たいそうな名前を拝命しているが、ぶっちゃけロシアだけ遅れて参加したことが原因で
一カ国だけ、プレイ日時をまたいで占領を余儀なくされただけだ。
ヨーロッパ側の兵力は既に壊滅しており塗り絵だけかと思いきや、ドイツ海軍が至る所でロシアの港を封鎖するものだから鬱陶しい限りである。
海上戦闘は同盟国に頼りっきりだったロシア軍は現在軍艦が0であり、下手に出向しようものなら
例え相手がアイアンクラッド1隻であっても、一瞬にして虐殺現場と化すこと間違いない。
ロシア海軍?いいえ、トロール漁船団です。
海上で幾ら暴れてもステート占領を邪魔できなければ意味がない、今回はポーゼン割譲を要求して講和をした。
ちなみに、右上にある独立国家テイストなのはダンツィヒで、何故かドイツが独立を許可したようだ。
4カ国が先に分割を行ってからロシアが出勤するまでの間に、ドイツ国内が反乱軍で埋め尽くされてたがそれが原因か?
同時期にナッサウも独立したようであるが、『Victria 2』は民族統一の時代だというのに逆行も甚だしいではないか。
ポーゼンの工場状況を見てみると大量の失業者が発生していた。
恐らくは、戦争中に長期間踏み荒らされた事で工場自体が潰れてしまったのだろう。
前回の反省を生かして、Laissez FaireからState Capitalismを持つ政党へ変更を行い、半手動で工場を建設を行った。
とりあえずTrade画面で、戦時に必要とされる物資の要求量を国家備蓄を最大まで上げた上で確認し、それに準じて必要な工場を建設していく。
手動なだけならPlanned economyでもよかったのだが、ロシアの広大なステートに鉄道を引くとなると
どうしても資本家の助けが欲しかったのと、何よりJingoismが恋しくなったからである。
(ロシア政党では、Jingoismは反動主義政党にしかない)
ロシアの識字率も平均50%を上回っていることもあって、POPがどんどん工員に変換されていく。
序盤からしっかり工場拡張を手動でやっていれば、今頃は工業大国になっていたのではないか思うと
つくづくロシアのポテンシャルを生かせてなかったことを実感させられる。
プラス思考の物見をするとしたら、デフォルトで石炭・鉄鉱山の保有プロビが多いので
序盤こそ識字率と1ステート当たりの人口分布の低さに悩まされるものの、後半は爆発的に工業化が進むのかもしれない。
何れにせよ、工業化のめどが立ったことで、晴れて軍拡に勤しめるようになったし
終盤の建艦競争にも参加出来る見込みもたったのは、非常に大きな前進である。
1900年といえば、Gas Attack/Defence CapabilityとBolt-Action Riflesの解禁で
Machine Gunsの防衛ボーナスを打ち消され、戦闘スタイルがガラリと変わる時期である。
・各国はドイツに本国ステート一つを要求しそれをドイツは飲まなければならない ・なお宣戦布告はドイツから行う ・ドイツと他の6国は1900年まで戦争してはならない
前回でもご紹介した『1900年まで休戦』というのと、上記の研究の解禁によって
ロシアの中の人は、絶対この時期にプレイヤー間の戦争来るだろうと踏んでいた。
しかし、蓋を開けてみると高人口・識字率・鉱産物の揃っているドイツステートが目の前に放置されていることもあって
各プレイヤー共、挙ってBBRをドイツ分割に費やす形となった。
アメリカはマグデブルクを割譲させたが、オーストリアに接続する事で何か企んでいるのだろうか。
オーストリアはネイダーバイエルン(読み方分からない)ニーダーバイエルンを割譲させたようだ。
後でプレイヤーから聞いた話では、綺麗な国境線を描きたかったから取ったそうだ。
実際の所、1915年から対プレイヤーに於けるBBR無視の期間が設けられる為
それまではAI国家のステートを割譲させる方針は至極当たり前な判断なのかもしれない。
1900年解禁のラジオや戦車・飛行機等への工場立替も相まって
内政にフェーズシフトするという部分でも、丁度良い転換期なのであろう。
ロシアはゴムを算出するステート・属国を一切所有していないこともあって、潔く戦車・飛行機を考慮から除外したが
他国は続々と両製品の生産に取り掛かっているようで、最終戦争が近代兵器で埋め尽くされる様を臨む事が出来ることだろう。
