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プレ八紘一宇-とりあえず、朝鮮をなんとかしたい
プレ八紘一宇-とりあえず、朝鮮をなんとかしたい/1850年から1860年まで†
【執筆中】
閣下。
ついにわが国は文明国となりました。
いずれ列強に肩を並べることができるでしょう。
しかし、文明国ともなると、いままであまり考えてこなかった内政についても目を向けなければなりません。
内政や軍備、技術研究に関しては「列強になるには」以下にまとめていますので、そちらを参照してください。
1850年〜1853年。コーチシナ植民地化と列強への名乗り†
わが国は西洋化以降、工業化や軍備の近代化を推し進めています。
当面、東アジアでは列強の侵攻はないようですが、オランダとイギリスがすでに大きな拠点を築いており、早晩アジアでも植民地争奪戦が始まることでしょう。
わが国はまずダイナムの南部コーチシナおよびルアンプラバンに焦点を当てます。
- まず、ダイナムに対するCB作成を租借地要求Demand Concessionで実行。
ダイナムへのCB作成は幸い直前までバレず、悪評は+0.3で済みました。
- ルアンプラバンは内陸国で、このままでは戦争することはできません。
したがって、「ダイナムと戦争中にルアンプラバンへも宣戦布告」という手順となります。
- ジョホール・アチェ戦争と同様、ダイナムへのCB作成完了ののち、ルアンプラバンへのCB作成を行います。
ルアンプラバンは1ステートの国家のため、CBは保護国化Establish Protectorateとなります。
このときはCB作成がバレずにうまくいき、悪評はまったく得ませんでした。
- もっとも、ルアンプラバンへはダイナムのアンナン地方を通らねばならず、その前にコーチシナ全域占領・ダイナム軍壊滅となって、ダイナムが屈服する可能性は高く、和平要求を拒否し続ける必要があります。
- この時点でルアンプラバンはシャムと同盟しています。
ただ、わが国とシャムは休戦協定(ジョホール戦争による)を締結しており、シャムは参戦しない可能性もあります。
1851年11月、わが国はまずダイナムに対して、コーチシナの租借地要求で宣戦布告します。
対象プロヴィンスは6、なかなかいいステートです。

ダイナムの衛星国であるカンボジアもこの戦争では敵となります。
大した戦力ではありませんが…。
3個艦隊5個軍を派遣し、コーチシナ全域に対して占領を実行します。

列強になるには?†
列強Great Powerとは世界における8つの超大国を言います。
また、その下位にある8か国(つまり世界で9番目〜16番目の大国)を準列強Secondary Powerと言います。
世界のすべての国家は、威信、工業力、軍事力によって点数化され、それによって順位─すなわち、世界における地位─が決まります。
- 列強にはさまざまなボーナスがありますが、何といっても大きいのが、列強と準列強は植民活動を行うことができる、ということです。
また、列強は外交影響力を使って列強以外の国家を自国の勢力圏In Sphere of Influenceに組み込むことができます。(外交戦争)
勢力圏にある国家は外交などは自由に行いますが、経済的にはその国家を勢力下に置く列強の優先権があるとされます。
- 列強の地位は一夜にして失われることはなく、仮に順位が9位以下に落ちたとしてもその時点からの猶予(1年間)が与えられます。
この間に盛り返せば、列強の地位は維持されます。*1

