この頃、ぶっちゃけ激しい動作をすることがない。
そもそも初心者プレイにそんな動的なものを求めるのが間違いなのだ。
なので列強としてベルギーがやることをちらほら書いていく。だけでお茶を濁す。
ベルギーは英仏に次ぐ列強三位だ。
列強の特権の一つ、それが勢力圏である。
勢力圏のメリットとはなにか?
それはまず、市場である。勢力圏に加られた国は加えた国の市場となる。勢力圏で生産された生産物はなによりも優先して盟主の国へ生産物を売却する。
また、勢力圏に加えられた国は、盟主の製品を優先的に売りつけられる。
したがって勢力圏に加えると便利なのは人口が多く、希少な生産物を生産しているところである。
代表的なのが、中国(最大の人口、高級服に必要な絹のほぼ独占、職人が作る諸物資)やブラジル(それなりの人口、高級家具に必要なもろもろ)などが挙げられる。
また、勢力圏に加えた国は同盟を忠実に履行してくれるので、中国やスイス等の国は単純に戦力として加える意味でも勢力圏に追加する意味はあるだろう。
ある国を勢力圏に加える際の事だが、まだどの国も唾をつけていない国ならば、簡単に勢力圏に入れることができるだろう。
だが、既に別の国が勢力圏に入れている国を自国の勢力圏に加えるのは中々難しい。
実はこれにはコツがある。まずはこれを見て欲しい。
この画面の開き方がわからない人は、Diplomacy 画面を開き、show great powersのtabを選択しよう。 出て来た画面の左にある国家一覧で任意の国のメーターを増減させて勢力圏を割り振る。 一度に振る国は1~3ぐらいにするべきだろう。
これはスウェーデンの勢力圏争いの画面だが、フランスがロシアにban embasy されているのがわかるだろう。(フランスの横の禁止マーク)
だが、フランスの影響力は中立で、我がベルギーの影響力は友好である。論理的に云えば、ロシアはベルギーの影響力を削るべきだろう。
だが、AIはそうはしない。AIは何かしらの行動をするだけの影響ポイント(decredit やban embasy等)を所持しているときに、最も影響ポイントが高いかつ、ポイントを増加させている国に対して嫌がらせを行ってくる。
つまり、ロシアがベルギーの影響圏を削る行為ができるポイントである50になるまでこちらも影響ポイントを振り続け、ロシアの影響ポイントが50になりそうになった場合にこちらがポイントを振るのをやめれば、ロシアは他の影響圏を増やそうとしているAIにポイントを使うのだ。これを利用して気長にやれば大抵は勢力圏を剥がすことができる。
面倒だけどね!
説明下手でごめん! でも、この辺は画面に張り付きながら試行錯誤してたらたぶんわかるようになるよ! 実地が一番!
左から2番目の列のNationalism and Imperialismを研究すると列強は4ステート以下の非文明国家に宣戦する際にestablish protectorate の選択肢が現われる。
これはつまり、併合するということであり、本来なら20のBBRを消耗しないと併合できない朝鮮等(conquest でも20 領土を3つ普通に削ったあとに併合しても合計でBBR20必要)をBBR8で併合できるという凄まじいお得ボーナスが発生するのだ。
今回はアフリカ植民と縛りの都合上、2ステート国家のエチオピアを一発併合した。
それでも本来は割譲で4、併合で8、合計12のBBRが必要な行為だから、BBR4も得したことになる。
列強の特権である。
※画像は朝鮮への宣戦布告画面だが、それはエチオピアのときにスクショを取り忘れたため。実際に朝鮮に宣戦はしていないのであしからず
さて。なぜエチオピアを獲得したのか。その理由は植民である。ホーネットはあまり小国で植民するメリットを感じないタイプの思考回路だが、初心者向けAARと云うことで「やっぱり植民しなくちゃな!」などと思いなおし、エチオピアの東南へ植民を開始した。
植民を行うと20の威信(研究で増加させられる)が手に入るので、列挙下位を維持するには結構強力な切り札になる。列強上位はドレッドノートと万単位の工業点で全て決まるので余り意味がない。が、ベルギーは後半USAやオーストリア、ロシアに追い上げられるのはほぼ間違いないので威信目当てでぼちぼちと植民と開始した。
ここで注意してもらいたいのがLife latingについてである。Life latingと画像で書いてあるところにカーソルを合わせると、その地域のLife latingが表示される。この数字は移民国家ならば移民増加に影響がある他、人口の自然増にも影響がある。欧州は基本的に35になっており、基本的に最初欧州人は35以下の場所では生活しない=植民できない。
アフリカの土地は35~10になっており、30や15の土地に植民を行うにはminimum life latingを下げる研究を行わなくてはならない。
それは産業の右の列のmedecine、文化の研究の左から2列目にあるNationalism and imperalism (1850年解禁+一発併合解禁効果あり),陸軍技術の左から2列目にあるマシンガン(1870年解禁)によってそれぞれ欧州人が生活できる水準を5,10,10引き下げる効果を持つ。従って最終的には35-5-10-10=10と、10のところにまで植民できるようになる。
植民地帝国を建設する場合は、1870年までに二つの研究を終わらせ、研究ポイントを貯めて1870年になった瞬間にマシンガンの研究を終わらすと良い。(研究ポイントは研究を行わなくても貯蔵される)
なお、エチオピアの南のほうは、medecineの研究だけで植民できたりする(Life lating 30)ので序盤に獲得しておくのも全然あり。
大国なら適当に工場を建設しても工業点は余裕で上位であろう。しかし、ベルギーのような小国が工業点上位を維持するには無駄のない工場建設が必須になる。
ベルギーは立憲君主制なので、以前述べたとおり、政党を自由自在に変えられる。
ここから与党を任命できる。State capitalism の政党を与党にすると手動で工場を建てられる。 この画面に行くには、Politic画面から左の与党のところをクリック。
そして、建設する工場であるが、ver1.3であるならば単価の高い製品(前半=高級服、高級椅子、後半=電気系製品)を作ればよい。また、ver1.4では利益の上がる工場(前半=ワイン、紙、セメント 後半=電気系製品)を建てればいいようだ。
このように丁寧に工場を整備することで小国でも工業点上位を維持できる。 ちなみに工場の数字が工場のレベルで、クリックするとレベルアップできる。 また、各工場の右下のチェックは助成金と工場閉鎖についてである。不要な向上は閉鎖しておこう。 ×を押せば取り壊せるが、どうせ資本家が要らない工場を建設してしまうので、当分閉鎖状態で放置しておこう。
また、単価の高い商品はTrade画面で確認できる。
この画面についてはまたぼちぼちと解説することがあるだろう
ぼちぼちと植民を進めながら、欧州のどこかに領土を設ける。予定。両シチリアとかおいしそう。弱いし。