各国戦略

デンマーク(Denmark / Danmark)

概要

カルマル同盟の主としてドイツに覇を轟かせたのはいつの時代のことか、今ではスウェーデン・ノルウェーのどちらにも離反されています。大航海時代にデンマークは海洋国家の端くれとして新大陸からアジアまで遠征し、今では小国ながら、しかし英仏蘭に次ぐ確かな地位にあります。いま再びあなたの手で三つの王冠を統べましょう。

国情

総人口1.37M、労働人口(POP)437k、デンマーク人が73%、非受容文化のドイツ人が11%です。識字率は77%あり、研究はやはりサクサク進みます。NF1点。

軍事

陸軍が7/10連隊+動員兵2連隊、海軍が戦闘艦10隻+輸送船3隻です。

外交

周辺国家からは特になんとも思われておらず、取り立てて敵意のある国はいませんが、同盟を受けてもくれません。相棒スウェーデンもつれなく(スカンジナビア統一が破談になったのは主導権争いでした)、ひとまずは欧州のことは忘れ、孤児としてアジアにちまちまと広げていきましょう。
イギリス、オランダ、両シチリアあたりはごくまれに同盟成立が見込めます。イギリスと関係改善により同盟できれば安心でしょう。

立地

北欧の大陸側の国家です。ドイツの北側、ユトランド半島と、ベルト海峡を渡ってバルト海に浮かぶ島、フュン島(オーデンセ)とシェラン島(コペンハーゲン)を本拠に持ちます。
ヴァイキングの名残、デンマーク海上帝国の遺産が残っており、小さいですが植民地を各地に抱えています。アイスランド・グリーンランド、セントトーマス島、ガーナ(AHD)に植民地があります。
植民の足掛かりにはもちろん、寄港地としても便利です。

方針

非文明国を刈り取りまくって威信と軍事点を稼ぎ、北ドイツ成立より先にスウェーデンを統合しちゃいましょう。

プロイセンが万が一にも戦争してこないほうが楽できるので、オランダがプロイセンと組んでベルギーに初手で宣戦する世界線を引くとよいでしょう。またシンドがカラートと同盟していないと各個撃破できるのでデンマークの国力でも倒しやすくなります(必須ではありません)。

初期で3連隊作れますが、うちコペンハーゲンで2連隊なので実質1連隊分です。オーデンセの1連隊・徴兵済みの7連隊と合わせて9連隊(+動員兵2連隊)で攻めれるところに行きましょう。
輸送船が3隻ありますので、6隻一気に注文します。
研究は鉄板のイデオロギー思想、終わったら順次文化研究を進めます。
初手はマダガスカル割譲、ズールー併合あたりが目標でしょう。シンドは航続距離ギリギリなのでズールーかマダガスカルを取ってからがいいと思います。あとはいつも通りカラート、アフガン、アチェなどなどを攻めていけばいいでしょう。

筆者プレイ時はめちゃめちゃいい乱数を引きまくった結果、1842年初頭には列強に入り43年にはスカンジナビアを成立させられました。
プロイセンの動向が多少運とバージョン次第、シンド+カラートが同盟するとやっかい、初期でパンジャブを攻めるほどの兵は出せないというところでスウェーデンよりちょっと難易度は上かと思いますが、
自力でどうにもならないわけでもないのでNF1点の小国プレイの入門によいかもしれません。
列強に睨まれないように拡大していくほどよい緊張感を楽しんでみてください。

ディシジョン

デンマーク王国憲法

1850年まで絶対君主制を維持すれば立憲君主制に変更できます。
v3.04では絶対君主制から投票権を与えるだけでなれるプロイセン君主制と、立憲君主制の違いはほとんどありません。
むしろ1850年代だと無政府主義者を与党にできない点でプロイセン君主制は劣っているまであります(あとはロールプレイ要素として北欧諸国はイギリス型の議会主義的君主制を採用しました)。
スカンジ成立後は踏めないので、最速でスカンジナビアを統一するわけでなければぜひ踏んでみましょう。

スカンジナビア統一

各国戦略/スウェーデンも参照。

スカンディナヴィアの全ての中核州を勢力圏に収めれば(ホルシュタインは必要なく、スウェーデンを影響圏に収めればOK)スカンディナヴィアを建国できます。
スウェーデンを丸ごとBBR0で併合でき、主流文化にスウェーデン・フィンランド・ノルウェー・アイスランド・サーミが加わります。
スウェーデンはロシア、まれにイギリスの勢力圏にあるので、外交戦争でデンマークの勢力圏下に収める必要があります。また、プロイセンにシュレースヴィヒを奪われたときは回収しないといけません。

統一の直前にアイスランドとシュレースヴィヒを解放してすぐ統一すればBBRを10下げられます。

コメント



*1 フィンランドのスウェーデンコアがスカンジナビアのコアにスライドする。

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