日本は西洋化とほぼ同時に8位以内にはいりますが、上に述べた理由で列強として認められるのはしばらく先になります。
- 「しばらく」というのはあいまいな表現です。
「1年の猶予がある」ということは、8位以内に入って1年たてば列強として認められるはず、だから「しばらく」ではなく、「1年」ではないのか?
しかし、日本の場合、8位以内に入って以降、その順位の降下がなくても列強に認められるのには1年以上の時間がかかることがあります。
理由を考察しましたが、予想では「1年の猶予」とは列強の権利であって新参者の権利ではない、ということのように思います。
上の画像を見ると、このときの日本は7位にランクしていました。
この順位を維持したとしても、日本が加わる前に7位・8位だった2国家があるはずです。
この2国家が列強の地位を維持すべく8位の順位を取り合うと、「1年の猶予」は順位が入れ替わるたびに更新されることになります。
更新されると列強は地位は維持されますから、新参者の日本はなかなか列強に入れない、ということになります。(上のときは西洋化してから列強と認められるまで、およそ2年間かかっています。)
工場を建設しよう†
文明国で、工場建設が認められている政権であれば、工場を建設することができます。
- 工場を建設するには材料費と建設費が必要となります。
安い工場であれば2K、高ければ20K以上します。日本でプレイしていたら「端金」ですが。
建設にかかる日数は365日と730日のものがあります。
- 工場はステートごとに建設が行われます*2。
ステートに建設できるのは異なる生産品の工場を8つまでで、同じ種類の工場は「拡張」という形で増設できます。
拡張はレベル99まで行うことができ*3、レベル1について10000人の労働者を雇うことができます。
- 労働者には工員Craftmanと事務員Clerkの2種類が存在し、事務員はその工場における労働者の20%を上限としており、それ以上は増えません。
事務員は工場の生産効率を上げ、RPの増加にも寄与しますが、階級が中流層にあるため下流層の工員を増やすようには増えません。
NFによる就業支援が必須となるでしょう。
- 稼げる商品と稼げない商品があるようですが、あまり明確な差はないように思います。
テッパンはセメント工場ですが…。
- 稼ぐためには世界市場において価値が高い物資(高級衣料や高級家具)、需要が高い物資(火器や弾薬などの軍需物資、蒸留酒、缶詰*4 )の工場をつくり、拡張するのがよいわけですが、ずっと黒字であるわけではありません。
- また、国内需要にも目を向けてもよいでしょう。
国家が成熟し、植民地や影響下の国が増えるに従って、普通衣料やガラス、家具なども十分な収益を上げられます。*5
- どう考えても儲からないのは帆船工場です。蒸気船の時代はすぐそこなのです。
- 政策によっては、民間の資本家Capitalistsが工場建設を行う場合があり、リベラル寄りの政権ではこれが唯一の方法となります。
- 政府が建設するよりも安価に(場合によってはタダで)工場が建設できる利点がありますが、生産品や立地を選ぶことはできません。
このため、資本家がつくると、不要な工場を辺鄙な場所につくる、という奇妙な現象が起きる場合があります。*6
軍事の近代化†
文明国となれば当時の「嗜み」として植民地を持つために、非文明国や他の文明国と戦争に明け暮れることになるでしょう。
ですので、強力な軍隊を編成しなければなりません。
以下に近衛兵Guardが登場する以前の編成を紹介します。
- 1個軍は、歩兵×3、竜騎兵×1、工兵×1、砲兵×1の6旅団で構成します。
- 近代化した時点で、砲兵Artilleryを作成できます。
砲兵は強力な支援兵科で、これを有していることによりわが軍は非文明国の軍隊にほぼ負けることがなくなります。

- 騎兵は、しばらくすると3つの種類の上位兵科、竜騎兵Dragoon、胸甲騎兵Cuirassier、ユサール(軽騎兵)Hussarが発明されます。
登場当初は胸甲騎兵がスペック上よいように感じますが、時代が進むにつれて、竜騎兵一択となります。

ユサールも使えないことはありませんが、プロヴィンス占領用の遊撃隊的な使い方になるでしょう。
- 工兵Engineerは必要感を感じるか、ですね。
登場はこの中でもっとも遅くなる可能性が高く、支援兵科であれば砲兵のほうが強力なので、砲兵×2で編成するのも説得力があります。
機動力2、要塞効果の低減*7、支援効果もそれなりにある、という判断で筆者は編成に加えています。
- 兵士POPは、人口の5%以上には増えないか増加量が著しく低下します。
技術研究について†
文明国となれば、技術研究が可能となります。
では、技術Technologyタブを紹介します。

技術研究は大きく分けて、プレイヤーが選択して研究する「技術」と、勝手に(確率的に)研究される「発明Inventions」の二つがあります。
技術は5つのカテゴリ(陸軍Army、海軍Navy、経済Commerce、文化Culture、工業Industry)に分かれ、さらに5つの種類に分かれます。
各系統は6世代の技術が設定されているため、技術は5×5×6=150あることになります。
日本は西洋化した時点で第1世代の技術をすべて研究完了しています。(このことによって、西洋化が早ければ早いほど他の文明国家より技術的に優位に立てます。)
上の画像では、文化で哲学Philosophyにおける第2世代の観念論Idealismを選択しています。
- 技術は、研究解禁年次以降かつ直前の技術の研究完了を満たせば、研究が可能になります。(イエローで示されます。)
研究完了にかかるRPは世代によって決まっており、後の時代に行くほど多くなります。
また、時代遅れの技術は必要となるRPが低下し、だんだんと研究しやすくなります。
1世代はおよそ20年の差があると考えるよいでしょう。
- 技術による効果は上の画像で示した箇所に表示されるものだけです。
しかし、技術の効果だけを見ていると、たとえば装甲艦IronCladはどの技術でも建造可能になりません。
こうしたユニットや施設は次に述べる発明によって初めて建造や建設が可能になります。
発明は、多くの技術に設定されており、いろいろなボーナス効果など*8を持っています。
ゲームをしていると突然ポップアップが開いて「なんやこれ??」と思うことがあると思いますが、そのほとんどが発明のイベントが発生したことを知らせているものです。

