1854年1月。インド・ゴア。
東アフリカでの作戦を終えた植民地軍は、ここ、インドへとやってきた…。
将軍「ポルトガル本国から植民地軍に1個軍団を派遣してもらう確約が取れた。これでインド作戦が実行可能になる」
シロツグ「そうですか。ところで、この前言っていた、アフリカ征服の秘策ってなんなんです?」
将軍「秘策か」
シロツグ「はい」
将軍「アフリカの植民にはどれぐらいのColonialPower(以下CP)が必要だと思う?」
シロツグ「さあ…作者が日本でやっているときだとだいたい1000ぐらいですかね? もっと必要な気もします」
将軍「いまのポルトガルのCPは?」
シロツグ「ええと、176/351…やっぱり無理ですよ」
将軍「日本プレイのときはどうやってCPを稼いだ?」
シロツグ「Ironcladをつくりまくる方法ですね…。ああ、ポルトガルもそうやってCPを増やす、ということですか。軍港をたくさんつくって」
将軍「近いが、すこし違う。日本はIroncladを建造できる本国ステートの軍港は7つあったし、それらのレベルを3にあげることは財政的に造作もなかった。ポルトガルはどうだ?」
シロツグ「本国ステートは3なので、軍港は3つか…。しかも、それをレベル3にあげるのは財政的に厳しいところがあります」
将軍「おまけに技術研究も厳しい。軍港のレベルを3にあげられる技術を研究し終わるのがいつかだ…それから軍港を3年がかりで建設する。Ironcladは1隻あたり280日ぐらいかかるだろう。1870年のリミットまでにどれだけのIroncladが建造できると思う? たかが知れている!」
シロツグ「軍港建設の技術だけを先行させては?」
将軍「いや、1870年のマシンガンこそ先取しなくてはならない技術だ。それによりColonial Negotiationが発明可能になる。だから、軍港建設の技術は2番手…というところだ」
シロツグ「…じゃあどうするっていうんですか?」
将軍「頭を使え。CPを稼げる船がもう一つあるだろう?」
シロツグ「…MoW?」
将軍「あー、違う違う、それじゃない! Commerce Raiderだ!」
シロツグ「…ああ、そうでしたっけね…あれ? Commerce RaiderってCPあるんですか?」
将軍「8だがな。Ironcladは12だ」
シロツグ「…NSPは同じ3ならIroncladのほうが…」
将軍「Commerce Raiderは、軍港レベル1でも建造でき、しかも、植民地の軍港でも建造が可能だ。おまけにIroncladより1つ前の技術の発明で建造が可能になる。…80隻建造すれば、得られるCPは640。必要なNSPは240。維持費も安くはないがなんとかなるレベルだ。80隻のCommerce Raiderでタコ殴りにすればおそらく大半の敵艦隊は壊滅できるから、戦力としても無駄ではない」
シロツグ「…おおおおお?」
将軍「わかるな? 各軍港のレベルを1860年初頭までに2にあげ、Steamerの技術からCommerce Raiderを発明し、80隻をなんとか建造する。そうすれば…世界に冠たる植民地帝国の素地ができあがる。アフリカ制圧もこれで可能というわけだ。Ironcladが開発されれば、そっちに移行して建造を続行。最終的にはCPを1500まで持っていく!」
シロツグ「以前、こんな戦争をイギリスがやっていたのをご記憶ですか?」
将軍「ああ…覚えておる。アラスカなんて妙なところに手をだしたものだと思ったものだが…それがどうかしたのか?」
シロツグ「イギリスはフランス軍に本土を占領されて降伏…したまではよかったのですが、その後反乱がおこったようで…」
将軍「戦争に負けると国民の不満が高まるからな…」
シロツグ「すでにロンドンが反乱軍の手に落ちています。革命間近です」
将軍「…では、外交関係がすべて白紙になるということか?」
シロツグ「案の定、イギリスで革命が起こり、新政府はブリタンニア共和国を名乗っています。インドの各藩国も衛星国から解放されました」
将軍「あれらの衛星国をいちいち併合するのは手間がかかる…とりあえず、南インドのTravancoreあたり食っておくか」
シロツグ「では、JustifyWarでCBを作成します」
将軍「これは東アフリカにいる植民地軍1個軍団で対応できるな…本国から1個軍団をどうするか…」
シロツグ「さすがにSindhは1個軍団だけでは難しいでしょーね。Makranあたりにしますか?」
将軍「そうだな、とりあえずほしいのは軍港だ。Makranにしよう」
シロツグ「Travancoreへ宣戦布告。東アフリカの植民地軍が上陸しました」
将軍「将軍のReliabilityの能力だが、どうも占領の速度に影響するように感じるのだが…」
シロツグ「へえ、そうなんですか? 胸甲騎兵のせいじゃないですか? Reconnaissanceが高いほど占領効果は高いと聞きますけど、胸甲騎兵はその能力ありませんからねー」
将軍「そちらが原因なのか? やはり胸甲騎兵はダメだな…」
シロツグ「Makranでも開戦しました。どちらも問題なく占領できそうです」
将軍「アメリカでは南北戦争が起こっているのか…なんか北軍が負けているようだが…」
シロツグ「北軍はメキシコとも戦っているせいですかねー」
将軍「Makran、Travancoreを無事併合できそうなところに、Commerce Raiderの発明か! これはいい知らせだ」
シロツグ「早速10隻ほど発注します」
将軍「うん? イギリスではスコットランドが独立しただと?」
シロツグ「ブリタンニア共和国ですよ…でも、本土も反乱軍に占領されているようですから、また
革命が起きるのでは?」
将軍「スコットランドもどれほど独立を維持できるかな…」
シロツグ「さて、Makran、Travancoreも落ち着きました。いよいよKalatとSindhですか?」
将軍「…いや、ちょっと違う」
シロツグ「え? どこです?」
将軍「エティオピアだ」
シロツグ「KalatとSindhはどうするんです??」
将軍「そこを併合すると人口が多すぎる。エティオピア奥地の植民を先にしたい」
シロツグ「知りませんよ、イギリスが併合したりしても」
将軍「エティオピアは山岳地帯だから、敵は強いな…」
シロツグ「こちらもあやうく敗北しそうでした。もうちょっと軍事予算を増やさないと危険ですよ…」
将軍「向こうも軍隊が全滅しては困ると思ったらしい」
シロツグ「このまま合意し、休戦します」
将軍「ソマリア側のプロビに植民可能なはずだ。2ステート、きっちり植民するぞ」
シロツグ「問題なく植民できましたー」
将軍「うむ、よし」
シロツグ「ギリシャで危機が発生して、戦争になりました」
将軍「他人事のように感じないな…。ドイツはまだ北ドイツ連邦なのか」
シロツグ「どっちが勝つでしょうねー?」
将軍「どっちが勝ったところでポルトガルにはあまり関係がない。そもそも負けた側と戦争できるような戦力がないんだからな」
シロツグ「ところで、将軍、コメントには『スペインボコろう』『東南アジアもらっちゃお』と書き込みがありますけど…」
将軍「ううむ、なかなかご期待に添えない部分も多いだろうな。作者はAcquire StateのInfamyに10ぐらいかかるのが嫌いでな…だが、アフリカの東半分を全部ポルトガル領にしようとしたり、インドで大暴れしたいとは思っているようだ。乞うご期待、というところだな」
シロツグ「アフリカ全部をポルトガルにしちゃったらどうです? 大戦で」
将軍「お前…植民地軍らしくなってきたな」
前:ポルトガルの翼ー王立植民地軍ー/東アフリカ
次:ポルトガルの翼ー王立植民地軍ー/