さて、1日目ではモヤッとしていた対英同盟が具体化してきたわね。
はい。その名も『大陸大同盟』です。
ええ。構成員を紹介するわ。
勤勉の国からやってきた!あのオーストリアと合体を果たした陸上最強種!ブラック!グレーター・ジャーマン!
北の国からやってきた!マンパワーは世界一!でも海軍は知らん!ディープグリーン!ロシア!
文化の国からやってきた!いい陸軍といい海軍を持つオールラウンダー!ブルー!フランス!
スルタンの国からやってきた!特技は必殺スルタンの寝落ち!ライトグリーン!オットーマン!
情熱の国からやってきた!同盟最弱の陸軍と最強の海軍を持つ謎のダークフォース!イエロー!スペイン!
われら五人あわせて、大陸戦隊タイエイジャー……!
茶番はそこまでにして次に進んでください。
コホン。まあ5か国でやって負けるなんてありえないわ(フラグ)
とりあえず展望は?
現状同盟各国の海軍事情が絶望的なので1885年まで準備期間を設けるそうよ。
なるほど。あと15年ぐらいありますね。では植民でもして待ちましょうか。
さて、プレイ開始よ。大陸諸国はもっぱら85年からの対英戦でいっぱいでしょうけど、スペインにとってはアフリカ植民という一大イベントがあるわ。
HOD環境のマルチでの植民AARは本AARが初めてみたいなので気合を入れて説明するわ!
まずは各国植民拠点と筆者予測各国植民ルートよ。
なおドイツはモロッコに植民距離が届かず植民は断念するそうね。オスマンはおそらくマシンガンが間に合わないと思われるわ。ロシア、アメリカ、日本については植民拠点を持っていないわ。
したがって、今回の植民ではイギリスとフランス、スペインの3国間の競争になるわね。+αでデンマーク、ポルトガル、オランダなどのAI各国よ。
なるほど。ところで、一つだけ気になることが。
なんなのよこの植民点は!?
折からの大砲不足で船をあまりそろえられませんでした。
くっ。これがスペインの限界なのね。イギリスとの戦力差は絶望的だわ。
はい。まあ少しずつ大砲が余り出して作れるようになりましたが……。
まあいいわ。内陸をとるだけなら植民点は最低限あればいいのよ。あとは技術と勘でカバーよ!
幸い、こちらが世界に先んじてmin liferate-10%の開発が終わりました。先手を打てます。
絶望的な識字率の割には頑張ったわね。アフリカ植民では最初に封鎖したり妨害したりすると厄介だわ。先手を打てるかどうかは可能と不可能を分けるのよ。
しかし各国もすぐに開発してきましたね。西サハラはイギリスが、アルジェリア内陸はフランスが入れてきました。どうしますか?
サハラルートは放棄。植民点がぎりぎりの場合、余計なとこは放棄すべきよ。
一方ニジェール=コンゴルートは?
イギリスのソコト植民に妨害を入れて足止め。その間に東に進むわ!
イギリスはエチオピアからも西に進んでいる模様です。このままだと東進が妨害されます。
こちらが先手を打ったので、こちらの植民地成立のほうがさきよ。エチオピア方面からの妨害はできないわ。これで中央アフリカに自由に植民できるわね。これこそ先手が可能と不可能を分ける理由よ。
ローデシアルートはどうなっていますか?
そっちは余裕ね。リンディでイギリスの妨害をしつつ西方面に抜けてくわ。
ニジェールコンゴルート確保。
計画通りね。南北にわかれて、北はリビア制圧、南はコンゴ制圧に切り替えるわ。
しかし植民点が足りません。
ソコト・ニジェール方面をブロックする必要がなくなったのでこっちは撤退ボタンを押して植民点を確保よ。ここの思い切りが肝心ね。一度内陸を確保したら、争っているところから手を引き内陸を可及的速やかに入手するのよ!
モザンビークも西に抜けました。
南はローデシア、北はソコト=ニジェールルートとの合体を目指すわ!リンディの妨害を解除しつつ、植民点を使いまわしてくわよ!
