各国戦略

Victoria2研究室

総論

自国が強くなればいずれ列強と衝突することになるだろう。
HODの危機システムがあればなおのこと英仏独のいずれかとは少なくとも1回は対立することになるはずだ。
終盤に勝てない場合の対策を考える。

開戦状況を見定める

まず、Victoria2に限らず、この手のシミュゲーでは千日手・泥沼の状況に陥ることがある。
そうした場合、戦う時期を間違えているか、戦う場所を間違えているか、戦う相手を間違えている。これらはお互いに重複する部分もあるが、以下のように詳述できる。

時期
植民地獲得以前でこちらの兵力が足りない場合、もしくはアフリカ分割に敗北し相手の兵力が多すぎる場合。
また、技術レベルが追い付いていない場合。
軍量または軍質が上回れば対処できるようになる。
場所
有利な地形・地勢で戦えていない場合。
  • 海軍の不足による上陸失敗=大西洋、英仏海峡
  • 広すぎて占領が進まない=東欧平原
  • 不利な補正のつく地形=コーカサス、ピレネー
    などで発生しがちである。
    外交により迂回を図るべきである。
相手
軍事力については、一般的に英仏独>米墺露>土西日伊であり、下位列強が上位列強に真っ向から戦えるものではない。
また、ゲーム後半になれば列強間の同盟が解禁されるため、彼我の同盟国にも留意しよう。
局所的な有利を得て各個撃破を図り、作戦・戦術レベルでひっくり返すことも可能である。

戦略級の対処法

数十年単位の戦法。

軍量の有利を得る

社会保険を進め、人口を増やし兵士POPを増やして軍量を増やす。

軍質の有利を得る

識字率を上げ、技術を先行し軍質の有利を得る。
師団構成を見直す。歩兵:砲兵=1:1を下回らないように補充し、騎兵・工兵を10%ずつ配備する。

作戦級の対処法

普遍的に利用可能である。5年程度で準備可能。

同盟国に叩いてもらう

フランスと同盟しイギリスを叩く、オーストリア・ロシアと同盟しドイツを叩いてもらうなど。
同盟国をデコイにして自国で一気に占領を進めるのもこの変種といえる。

隣国に同盟・通行権を得る

同盟国の領土にいれば黒旗にならないことを利用する。
勢力圏に収めることで同盟を通しやすくなることを利用する方法もある。
列強の隣国の中小国を勢力圏になんとか収め、上陸を事前に行っておく。
オランダ・デンマーク(対ドイツ)、スペイン(対フランス)、メキシコ(対アメリカ)など。

一括和平で足掛かりを作る

大戦が解禁されたあとで使いやすい。
有利な地方(だいたいは大陸側だろう)で戦勝点を稼ぎ、Add War Goalして一括和平をムリヤリ通す。
ブリテン島から1ステートでも取れれば勝ち。

戦術級の対処法

若干プレチくさい。

包囲殲滅・10倍殲滅を狙う

戦闘に勝利したときに撤退可能なプロビがない場合、負けた兵は消滅する。
会戦中のプロビを囲むように1k散布する。

また、10倍以上の兵数をぶつけて勝利した場合、負けた兵は消滅する。

海戦になる前に上陸する

制海権を得られない前提の作戦。
輸送船を浮かべておいた状態で宣戦布告し即上陸、近隣の海プロビに護衛艦隊を浮かべておき時間稼ぎをする。
ドーバー海峡(対イギリス)など。

黒旗連隊+参戦要請で強行突破する

戦争が終わった時に通行権のない第三国にいた部隊は「黒旗連隊」として士気0になるが、自国に帰還できるようにするためにすべての国を通過できるようになる。
黒旗連隊が他国の領土にいる状態でその国に宣戦布告することはできないが、参戦要請の受諾は可能である。
したがって黒旗連隊の状態で海峡を越え、そこで戦争に介入することで敵国の中枢から殴れる。

シングルでは使いにくい。
詳しくはマルチ第9回フランスAARを参照。

各論

対イギリス

対フランス

対ドイツ(プロイセン)

対ロシア

対アメリカ

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