アフリカの半分を制圧したポルトガル王立植民地軍。
次の目標は紅海の安全を確保することとなった。
シロツグ「将軍、紅海の安全を確保するということですけど、具体的に何するんですか」
将軍「エジプトとエティオピアは一度わが国と干戈を交えている。関係性が低すぎて勢力下におくのはコストがかかりすぎる。よって、保護領化することにした」
シロツグ「なるほど。アラビア半島のほうはどうします?」
将軍「すでに勢力下にはいっているイエメン以外の国は、やはりわが国と干戈を交えているので同じ状況だ。機会を見てすべて保護領化する」
(ボーーーーン!)
シロツグ「危機が発生しました。Windward Coast…ってどこですか??」
将軍「Windward Coastだと? 西アフリカの英仏非武装地帯だな…」
シロツグ「ということは、植民争いですか?」
将軍「そういうことになる…」
シロツグ「赤いですね…そうだ、わが国は列強になっていますから、この危機に参加しなければならないんですよね? 無視することはできないんですか?」
将軍「残念ながらそれはできん」
シロツグ「うお、何ですか、これ?」
将軍「拒否したらPrestigeをごっそり失う悪魔の危機イベントだ。参加しても、最後まで立場を決めない場合もPrestigeを失う。Prestigeを守るには…強気で勝負するしかない」
シロツグ「…ヨーロッパ列強はこんなことやっていたんですね…」
将軍「まぁな…ドイツがどう出るか…それで立場を決めたいところだが…」
シロツグ「ポルトガルは最終的にイギリス側につきました。イギリス側にはドイツとイタリアが参加しています」
将軍「フランス側にはロシアとオーストリア=ハンガリーがついたか。だが、これはドイツ側が圧倒的だ。勝てるだろう」
シロツグ「あ! フランスはイギリスにWindward Coastの権利放棄と謝罪を提案、イギリスはこれを受け入れてこの危機は終結しました…」
将軍「ようし。ちょっとした横槍が入ったが…当初の予定どおり、まずはエジプトを保護領化するぞ」
シロツグ「エジプトは軍事点、一桁ですね…これならもっと早くにやってもよかったのでは?」
将軍「いや、実はここでつくっているCB、Establish Protectorateは列強だとわりと大きい非文明国を保護領化できるが、列強でなければ条件が厳しい。いまがいい頃合いなのだ」
シロツグ「なるほど…」
将軍「よし、エジプトを保護領にするぞ!」
シロツグ「植民地軍は下エジプト、スーダンへ侵攻します」
将軍「植民地軍はカイロに侵攻したか。エジプトはもはや首都周辺も守りきれんな」
シロツグ「そうですねぇ…後は占領に時間をかける雰囲気ですかね…」
将軍「エジプト降伏まで8か月かかったか…だが、いいだろう。次はエティオピアだ」
シロツグ「エティオピアはエジプトほどヤワではなさそうですが…」
将軍「確かに地形も山がちだし、兵力も多い。簡単ではないだろうな」
シロツグ「…なんだか、ギリシャが戦争しているみたいですね」
将軍「どうもイオニア諸島の国を併合しようとしているみたいだな。唯一彼らが勝てる国なのだから、好きにさせてやれ」
シロツグ「…なんだか他人事のように感じないんだよなぁー」
将軍「よし、エティオピアを保護領とするぞ」
シロツグ「植民地軍はすべて準備を完了しています」
将軍「エティオピアもなかなかやるが、わが国の敵ではないようだ」
シロツグ「そりゃ6個軍団ぐらいで周囲から侵攻されていますからね…」
将軍「エティオピアも降伏を申し出てきた。やはりエジプトと同じぐらいで8か月を要したか…」
シロツグ「まぁ、こんなもんじゃないですか? そんなにわが植民地軍も大規模ではないですしね」
将軍「そうだな…アフリカの兵力で植民地軍を増強せねばならんな…」
シロツグ「エティオピアとの戦いの最中にこんなイベントが発生しました。Prestigeを得られる選択肢もあったのですが、いつもどおり?RPのほうにしました」
将軍「ま、そうなろうな…それにしても、スエズ運河はまだ建設できないのか? 何が原因で建設できないんだ??」
シロツグ「ああ…ニトログリセリンの発明ですね。Inorganic Chemistryの技術だけでも2%の発明確率があるはずなのですが、まだ発明されていません」
将軍「発明の発生確率にも困ったものだな…お。発明が完了したようだぞ」
シロツグ「スエズ運河建設のDicisionが選択可能になっています」
将軍「むろん建設だ!」
シロツグ「これで本国と植民地軍の連絡もスムーズになります」
将軍「うむ。いままではなかなか本国との連絡がとりづらかったので、本国防衛に支障が出かねなかったが、これで一安心だ」
シロツグ「あと、わが国の安全保障上重要な国であるスペインを勢力下に入れました」
将軍「いいぞ。これでわが国を陸上から侵略する国はいなくなるだろう。…とはいえ、スペインはわが国よりかなり弱い。本当に弱い。したがって、スペインがわが国の戦争に参戦すると、陸上からの侵略は否定できん…スペインが凹られた上でな…」
シロツグ「そうすると、同盟しないほうがいいんでしょうかねぇ…」