あとは余裕ですかね。
ええ。あとは作業ゲーよ。ローデシアとリビアはかなり余裕っぽいわね。
絶望的な植民点差の割にはまあなんとかなりました。
余裕だったわ!これこそがスペインの本当の力よ!
しかしその直後あるポップアップが世界中を駆け巡り、全プレイヤー国を震撼させた。
……。
パクパク
早すぎくないですか。
曰く、スペインが対英戦の首謀者であるタレこみがあるので予防戦争をする、とのことよ。
とりあえずタイエイジャーに同盟を送りつつ、軍の再編と植民の完遂をするわよ。
イエロー() 奴だ!レッドが攻めてきたぞ!助けてくれ!
ブラック() イエローは仲間だ。見捨てることはできない!
ブルー() オッスオッス!
ディープグリーン() (どうしようかなあ……)
ライトグリーン() コクッコクッ スルタンオキテー ドウメイキテルー
だからもうその茶番はいいです。
ということで頼もしい仲間たちが集結したわ。まあ上陸軍を適当に蹴散らせば戦勝点がたまるでしょ!どうせすぐに白紙和平よ!ということでわが兵士たちも行ってきなさい!
クリスマスまでには帰ってくるよ!
俺、この戦争終わったら結婚するんだ!
いってらっしゃ~い!
……。これは……。
1873年8月1日。ついに戦いの火ぶたが切って落とされた。スペインとイギリスの戦争に全プレイヤー国が参戦。巨大な戦争に発展した。
ついに来たわね。
わが方についたのはロシアをシステム上の盟主としつつ、フランス・ドイツ・オスマンになります。対して相手側は日本、アメリカがつきました。
シーパワーVSランドパワーね。
ちなみに日本の要求はフィリピン、アメリカの目的はキューバだそうです。
(; ・`д・´)なに!?全部スペイン要求じゃない!
まあ私たちもメタられるほどに大きく成長したということでしょう。
この列強順位を見てほしいんだけど……。
とりあえず即殲滅対策に沿岸部の部隊は撤退させましょう。それから海外領の軍は解体です。船は植民にまだ必要なので極力ぎりぎりまで残します。
とりあえずアフリカだけは植民を完遂するわ!
フィリピンとキューバを取られるならここは譲れません…!
しかしすでにかなりの植民地をとってしまったので植民点を消費してます。あと戦争の影響で船が海外領で作れません。植民点はギリギリです。
なんとかしなさい!いろいろなところに入れた妨害植民はすべて破棄!
中央アフリカですがイギリスによる浸食が始まっています。左右からはイギリスの植民まで来てます!
左右の妨害植民はこのまま持ちこたえなさい!なんとしてでも中央アフリカ植民地とローデシア=モザンビークをドッキングさせるわよ!
ドッキング完了です。
何とかなったわね。左右の妨害も解除。あとは残りの誰も入ってこれない内陸部を埋めるわ。
イギリス海軍による封鎖が始まってますね。
このまま待っていても戦況は改善しないわね。
スペインとしてはアフリカ攻勢を提案してみるわ。アフリカには多数の英陸軍が上陸していて、それを食うと戦勝点があがる可能性があるわ。
ということでドイツ軍と共同のアフリカ解放戦線が始まります。
少女戦闘中……
撤退しよう。
これ以上サハラ砂漠で戦い続けるのは損耗があまりにも激しいことが判明。アフリカにすでにかなりの英軍がおり、アフリカ攻勢は失敗に終わりました。
アフリカ攻勢が失敗に終わり、アフリカ全土がイギリスの手に渡った。このような閉塞感とそれを脱したい焦りからスペインはあるミスをおかしてしまう。
アリサさん、モロッコからジブラルタル海峡を越えてアメリカ軍が侵攻してきました。
なん、だと?イギリスは大陸に上陸しないと公言してたのに?
