自国が強くなればいずれ列強と衝突することになるだろう。
HODの危機システムがあればなおのこと英仏独のいずれかとは少なくとも1回は対立することになるはずだ。
終盤に勝てない場合の対策を考える。
まず、Victoria2に限らず、この手のシミュゲーでは千日手・泥沼の状況に陥ることがある。
そうした場合、戦う時期を間違えているか、戦う場所を間違えているか、戦う相手を間違えている。これらはお互いに重複する部分もあるが、以下のように詳述できる。
数十年単位の戦法。
社会保険を進め、人口を増やし兵士POPを増やして軍量を増やす。
識字率を上げ、技術を先行し軍質の有利を得る。
師団構成を見直す。歩兵:砲兵=1:1を下回らないように補充し、騎兵・工兵を10%ずつ配備する。
普遍的に利用可能である。5年程度で準備可能。
フランスと同盟しイギリスを叩く、オーストリア・ロシアと同盟しドイツを叩いてもらうなど。
同盟国をデコイにして自国で一気に占領を進めるのもこの変種といえる。
同盟国の領土にいれば黒旗にならないことを利用する。
勢力圏に収めることで同盟を通しやすくなることを利用する方法もある。
列強の隣国の中小国を勢力圏になんとか収め、上陸を事前に行っておく。
オランダ・デンマーク(対ドイツ)、スペイン(対フランス)、メキシコ(対アメリカ)など。
大戦が解禁されたあとで使いやすい。
有利な地方(だいたいは大陸側だろう)で戦勝点を稼ぎ、Add War Goalして一括和平をムリヤリ通す。
ブリテン島から1ステートでも取れれば勝ち。
若干プレチくさい。
戦闘に勝利したときに撤退可能なプロビがない場合、負けた兵は消滅する。
会戦中のプロビを囲むように1k散布する。
また、10倍以上の兵数をぶつけて勝利した場合、負けた兵は消滅する。
制海権を得られない前提の作戦。
輸送船を浮かべておいた状態で宣戦布告し即上陸、近隣の海プロビに護衛艦隊を浮かべておき時間稼ぎをする。
ドーバー海峡(対イギリス)など。
戦争が終わった時に通行権のない第三国にいた部隊は「黒旗連隊」として士気0になるが、自国に帰還できるようにするためにすべての国を通過できるようになる。
黒旗連隊が他国の領土にいる状態でその国に宣戦布告することはできないが、参戦要請の受諾は可能である。
したがって黒旗連隊の状態で海峡を越え、そこで戦争に介入することで敵国の中枢から殴れる。
シングルでは使いにくい。
詳しくはマルチ第9回フランスAARを参照。
イギリスがブリカスとして振舞える力の源泉は、インド・アフリカから生み出される膨大な兵数、および海軍力である。
イギリスを敵国視点で見た場合、最大の特徴は隣国が(ほぼ)存在しないことである。これによりイギリスは海軍力のみによって本土防衛が可能なのである。
しかし、イギリスは陸軍軍質は大したことがないことが多いので、どうにか上陸できればよい。
軍量・軍質・海軍いずれもまんべんなく強力で、初期の植民地がさほど大きくないため本土に兵力が詰まっていることが多い。ズルがしにくい。
プロイセンの初期領土は東西に分断されており、勢力圏が崩れると行軍にも一苦労する立地がつけこみやすい。
AIに任せていると北ドイツどまりが多く、統一ドイツは国民議会イベントにより成立していることが多い。
識字率がオワっているので軍質がろくでもないことが多い。領土が広すぎて占領で戦勝点を稼げない。
意外と領土が広くて占領に手こずる。