AAR/VicCity

初期状態の確認

現代の列強1位、アメリカ。
どこか小国でぼけっと100年過ぎ去るプレイをすれば、大抵ここが大英帝国に次ぐ2位になると思います。
そんなアメリカで内政頑張ってお嬢を超えよう、というプレイ。
ちなみにタイトルはSimCity的Victoriaくらいの意味です。

非完走や初期の数年だけでのリトライも含めればかなりの失敗を乗り越え、さて。

 

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まず初期。
西部は未開の地でテキサスが存在し、そのテキサスがメキシコ相手に独立戦争中。

まずプレイヤーがする事はと言えば、それは。

そう。海軍の解体です(断言)。
いやー海軍維持費高いんですよね。
初期のアメリカは無駄に海軍あるし、それもSteamers終わってるのに全部帆船。
このまま時計を動かすと国家財政は大赤字です。
こんな旧式艦船はいらないので全部廃棄します。

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オールドアイアンサイズことコンスティテューションも容赦なく解体します。
このバランス、どうにかなりませんか。

 

そして入植。
NFは2つありますが、ワシントン州とオレゴン州に入植をします。
理由は単純、1.2ではこの2つにイギリス人とロシア人が出張るからです。
ロシア人はまだしも余裕がありますが、イギリス人は初手でワシントンへ来る率がすごく高い。
そして負ける率が(ry
まあ負けたらやりなおしましょう。
大抵同時に入植開始しての競争になりますが、初期のバーの動きを眺めれば勝てそうか負けそうか分かります。

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西海岸でメキシコ領になっていない2州で北がワシントン、南がオレゴン。
勝てそうな流れです。
苦節○回目、やっと勝てるデータが(ry

 

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研究はいろいろやりようはあると思いますが、多様性上昇(による研究点上昇)を狙って観念主義的思想に。
NF上限も増えますが、現状人口が足りないので初手でこれを取ってもしばらくは増えません。

 

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財務はこんな感じに。
支出は全部右側に振り切るのが俺のジャスティス。
そしてめんどいので大抵そのまま終了まで固定。
教育とか行政とか、後半には減らすのがいいらしいですよ本来は。

税金に関しては均等でいい気もしますが、なんとなく気分で逆累進課税。
初期はまともな税収源が貧乏人だけだし。
てこれ良く見ると金持ちどもは税率0でもいい気がする。

この後技術の進歩で収支が改善したら貧乏人を中心に減税し均等税制に。
社会改革やなんやで増税が必要になったら、今度は金持ち中心に増税して累進課税に移行。
大体こんな流れです。

 

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最後にこれが初期のアメリカの各政党。
民主党政権でスタートします。
2番目のホイッグは1850年代に共和党に変身し、現在の2大政党が揃います。
大抵の国で保守政党は保護主義なのに民主党が自由貿易なのがチャームポイント。
ちなみに共和党は自由主義政党なのに保護貿易を標榜します。

・・・まあ最終的には社会主義者に1党独裁をしてもらう事になるわけですが。
民主党の経済政策が国家資本主義に変わるイベントとか用意してくれないかねえ。
ってもニューディールなんてこのゲームが終わっちまう頃の話か・・・。

 

次にする事はテキサス独立戦争への介入。
これはイベントが絡むので余程の事情が無い限りすべきでしょう。
これに備えて全軍テキサスとの国境に移動。

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このほかに首都の部隊も移動しています。

さらに何度かプレイして考え付いた一手。
影響力をメキシコに注ぎ込みます。
こんな単純な手を思いつくのにものすごく苦労した・・・。

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なお、影響圏としては南北アメリカに存在する独立国すべてを組み込む事を目標にします。
モンロー主義的な何かが理由。
1.2では絶望的に足りない果物も、中米あたりでは豊富に産出されるので自前とあわせれば十分。
・・・ワイン工場を作りすぎなければですが。
ちなみに征服プレイなら貧乏くさいメキシコはすっ飛ばして中米連合・コロンビアあたりから食うのがいいかも?