ローテクの軍隊がハイテクの軍隊を物量で押し切るとか、ロシアらしいではないか。
てか、良く見たらロシア以外の国全員ゴム持ってるじゃん(困惑
まぁ、ゴム関連工場より建艦競争関連製品の方が儲かるからいいんじゃない?(適当
工業化の目処、取り分け汽船の供給体制が整ったので輸送船を大量発注開始した。
アイアンクラッドやクルーザーと違って汽船しか要求されない輸送船は
Trade画面で該当品目を最大設定にしておくだけでポンポン建艦されていくので、ロシアの保有船舶数が跳ね上がっていく。
この変化に逸早く気づいたのが日本で「ロシアの艦船数が尋常じゃない増え方している」と突っ込まれた。
アラスカやメキシコ方面のステートで生まれた師団を拾う目的で、極東港でも輸送船を発注していたのだが、それを見て気づいたのだろう。
あまり脅威を煽るのは今後の為にもよろしくないので「輸送船が発注できるようになって気分良く押しまくった」と釈明したが
完全に説得力に欠ける言い訳と、地質学上でロシアと日本は利害対立しやすい事からまったく信用されていない様子、当たり前だ。
実際問題、日本に対して北方領土CBを行使すればルール制限に引っ掛からずに宣戦布告が出来たのだが
前回のルール改正に於いて、該当のCBが宣戦時に使用できなくなってしまったので、現状では何も出来ないのが実情だ。
《1898年》 仏 艦艇数:1320 | 英 艦艇数:859 | 米 艦艇数:1135 墺 艦艇数:602 | 露 艦艇数:113 | 日 艦艇数:273 《1904年》 仏 艦艇数:2230 | 英 艦艇数:1075 | 米 艦艇数:2209 墺 艦艇数:868 | 露 艦艇数:572 | 日 艦艇数:575
あまりに平和だったので、欧米各国の師団・艦船数を見ていたところ
どうもロシアを除く国々は、既に建艦競争で軍事点稼ぎを始めつつある様だ。
イギリスに於いては、建艦発注時にはあまりの港の数の多さに
ゲームクライアントを激重にする程の存在感を見せつけ、世界を恐怖のどん底へ叩き落した。
オーストリアも大量生産を開始したのを見るに、やっとアイアンクラッドのランダム研究を手に入れたのであろう。
ご存知の通り、海戦は陸戦と違って戦域幅が無い為、数が物を言う部分がある。
クルーザーはアイアンクラッドの2・3倍の戦闘能力を持つとはいえ、戦闘に晒され続ける限り士気回復が出来ないので
沈んでも沈んでも押し寄せる大量の旧船舶の方が戦闘面では有利になる場合もあるのだ。
特に、アイアンクラッドはクルーザーと違い、必要品目が少ない分維持費が絞りやすく
軍事点を稼ぎつつ、有事には大量投入を図る事が出来る強みがある。
そして各国が内政に勤しむ中、最終戦争の足音が聞こえ始めたところで本日のプレイは終了となった。
英 師団数:1449 艦艇数:1690 | 仏 師団数:328 艦艇数:2588 | 米 師団数:513 艦艇数:2622 露 師団数:899 艦艇数:580 | 墺 師団数:552 艦艇数:980 | 日 師団数:205 艦艇数:652
英 人口:85.19M 威信点:662 工業点:2439 軍事点:4015 | 仏 人口:17.36M 威信点:1123 工業点:1563 軍事点:3861 米 人口:20.99M 威信点:852 工業点:2310 軍事点:1890 | 露 人口:31.90M 威信点:536 工業点:1666 軍事点:2405 墺 人口:22.72M 威信点:574 工業点:1741 軍事点:1743 | 日 人口:13.81M 威信点:188 工業点:653 軍事点:638
1861年スタートでイギリスのこの人口は、やはり開幕6年程度で医療改革を5段階与えてしまったのが大きかったのだろう。
お陰で師団数が、もはや手に負えないレベルに跳ね上がってる。
その他にも、英仏米の艦船数が前回の終了時から2倍近く跳ね上がっているのが非常に気がかりだ。
イギリスは保有港数的に、最終3年で建艦発注をするだけで他国を圧倒的に凌駕する数が揃いそうであるが
何よりもゲームが同期ずれ起こすのでお止めください・・・。
順調にロシアの工業点が上がってきているが、本来はこの1.5倍近くあってもおかしくないのだ。
ロシアも、そろそろアイアンクラッドの製造に入って軍事点を稼ぐべきか、非常に悩ましいところである。
次回へ続く....。