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プレ八紘一宇-とりあえず、朝鮮をなんとかしたい
プレ八紘一宇-とりあえず、朝鮮をなんとかしたい/1861年から1866年まで†
【執筆中】
閣下。
作者がリアル韓国に取材旅行をしていたおかげで、読者のみなさんをお待たせしてしまいました。
この章ではついにわが国が清国と本格的に干戈を交えることになります。
影響力の増やし方†
ところで、前章であまり説明もなく、朝鮮征服において「満洲は勢力圏に置くことができた」と記述しました。
列強になるといくつかの例外を除いて、他国に影響力Influenceを行使し、最終的にその国を勢力下In Sphereに置くことができます。
例外とはすなわち、
- 列強
- 戦争中の相手国
- 和平期間中の国
- 大使追放Ban Embassyが行われた国
の4つです。

影響力の行使は上の図で赤い枠で示された部分で設定します。
影響力の行使の基本的な考え方を以下に示します。
- 行使できる影響力の総量は国によって決まっている。
- 上の図で赤い枠で示されたのはその優先度Priorityで、設定された優先度に合わせて影響力を分散して投入する。
多くの国に設定すれば「広く、薄く」、少なく設定すれば「狭く、厚く」、影響力が行使される。
一般的には後者、すなわち、3か国ぐらいに狙いを定めて行使するのがよい。
- 影響力を行使すると、1日ごとに影響力が蓄積していく。
これは外交関係における友好度とは関係があるものの、大きくは影響しない。*1
蓄積した影響力がある一定値を超えると、関係性Opinionを進展させられる。
- 関係性は、
Neutral(中立)→Cordial(信頼)→Friendly(友好)→In Sphere(勢力下)
と進展していく。*2
- Friendlyまでは蓄積した影響力が50以上になると関係進展Increase Opinionを選択することで、関係性を1段階進めることができる(これには影響力50を行使する)。
また、これにより友好度が+25されるので、蓄積された影響力が50を超えた時点ですぐに関係進展を実行すべきである。
どこの列強の勢力下でもない国との関係性をFriendlyからIn Sphereに進展させるためには勢力下への追加Add Sphereを選択することで可能となる(これには影響力100を行使する…ので、勢力下に入れた時点で蓄積した影響力は0となる)。
(どこかの列強の勢力下の国を勢力下に加えたい場合は後述を参照のこと。)
- 影響力はどの国に対しても同じように蓄積されるわけではない。
主な影響を下に示す。
- 友好度:200なら+20%、-200なら-20%の効果。だから、15なら+1.5%の効果である。
- 隣国:+50%の効果。
- 大陸:違う大陸であれば-50%の効果。
- 人口:人口比で著しい差が出る場合は大きなマイナス効果がある。(清国など)
- ある列強の勢力下にある国に対しても影響力を行使できる。
したがって、こちらの勢力下にある国に対する他列強の影響力を排除しつつ、他列強の勢力下にある国に対して影響力を行使し勢力を拡大するチャンスを狙う外交戦争を繰り広げることになる。
- 最初に述べておくが、外交戦争はかなり不毛な戦いなので、筆者は本気の外交戦争を勧めない。
勢力下の国の防衛および他列強の勢力が及んでいない国に対する影響力の行使ぐらいでよい。
- 防衛においては、すでに勢力下にある国であっても影響力を100(最低でも65)まで蓄積しておくことが前提となる。
どこかの国が影響力を行使してきたら、ある程度(だいたい45)影響力を貯めた時点で大使追放Ban Embassy(影響力65を行使)を実行する。
これはそれまで蓄積した影響力を0にし、1年間、影響力の行使を禁止する強い防御手段である。
←満洲に対してロシアが手を出している様子
それ以外はあまり使わないが、下記のような対抗手段がある。
- 風評Discredit:180日間にわたって対象列強の影響力行使を75%に弱める。自国影響力25行使。使う必要がまったくなし。
- 関係性を減退Decrease Opinion:関係性を1段階下げる。自国影響力50行使。うっかり他列強が関係性を進展させていたときに使う。
ちなみに、大使追放では関係性は変化しない。
- 大使追放Ban Embassy:上述のとおり、対象列強が蓄積した影響力を0にし、1年間、影響力の行使を禁止する。自国影響力65行使。
相手が1か国なら文句なしの最終兵器。問題は2か国以上いるときなんだよなぁ…。
- 外交戦争の攻撃は次のように行う。
- 上に見た、風評、関係性を減退、大使追放は「関係性が同じか、自国より下」のものに対してしか使用できない。
どこの勢力下にもない国を競争相手からかっさらうためにはこの攻撃手段で十分である。
- しかし、狙っている国を勢力下に置く列強に対しては上のどの攻撃手段も通用しない。
可能なのは、勢力の除外Remove from Sphereのみである。
これが選択できるのは、「自国の関係性がFriendly」「蓄積された影響力が100」という条件である。
…まずもって、そんな状況をAIが黙認するはずもないので、これはまず無理である。チャンチャン。
- 外交戦争が有効な場合があるとすれば、それはある国に対して戦争を起こしたいが、その国と他列強の関係性がFriendlyである場合である。
- 関係性がFriendly以上の場合、戦争において列強は当該国側に介入する権利が得られる(CBは現状維持Status Quo)。
しかし、Decrease Opinionを使い、Cordialに関係性を減退させてから宣戦布告すれば、その列強の介入は当然ながら避けられる。(この戦法は東南アジアのビルマやシャムなどに対する戦争に際して英国に対して用いることがある。)
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