あと毎回保護するからか、中米連合が崩壊する展開を見たことがありません。
列強入りならちょくちょく見ますが。
・・・崩壊イベント、用意されてるよね?

他地域では併合イベントのあるハワイ、スエズ運河のあるエジプトあたりを標的に。

そして日本。
日本には明治維新、そして初期工業化でお嬢の足を引っ張る役割を期待しましょう。
もちろん中国にもですが、中国を保護なんて無理。
国力が小さいうちは影響力を増やす事すらできないし、できたらできたで他国と泥沼の外交勝負になります。
あまり派手に切り取られない事を神に祈りつつ放置する方向で。

第1次米墨戦争(あるいはテキサス独立戦争)

さて1836年も押し迫った12月。

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テキサスは既に滅亡寸前で我が軍は国境に終結済み。
まあテキサス軍は2連隊でメキシコ軍9連隊。
勝てるわけがありません。
ちなみにアメリカは14連隊。

ここまで引き付ければ十分。
テキサスとの友好関係を生かし、テキサス独立戦争へ武力介入します。
このときの大義名分はStatus Quo。
ぐぐったところ「現状維持」を意味するラテン語由来の言葉で、向こうの新聞なんかでは多用されるようだ。
ちなみにこの大義名分だとAdd War Goalが不可能なので今回の戦争はテキサス独立確保だけで満足せねばならない。

 

まずはテキサス国内にあるメキシコ全軍を殲滅。
逃げたら地の果てまでおっかけてでも殲滅。
ちなみにものすごくサイの目がいいと、2、3会戦で簡単に殲滅できる。
何度もおっかけるよりこっちの方が衝撃が大きいらしく、戦勝点もたんまり入る。
うまくいけばこれだけで向こうが負けを認める事も。

今回はそううまくはいかずテキサス全土奪還に加え一部メキシコ領も占領して講和。
大体1年くらい戦争してました。
そして講和が成立した瞬間。

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イベントが発生しテキサスは合衆国の一部になります。

アルーストック戦争

さてここからしばらく次の米墨戦争に備えるのが普通なのですが。
ここは未回収のコア領土をお嬢から返してもらうことにしましょう。
それはニューイングランドのカリブー(と読むのか良く知らないCaribou)。
現在のメーン州アルーストック郡の中心都市?らしいが知らないっつーの。
日本地図もそうだがなぜ郡の名前にしない。

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右のほうにちらりと見えます。

それはともかく。
1838年のアルーストック戦争でアメリカ領になった土地です。
ここを割譲するディシジョンはイギリス側にあるのだが、アメリカ側には無い。
なんでだ。
AIイギリスはまずこのディシジョンを実行しないので、奪還は戦争によるしかない。

少し経つとアホみたいな数のイギリス軍が米加国境に貼り付けられます。
が、1830年代なら上の画像の左の方に見える11個連隊だけ。
今なら勝てる、という事でさっくり戦争。

 

まず紛争地域たるカリブーを占領し、在加英軍をおっかけっこの末殲滅。
ただイギリス海軍が出張ってきて全土封鎖されて戦勝点は伸びない。
うーん、初期の海軍は重税を課してでも維持してここで使い潰すのがいいのか?

ちなみに何度かのテストプレイのうち1回ではお嬢とプロイセンが同盟。
上陸してきたプロイセン陸軍にこちらの主力が返り討ちにあうなんて展開も・・・。
今回はベルギーなので上陸してきても特に問題なく殲滅できましたが。

フロリダ半島に上陸してきた援軍も殲滅し、しばらくするとイギリスが折れて講和。
ちなみにカナダのほかの土地の占領なんかはやらないよりマシくらいの意味しかありません。
占領で効果を発揮するのは紛争地、相手のコア領土(特に首都)くらいでしょう。
何度かのプレイの中にはこちらの戦勝点が-1で勝利してしまったケースもあります。

