ここはちょっと番外編。
ベルギー本国から、Javaへの移民がまったく起こらない。
起こらないのだよ。これではjavaをステート化する野望が頓挫してしまう。
さらに云えば、スエズにも移民が起こらない。
私、ホーネットはこれを1.3のRGOが拡大していくバグのせいだと思った。
本国化できないなんて……と思いつつ、マルチプレイの面々に相談してみた。
するとLuxさんが、RGOが満杯にならなくても普通は移民は起こると教えてくれ、さらにma memoriesさんが検証プレイまでしてくれた。ma memoriesさんの検証の結果、オランダ→javaはそれなりに移民が起こるが、ベルギー→javaは移民が起こらないことが判明。
最終的な結論はベルギーはindustryの左端の研究が進展しているため、経済的に豊かなPOPが多い。その為、外に出て行く国民が非常に少ない、というものだった。
国民が豊かかどうかざっとみるには予算画面を参照。水色の連中が上のPOPにいきそうな金持ち連中だ。資本家の場合は活発に活動してくれる奴ら。
1870年の段階でベルギーの生活水準がかなり高いことがわかる。これではわざわざ別の大地に行こうとする人間がいないのも無理はない(きちんと移住-補正が明記されます)
税率を上昇させることで、この円グラフいくらか操作することができます。
つまり、税率を上手く操作することで、ある程度POPの昇格、降格を操作できるということです。
例えばmilitary spendがMAXで下層の税率もMAXにすると、POPがどんどん兵士になります。 これはお金を搾り取られた国民が予算の潤沢な軍に流れるかららしい。(ma memoriesさんに教えて貰った)
POPの詳しい変遷については各種データにあるPOP表を参照。
さらに間が悪いことに、今回ベルギーは社会改革を6、7割ぐらい先に進めてしまっていた。このため、さらに生活が豊かになり、移民が進展しにくくなってしまったのだ。
だが、もともとベルギーはちょこっと社会改革が進展しているので僕のせいだけじゃないはずだ!
このように、ベルギーは獲得した植民地を本国化することが難しいことが判明した。結論から云うと、ベルギーよりよっぽどオランダの方が初心者向けな気がする。
だってオランダはベルギー併合普通にできるし。識字率高いし。植民地への移民が起こるし。最初からjavaあるし。でも、植民地が点在してるから操作が面倒なのは間違いないか。
ちょっとPOPの話が出たので、Populationの見方をちょこっとおさらい。まず、画面上のPopulationを押してPopulation画面を開く。
で、左端をまず見て欲しい。
こんな感じのところがあるだろう。ざっとベルギーの総労働力が7Mでjavaがその内3M、Valaarnderenで1Mだというのがわかるだろう。ちなみに、これは1870年のPopulation画面なのだが、最初に社会改革してないとValaarnderenがこの段階で1Mも人口がいることはまずない。
NF一つ当てるしても、人口の多いところを狙って当てると効率が全然違う。
聖職者を増やすのは人口が多いところ、兵士を増やすのは植民地の人口が多いところ(植民地は工場がない=工員がいないの工業点の伸びに影響がない)、工員を増やすには本国の人口の多いところが適しており、きちんとこの画面を見てNFを当てると捗る。人口の少ないところにNFを当てるのはもったいない。
決して中の人が捗るを使いたいだけというわけではない。
で、だ。続いて左に表示されているステート一覧からjavaをクリックすると、さらに細かくステートの情報をみることができる。
これがJavaのステートのPoP情報だ。ここで一番注目して欲しいのはNatinalityだ。ここはJavaステートのPoPの文化構成比を円グラフ化したものだ。
ほとんどがJava人だが、その中に1.1%のワロニア人が居るのがわかる。
植民地を本国ステート化するには主流文化の官僚1%が必要だから、ここが1%を超えていないといくら官僚にNFを当てても本国化できない=効率が悪い。
個人的に、2~3%になってからNFを当てるのがおススメ。
ここで、現在のJavaの官僚状況を見てみる。
上のほうにある各POPのアイコンをオン/オフにすることで、そのPOPの表示をしたり消したりできる。ここでは○で囲った官僚POPだけオンにして表示させている。
これを見ると本国化に関係あるワロニア人の官僚は0人で、関係ないオランダ人の官僚がバタヴィアに7千人ほどいるのがわかる。つまり、Javaのステート化は一ミリの進んでいない。
投げるようで申し訳ないが、少々何云ってるの? こいつ? と云う方は、神AARであるAAR/大平原の小さな牛の第一話を参考にするといいだろう。