将軍「さて。紅海のアフリカ側の制圧はほぼすんだ。…オスマントルコ領を除いてはな。今度はアラビア半島側だ」
シロツグ「アブダビですか」
将軍「将来的に石油が産出する地域だ。もっとも、実際にはそれほど出るわけでもないようなのだがな…」
シロツグ「人口が少なくてRGOに従事する人間が少ないからなんでしょうねぇ」
将軍「そうだな。さて、アブダビはNejdと同盟しておる。したがって、この際Nejdも併合する」
シロツグ「両国は軍事力は大したことはありませんが、特にNejdは国土が広いので面倒ですね」
将軍「そうだな…戦闘での損失より、補給が続かないことによる損失のほうが大きそうだ。実に面倒な相手だよ…」
シロツグ「そういっている間にNejdもアブダビも降伏しました。SSも取る暇がありませんでした…」
将軍「そうすると、あとはオマーンとHedjazだな。しばらくは様子を見よう…」
シロツグ「ポルトガル植民帝国を称えるイベントが発生しました」
将軍「うむ…この調子だとPrestigeはわが国が1位になりそうな雰囲気だな…」
シロツグ「そんなに簡単にいきますか?」
将軍「うむ。植民地を本国化していく作業でもPrestigeは得られる。広大なアフリカを本国化していくのは楽しいぞー」
シロツグ「植民地の本国化?? 確かにそういったことは起こるようですが、広大なアフリカを本国化していくのは不可能なのでは?」
将軍「膨大なCPと若干のNFを使わなければならんが、1500~1600ぐらいあれば1ステートを本国化していくのはわけはない。さあ、アブダビとNejdに宣戦布告しよう」
シロツグ「…あ。ちょっと待ってください。Transsvaalで金鉱が発見されたようです」
将軍「それでわがポルトガルに併合を求める住民がいるだと…? Transvaalはすでに勢力下にある…」
シロツグ「どうします?」
将軍「外交点が少ない状況で、関係性200、勢力下の国を征服するのはそう簡単ではない。ステートが得られることと金鉱で財政に余裕が出ることはありがたいが…そこまでのものではない。この征服CBはおそらく期限切れでスルーすることになるだろう」
シロツグ「あら、もったいない」
将軍「わが国がNejdなどと戦争しているうちに、ルーマニア危機から戦争が始まっているようだな」
シロツグ「本当ですね…これはいろいろなものを食うチャンスではありませんか??」
将軍「そのとおりだ。ソコトはイギリス勢力下だが、同盟はしていない。これを食うことにしよう」
シロツグ「清国がロシアに対して沿海州割譲で宣戦布告したようです」
将軍「これは見ものだな…。満洲がロシアの勢力下にはいると割譲されるらしい。…とりあえず、清国と同盟でもしておくか」
シロツグ「あんまり意味ないんじゃないですか…」
将軍「よし、ソコトに対して租借地要求で宣戦布告だ」
シロツグ「ソコトは一発併合できないんですね…」
将軍「ちまちまとしたステートをもっているので、残念ながら一発併合はできない。次の機会だな」
シロツグ「あと、さっきのルーマニア戦争が大戦になっていて、わが国がその大戦に参加しているようですけれど…」
将軍「ああ、これか。大したことはない。イギリスが変な気を起こしてソコトとの戦争に介入しないように、イギリスが参戦しているドイツ側についただけだ。ほとんど戦争はしていない。海上封鎖ぐらいだ。スペインは中立だから陸上から侵攻される懸念もないしな」
シロツグ「…あー、そうか。ある戦争で同じ側で参戦していると、別の戦争では対戦できないということですか」
将軍「たぶんなんだがな。バグりかねんだろう? HoI3のソビエトみたいなものさ」
シロツグ「あと、オスマン帝国もギリシャに戦争をふっかけていますね」
将軍「かわいそうにな…弱小国の悲哀だよ。ビザンツ帝国など夢のまた夢だ」
シロツグ「ソコトとの戦争は順調です」
将軍「1ステート割譲だけだから、すぐに和平を請うてくるだろう」
シロツグ「あっという間に和平となりました。ナイジェリア割譲で終戦です」
将軍「わが植民地の南北連絡が若干やりやすくなった…次は保護領化で宣戦布告だが、また大戦が起こらんものかな…」
シロツグ「さすがにイギリスも黙っていませんものね…」
将軍「ソコトとの戦争は終わった…大戦もドイツ側優位で進んでいるな」
シロツグ「大戦名物、AddWarGoal祭りも開催されているみたいですねー」
将軍「AIはWarScoreが100を超える要求は絶対に認めない。無駄な要求を積み上げよって…」
シロツグ「わが国はAddWarGoalしていないんですよね?」
将軍「後から加わったような国に認められる要求などないだろう。…それにしても、清国とロシアとの戦いは清国不利の情勢のようだが…」
シロツグ「…どうも戦闘で負けまくっているようです」
将軍「ロシアは満洲本土の割譲まで求めているのか。地図を見る限りは沿海州はおろか、シベリアも清国が占領しているというのに…」
シロツグ「今回のロシア陸軍はめちゃくちゃ強いみたいですよ。清国は3/30ぐらいなので、数で押しても押し切れないのでしょう…」
将軍「次は東アジアだというのに…ロシアが介入する危険性があるということか…」