閣下。
では、早速わが日本の輝かしい世紀を実現しようではありませんか。
まず、早期明治維新を決断として実行します。
National Focus(NF)は聖職者で設定します。
非文明国であるため、NFは1か所にしか設定できません。
人口の多い関西、関東、中部、九州、中国四国、東北の順番で設定していきます。*1
当分は各地の聖職者をおよそ2%*2まで増やす方向でNFを設定することになります。
また、税率は各階層で100%。教育支出と管理支出も100%にします。*3
軍隊の予算は当面いじれません。このままにします。
…1836年はもう何もやることはないのですが…。
早速に来ました、神戸のゴールドラッシュ。
これはたぶん、日本近代化を促進した生野銀山の増産のことだと思うのですが、「ゴールドラッシュ」という表現にはちょっと違和感があるかもしれませんね。
しかし、これでさらにわが国の財政は健全化します。
11月ごろにもっとも必要RPが少ない改革(訓練方式Training Method)がアクティブ化しますが、これはスルー。
この時点では「外国の武器Foreign Weapons」の改革も難しく感じるかもしれませんが、1837年になると必要RPが低下するので、1837年1月1日に改革が実行可能になります。
それまでは辛抱ですね。
1837年1月1日に「外国の兵器」の改革を実行。
これにより歩兵が生産可能になるので、早期に生産を始めます。
…ただ、この改革を実行したことにより、叛乱の危険性が発生していますので、早期に軍備を整える必要性があるでしょう。
今回のプレイでは1837年、1838年と叛乱が起こりませんでしたが、油断はできません。
下記の「初期の軍隊の仕様」を参考に軍備を増強しましょう。
それにしてもやることがありません。
この後は交通機関Transportation systemの改良を目指しているのですが、必要なRPはおおよそ9000。
対する1日あたりのRP増加量はおおよそ5というところ。1800日はかかる計算です。
それはつまり…5年もかかるということですか。
世界では南米で太平洋戦争が起きていたり、北米ではテキサスでメキシコとアメリカが戦っていたり、騒がしいようですが、極東は至って平和です。
叛乱が1度発生しましたが、それ以外は何もなく、5年が経ちました。
1841年に入って、ようやく改革が目前に迫りました。
ここでやることがあります。それは物資の購入です。
鉄道の敷設には木材Timberと鉄Steel、セメントCementが必要となりますが、これらを十分な量、世界市場からあらかじめ購入しておくのです。
「えっ、そんなことをしなくても建設できるでしょ?」と思われるでしょう。
しかし、AIに自動化しておくと、
という事情があるためです。
しかし、国家備蓄Stockpileに十分な量があれば生産を一気に開始することが可能です。
わが国はカネに困っていません。*5札束チラつかせて、買いたいときに買いあさる!
これでよいのです。
なお、手動購入の具体的な流れは下記の「貿易のイロハ」を参考にしてください。
1841年秋に改革を実行。
日本全土に鉄道を敷設するという「天保の大普請」を将軍家慶が老中水野忠邦に命じましたが、この大事業に反発する諸藩が関西を中心に全国で叛乱を起こしました。
わが軍は何とかこれを鎮圧しましたが、兵士POPの損耗はひどく、しばらくは軍の再建に努めなければならないでしょう。
2年後には「西洋化の風」イベントが発生。
RPの増加が2割増になるので、大変ありがたいイベントです。
次の改革まではあと1年ほどですが、改革実行から軍港建設完了までは1080日(約3年)もかかるため、その間に陸軍の充実をはかります。
西洋化に向けた外征の準備を始めることにしましょう。
商いTradeはほとんど開くことのないタブだと思います。
左上には、Vic2の世界における物資1単位の値段とその変動(矢印が↑なら上昇、↓なら下降、→ならほぼ現状維持)、売買指示をしている場合は売り(>)・買い(<)、自動化している場合はAI、が表示されます。
右上には、選択した物資について、値段と過去36か月間の価格変動のチャート、詳細Detail(その物資がどのプロヴィンスで誰が作っているか、世界市場におけるシェア、どんな施設で必要とされるかの情報)、国内で誰がどれだけ必要としているか、自国の備蓄がどれだけあるかを表示しています。
ここの自動Automateにチェックを入れると売買は自動化され、基本的に備蓄を増やさず*6、必要になったときに相場を動かさない程度に購入するようになります。
下にあるスライダーは手動の場合のみ設定することができ、最大2000、右にスライドするほど設定数量が大きくなります。(感覚としては9/10くらいまでが1000までで、そこからは飛躍的に数量が上がっていく。)数量を決めた上で商いの承認Confirm Tradeを押すと、(世界市場に商品があれば)購入が開始されます。
なお、次の2点は注意が必要です。
鉄道や軍港の建設に必要な物資の種類は、プロヴィンス情報の「拡張Expend」ボタンにカーソルを合わせると表示されます。すべてを必要な量、買い占めておけば、一気に建設・生産を開始することができます。(缶詰がなくて兵士が生産できないということがなくなる。)
なお、筆者は必要となる120日以前から商いを開始するように指示します。これは、世界市場に商品がなく、売買が成立しないことを考慮しての対応です。
初期は砲兵Artillery・工兵Engineerが存在せず、軍単位を構成できる兵種は歩兵と騎兵になります。
歩兵中心で考えてしまう軍隊ですが、歩兵だけでは実際のところかなり弱く、騎兵をいれるようにしたほうが戦闘を優位に進められます。
戦闘するとわかりますが、歩兵をいくらそろえても敵正面の歩兵旅団がまず戦闘で疲弊し、そのあとに無傷の歩兵旅団が交代して戦闘する形になっています。
一見、これは当たり前のように思いますが、逆に考えると「歩兵だけではつねに相手と1対1の戦いしかしない」ということで、数的優勢がとりづらいようになっています。*8
騎兵には機動力Maneuverという数値があります。
これは「その数値分離れた相手を攻撃できる」というような意味らしく、やや離れていても攻撃することができるため、数的優勢を生かすことのできる兵種となっています。
また、偵察力Reconnaissanceという数値はプロヴィンスの占領に効果があり、騎兵兵種はこの能力を持つものがほとんどです。
この時期は歩兵4〜5、騎兵2ぐらい(総兵力18〜21)が効果的な編成となるでしょう。
デフォルトだと自動化になっているので、初期配置されている軍にいつの間にか設定されていない将軍が割り当てられていることがあります。
最初の数年間で将軍をつくることができますので、試してみてください。
将軍Generalと提督Admiralは「指導力」という数値を消費することによって作成することができます。
自動化している場合には条件が整うと自動的に将軍・提督のどちらかを作成するようになっています。
上に見たように、将軍・提督の能力はランダムで生成されるために、「どう考えても使えない」連中=モブ将軍・モブ提督も数多く出現します。
このゲームの仕様上、将軍や提督は死亡しますが、死亡するのはあくまで「軍や艦隊に配置された」将軍や提督のみとなっており、配属されることのないモブ将軍・モブ提督はいつまでも死ぬことないため、やがて将軍・提督一覧が「使えない連中」で埋め尽くされることになります。
初期においてはまったく不快に思わない現象ですが、時代が進むにつれてうざくなること間違いありません。
このため、もっとも維持費の安い非正規兵Irregularsなどを作成し、そこにモブ将軍・モブ提督を配置します。
こうしておくことで、
という、ありがたい効果が生まれます。
もっとも、軍・艦隊一覧はモブ将軍・モブ提督の配置された軍・艦隊で埋め尽くされることになりますが…。
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