明白な運命

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さて、次は再びメキシコとの国境に全軍移動。
大義名分ですが、アメリカには素晴らしいデシジョンが用意されています。
それがこのManifest Desiny。
明白な運命と訳されますね。
現在アメリカ領となっている土地のうち最初空白の土地。
さらにメキシコ領になっている土地がこちらのコアになります。うめえ。

条件は文化研究のロマン主義と威信50ととてもお手ごろ。
そんなわけで観念主義をとったら次はロマン主義を研究します。
はやめに取れば威信も増えるし。

 

代償としてメキシコとの関係が極度に悪化しますが、それがどうした的な。
なおこのディシジョンはさらに付帯したディシジョンを誘発します。

それがこれ、Ostend Manifest。
オステンド・マニフェスト。詳しくはぐぐってください。

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こちらの方はマイナスが結構強烈で、悪評6に加え全列強との関係が激しく悪化します。
効果はキューバのコア化。
ただ海軍も無い現状でスペインとの戦争はできないので、実行だけしてしばらくは放置。

第2次米墨戦争

だが今回の主題はキューバではなく、わが国固有の領土をメキシコから奪還する事。
固有なんでしょうか・・・。
ステートで言えばメキシコ領テキサス、カリフォルニア、ネバダ―ユタ、アリゾナ、ニューメキシコ。
テキサスとカリフォルニア以外はほとんど砂漠だらけのゴミステートですけれども。
テキサス割譲で宣戦し、あとは適宜Add War Goalしてこれら全ての一括割譲を目指します。

 

例によって国境付近で迎撃に来たメキシコ軍を殲滅。
あとは塗り絵です。
ただメキシコには軍を再建する経済的余力があるのでたまに追加の野戦軍を殲滅するお仕事はあります。

なお、塗り絵を続けると戦勝点が増加するとともに要求に必要なポイントも低減します。
この効果は紛争地域占領の方が無関係な土地より大きい気がするのでこちらの占領を優先。
あとは首都も占領したほうがいい気も?
全紛争地域、首都+αを占領したあたりで向こうが折れて講和。
途中で要求の一部承認で講和を持ちかけてくるのがうざったくてしょうがない。
おおむね4年くらい戦争していました。

 

・・・なんですが。
アホなわたくしはここを突破するのに数回のプレイを必要としました。
理由はこの第2次米墨戦争にお嬢が介入してくるから。

お嬢との関係は先のアルーストック戦争に加えオステンド・マニフェストでマイナスに振り切れています。
お嬢はここ、英領ベリーズを領有しており、メキシコを隣国と認識して介入を画策するのです。

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勝てないとまではいいませんがものすごく大変になるのは確実。

その対策は色々考えられますが、一番手早いのはお嬢の影響力を減らしておくこと。
しかし開戦直前にやろうとしてもうまくいきません。
先の戦争と講和条約の縛りにより影響力は増やせませんし、
そもそも「明白な天命」のデメリットによりメキシコへの影響力は最低レベルへ落ちます。
相手の影響力を減らすためには、同等の影響力を持たねばなりません。

そんなわけで影響力を減らすチャンスはむしろテキサス独立戦争介入前。
この時期にメキシコへの影響力を積み上げ、
まだニュートラルなお嬢の影響力を1レベル下げておきます。
これで余程のことが無い限り米墨戦争までに両国関係がフレンドリーになる事はありません。
ややプレイヤーチートくさい一手ですが他に方法が思いつかなかったので・・・。

入植の状況

なお、この頃には初期に入植したワシントン、オレゴンはこちらのものに。
次はマニフェスト・デスティニーでコア化した中央部分の塗り絵。
特にオクラホマとコロラドは南北戦争がらみのイベントにも必要なので早急に。

なんですが。
ふと見るとなぜか今回、ブリティッシュ・コロンビアにイギリス人が入植してない!

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初めて見ました。
そんなわけでコロラドを後回しにし、急いで入植開始。
これでここがアメリカ領に。
しばらくして無事アメリカ領ブリティッシュコロンビアが誕生しました。
American British Columbia。
それはアメリカなのかブリテンなのか。
と言うか残りのイギリス領はBritish British Columbia。
しつこいわ。

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