続・大航海時代1~天保の改革~

明けましておめでとうございます上様、少しお耳に入れたいことが

新年早々なんじゃ

この地図をご覧下さい

どれどれ…ただの異人の地図ではないか、これは今までよりも綺麗ではあるが、もうとっくに見飽きておる

それだけではございませぬぞ、このように色分けがされております

ほう、どういう意味なのだこれは?

これは、国家別に色分けされております

ほうほう…ではあのオランダはどこにある?

こちらです

…なんと、こんなに小さいではないか!

その通りでございます、我が日の本と比べて見ればその差は一目瞭然、ほんの小さな国にすぎませぬ

同様に小国が異人どもの地では乱立している模様。本来なら我が国はこれらに比すことが充分可能かと

しかし、現状では我が国の力は奴らに大幅に劣っているではないか…出没する異人船1隻にすら我が国は太刀打ちできぬ…

それは「技術」を持っていないからでございます。「技術」さえ獲得すれば我が国は充分にこれらに比肩することが可能かと

そうして、海外に領土を広げ、国力を蓄えれば世界に冠たる国家も夢ではありませぬ!

…そうか、ではその「技術」はどうやって手に入れるのだ?

それはオランダなどから徐々に学習していくしかありませんな。出島の住人からでもある程度のことがわかるのは幸いです

まずは異人の商習慣などを取り入れ、国内を活性化させましょう

そして…税の取り立て、または予算配分も変えていかねばいけません。もっと商工業を発展させ、民を教育しましょう

では早速そうしよう。…あれ?


どうやらこれでは自由な予算設定はできそうにないですな…ということで


この、「Shogun」から「court」が国家運営をするという書類にご一筆下さい

よくわからんが…とりあえずそれで国を変えられるのならばいいことなのだろう、ほれ

(…しめしめ)
天保7年元日、老中水野忠邦は時の将軍徳川家斉を騙し、大政奉還を行なった。水野忠邦は大政奉還後参議、大納言に任官され、親政日本の政治の中核を担うこととなる。

将軍追い出して江戸城にしばらく奠都なされませ。武家勢力の強い地域に陛下自らがおわしめされたほうが今後何かと睨みも効くでしょう。

そうしようか。あと、国民に広く教育を施すため、いろいろ西洋の文物をとりいれてきなさい。最近HOTなマルサスの「人口論」とか。あれだったら皆世界に目が向くし一石二鳥だと思う。水野とやらが言ってた欧米の商習慣とか後回しでいいから


(亜相様怒るな…)

あと、この国の目標は新大陸進出ね。新大陸って黄金とかたくさんあるらしいし。

とりあえず帆船と洋式兵、24船団&旅団くらい用意しといて。洋式兵は最悪できてなくてもいいけど帆船だけは絶対に作っておくこと

(陛下なんか軍拡しだしちゃったよ…)

やっと税制周り整え終わった…陛下に拝謁しよう

来たきた。とりあえず朕はこういうことしたいから(ペラッ

陛下に申し上げたい事があって拝謁したのですが…えっ、しかももういくつか実行され始めてるし

じゃ、よろしくね

お待ち下さい!…「court」政治とはなんだったのか
こうして、日本は新たな道を歩み始めた…
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