どうもアメリカの独断のようです。
全軍をかき集めて迎撃するわ!相手が出てきたならチャンスよ!スペイン常備軍だけではどうにかならない可能性があるのでドイツにも援軍を頼みなさい!
敵はMálagaに集結しています。
突撃!
え?山岳ですがいいんですか?
どうせ彼らも欧州大陸じゃまともに戦う気ないわよ!
勝利しました。逃げる先はジブラルタルですね。
久々に戦勝点を稼いだわね!追撃よ!
いやでもそっちはモロッコと陸伝いで援軍が可能……?
スペインさん待って……!
え?引き返すの!?今引くわ!あれ?ラグ……?
……。
……。もう突っ込んでしまったんですね……?
え……うん(´・ω・`)
Σ(゚Д゚;)エエー
そう、こうして悪名高きジブラルタル会戦が幕を開ける。アメリカのミスとスペインのミスにより始まった小競り合いにイギリス日本とドイツも参加。1880年9月に始まり15年以上の間延々と両陣営のローテーションが続き、無意味にPOPをすり減らす戦いが発生した。またこの戦いはスペインが攻撃側、戦闘場所は最悪の山岳+渡河判定が入り、防御側優勢のマシンガン時代であることも相まって、スペイン・ドイツ両陣営側の犠牲は多大なものとなった。されとて、すでに払った犠牲が無駄になること、撤退により発生する負の戦勝点を懸念するスペイン・ドイツ連合軍はあとにひけなかったのである。
経済学では有名なコンコルド効果っていう用語があってね。
ミスの元凶がいうのはやめてください。
スペインのせいとはいえ、そうでなくても少ないPOPを延々とすり減らすのは負担が大きいわね。
仕方がありませんね。ところでどこの誰が開発したのかはわかりませんがこのようなものが。
な、なんだってー!
ついに白紙和平は不可能になりました。大戦システムではどちらかが負けを認め、負け側参加国すべてにもれなくcutdownが入ります。
戦況はどうなってるの!?
現状戦勝点は五分五分。ですがイギリス側の大陸封鎖が功を奏して各国とも高い厭戦に襲われています。
耐えるしかないわね……。
ジブラルタルはどっちが勝つかもわからず依然戦闘は続いています。
そして時は流れ1895年。
状況報告!
ジブラルタルは今日も元気に自殺中です。また厭戦がスペインでも高まり、好戦性が異常な速度で上がってます。今は改革で好戦性のはけ口にしていますが。財政はアフリカを失ったのと封鎖によりギリギリです。公務員給与カット+税金マックスでもStockpileを半分にしないと財政を維持できません。
同盟諸国は?
各国の状況は以下のようになっています。各国とも封鎖による厭戦からの好戦性上昇に悩まされている点では共通しています。
まだ継戦可能。
日本とにらみ合いつつ、反乱軍と格闘中。
革命と反革命の悪循環に陥り次の革命におびえる毎日。トジマリシトコ
( ˘ω˘ )スルタンスヤァ
Σ(・□・;)なんでオスマンさん戦争中に寝てるの?
厳しいわね…。
イギリス日本はあまり被害をこうむっていません。
しかしアメリカはかなりまずいことになっているようですね。
ところで、各国とも反乱に襲われているのにスペインではほぼ反乱がおきていませんね。起きても5旅団ぐらいの反乱です。なぜか移民の数も他大陸諸国に比して圧倒的に少ないです。
おそらく、仏独に比べ港数が多いので封鎖されるのに時間がかかったことと、ガチinterventionism経済の方針に従ってランダムイベントで保守派を増やしていたのが原因ね。改革が進みにくくなる代償に反乱が起きにくくなるのよ。ちなみに改革は今こうして連打できてるから問題ないわ。
ところで、そろそろ講和のタイミングかもしれないわね。ただ、先方の要求がシステム上の要求として反映されておらず、飲みようがないわ。
とりあえず今日のプレイでは決着がつかないかもしれません。ジブラルタルで自滅しつつ、次回まで待ってみましょう。(白目)
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