしてはオーストリア分解に反対ね。だってオーストリア分解を許せばロシアやドイツの点が伸びるし。
盟主なので白紙に帰することも可能ですが。
そうねー。まあでもこれは後々何かに使えるかもわからないから、今は黙っておくわね。一応さりげなくフランス→オーストリアの屈辱CBを仕込みつつ、ロシアイタリア双方の要求を含む和平に持っていくわ。大丈夫、次からオーストリアの中の人が戻ってきたら、ちゃんとオーストリアをフォローするわ。
……。このヨーロッパいろいろひどいです(´・ω・`)
ここには鬼しかいないのか
……(無関心)
次回 自由平等博愛の名のもとに 第二章 平和と繁栄の世紀末?
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