説明文は英文を読むのが得意なら読むとよいと思いますが、重要なのは効果Effectです。
一方は果実Fruitと穀物Grainの生産力の10%上昇、もう一方は歩兵・騎兵の防御力の向上の効果がある発明です。
発明は確率的に研究されているので、いつ完了するかはわかりません。
すぐに発明されるかもしれませんし、なかなか発明されない場合もあります。
- 発明可能性は技術タブの左下に表示されています。
表示順は発明確率に影響しません。
- 技術は他の技術に影響を受けることはほとんどありませんが、発明は「親」以外の技術や発明に大きく影響を受けます。
- もっとも強く影響を受けるのが、植民地設置に関連する 植民における交渉術Colonial Negotiationです。
この発明は陸軍の小火器Light Armamentの第3世代の技術である後装式ライフルBreech Loaded Riflesに基づく発明ですが、この技術だけでは発明確率は0%です。
発明確率を増やすには、「(この技術の子技術である)マシンガンMachine Guns」(25%)、「(海軍の第4世代技術の)海軍兵站Naval Logistics」(25%)、「(経済の第5世代技術の)経営責任Economic Responsibility」(25%)、または、「列強8か国のいずれかがこの発明を成し遂げていること」(10%)*9、というボーナスがなければなりません。
しかし、最後の条件は「他の列強に植民地戦争で出遅れる」ことを意味していますので、他の3つ(第5世代の技術はあり得ないので、事実上2つ)の技術を研究しなければなりません。*10
【以下整理中】
陸軍技術†

戦争をする日本にとっては特に重要な技術です。
- 陸軍ドクトリンArmy Doctrine:防御力の向上
- 小火器Light Armament:攻撃力の向上
- 第2世代Muzzle Loaded Riflesで工兵Engineerが、第3世代Breech Loaded Riflesで親衛兵Guardが生産可能に。特に優先したい技術です。
- 重火器Heavy Armament:砲兵Artilleryの性能向上
- 軍事科学Military Science:
- 陸軍指揮術Army Leadership:組織率の向上
海軍技術†

- 海軍ドクトリンNaval Doctrine:軍港レベルの増加
- 海軍ドクトリンは海軍技術の中では優先度の高い種類です。
特に造船技術の発明で建造可能になる艦船は、同世代の海軍ドクトリンで拡張が可能となる軍港レベルを必要しているため、「海軍ドクトリンが先で、造船技術は後」がマストとなります。
- 造船技術Ship Construction:
- 海軍工学Naval Engineering:海上ユニットの建設日数の削減
- 海軍科学Naval Science:
- 海軍指揮術Naval Leadership:
経済技術†

- 金融組織Financial Institution:税制効率の向上
- 通貨制度Monetary System:行政効率の向上
- 経済思想・評論Economic Thought and Critique:
- 市場の機能性Market Functionality:外交影響力と生産の増加
- 商業組織Organization:工場の生産性の増加
文化技術†

- 美学(芸術)Aesthetics:威信prestigeの増加
- 哲学Philosophy:RPの増加
- 技術の中では最優先となる種類。付随する発明も多い。
効果の+50.0%などは基本RPに対しての割合なので、1日あたりのRPがこの割合分増えるわけではない。
- 社会学Social Thought:
- 政治学Political Thought:NFが1増加
- 心理学Psychology:
工業技術†

- 動力Power:
- 機械化Mechanization:
- 冶金学Metallurgy:
- インフラInfrastructure:鉄道レベルの増加
- 化学・電気Chemistry and Electricity:
前:プレ八紘一宇-とりあえず、朝鮮をなんとかしたい/1844年から1850年まで
後:プレ八紘一宇-とりあえず、朝鮮をなんとかしたい/