世界はルクセンブルク中心に回ってる

1893年、迷走のツケ

 
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さあ、閣下。前回最後にプロイセンへのAcquireStateのCBをもらいましたぞ。

 
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今まで願っても得られなかったInfamy上昇を抑えて領土を取る口実が得られたな。

 
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まだ前回の戦争が終結してから、わずか三ヶ月ですが……。

 
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だからこそ、プロイセンの再軍備も進んではおらんだろう。和平なんぞ無視しても威信へのペナルティはわずか10のみ。威信大国の我が国にとってあってないようなペナルティだわ。

 
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お陰でVIC2でマジメに和平守ってやる理由なんてないですもんね。獲得した領土で反乱も起きないし。閣下がすぐ戦争に突入することくらい分かっていましたよ。

 
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しかし、その前にすることがある。余は決めたぞ。中国の植民地は手放す。

 
nolink
 
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え? ルクセンブルク領中国AigunステートはAARにしてつい前々回、獲得して……まだわずか5年ですよ?

 
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ちょうど5年だから、問題が表面化したのだ。戦争から5年が過ぎると何が起こる?

 
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5年……なるほど、先の戦争の和平が切れますね。そして、今や中国は我が国だけに全軍を投入できるだけ体制を整えつつあります。

 
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そして、このプロイセン戦に開戦できる口実も得られた。中国の生み出す金と兵は惜しいが、Aigunステートの兵だけでは防ぎきれない上に、本国の兵も動員してプロイセンとの二面作戦は……絶対に不可能とは言わないが……めんどくさ過ぎる。

 
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断言するってことは、試したんですね。

 
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うむ。そこで妥協策として……幸いにもAigunステートは満州国として独立させられるので属国として独立させることにした。

 
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遼東半島の先端の1プロヴィンスだけは満州国のコアではないのでルクセンブルク領として残っておるみたいですね。どうやら、これで中国には攻められなくなるみたいですね。ああ、Aigunステート出身の兵も消えています。結局欧州に移送することもありませんでしたけど。ああ、はるばるルクセンブルク本国から騎兵による陸路遠征は何のための戦争だったのやら……。

 
nolink
 
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属国を作るとInfamyを-5できるので、ステートを要求した+4と比較して-1は得てもいるが……言い訳はせぬ。中国進出は失策であった。それから、もう一つすべきことがある。

 
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何でしょう?

 
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入植によって着々と広がりつつあるルクセンブルクのアフリカ植民地帝国から、コンゴを属国として独立させることにした。

 
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なんですと……またどうしてでしょう?

 
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コンゴのコアに入植した人なら分かると思うが、コンゴは入植にして自国領にしていても、突然イベントが発生して他国の属国として独立することがある。過去の経験だとプロイセンの属国だったり、ブラジルの属国だったり。この問題を未然に防ぐため、先んじて独立させてしまうことにしたのだ。本当にそれで防げるかどうかの確信はないが……やるしかない。ほれ。

 
nolink
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イベント独立するコンゴへのちょっとした嫌がらせですね。しかし、それなら1ステートに入力した時点で良かったんじゃないですか? 我が国は何で2ステートも手放すんです?

 
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思いついたのが今だったのだから仕方ない。それに、戦争中に属国独立はできないからな。しかし、悪いことばりではないぞ。元々は入植地であるにも関わらず、Infamyを-5できておる。

 
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先ほどの満州と合計で-10されれば、更に1ステート要求するだけのInfamyの余裕ができますね。

 
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うむ。成り行きではあるが、そこまで大きな損でもあるまい。これで戦争の準備が整った。

 
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あ、密かにNF点数が減ってることに今気づきました……。

 

1893年、第二次ルクセンブルク-プロイセン戦争

 
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さあ、宣戦布告しましょう閣下。というか、この状況でどう負けるんだという話なのですが……。

 
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列強とは思えない様だな、プロイセンよ。しかし、プロイセンは戦争仕掛けると総動員してくるから、油断はしてられぬぞ。さあかかれ。

 
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ああ、あっという間にこんな……。

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小国はとりあえず白紙和平しておけ。外交点もったいないから、向こうから来るのを待ってな。あとはひたすら塗り絵じゃー。

 
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閣下、快勝ですな。今後のプロイセン、どのように処遇しましょうか。

 
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ヒゲよ、ヒゲよ、お主に伝えねばならぬことがある。

 
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こんな戦時に何でしょう閣下?

 
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これまでの60年、多少の回り道こそあれ、自分の思う道を進んできた。しかし、今回ばかりは自らの進むべき道を決めかねておる。

 
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決めかねているって……もう戦勝点100%は目前ですよ。また例によって人口の多い土地を2ステート分捕ってやれば万々歳じゃないですか。

 
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しかし、それが正解なのだろうか?

 
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と言いますと?

 

1894年、ルクセンブルクの岐路

 
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ちょっと聞いていてくれ。我がルクセンブルクはプロイセンの全土を占領した。そして、プロシアとは2ステートのみを取って和平する。

 
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はい。

 
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となると、次に我が国が狙えるのは?

 
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悪い子点は20まで来てるから、次はWarOfUnificationで土地を要求できるフランスを狙いましょう。都合よくラインラントもフランスが持っていますし。

 
nolink
 
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となるな。フランスは強敵だが、倒すとしよう。仮に2年で決着が付くとする。

 
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はい。

 
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では、次に何をする?

 
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Infamyの問題がありますから、いずれにせよ戦争は10年は控えましょう。上手くプロイセンが列強から転落すれば勢力圏に入れることもできるかもしれませんよ。

 
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プロイセンを勢力圏に入れたらどうなる?

 
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ドイツ統一が近づきます。

 
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しかし、我々に残された時間はあと45年しかないのだよ。それに、フランスの統一はどうした? 我々の目標はドイツ人、フランス人の統一国家の建国ではなかったのか。

 
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ならばら、ドイツ統一後にフランスに戦争をしかけてはどうでしょう? Infamyはこの際、無視してしまいましょう。

 
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そう、ヒゲよ。ようやくそこまで辿り付いた。いずれの手段を執るにせよ、真の目的を達するためにはInfamyを気にしてはいられないのだよ。なら、後に戦争をしようが、今すぐに、戦争しようが大した違いはない。

 
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そんな無理に拡大せず、ドイツ、フランスを周辺諸国を怒らせない範囲で拡大し、大国として君臨する選択肢もあります。

 
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そこで、ずっと頭を悩ませておったのだよ。選択肢を整理しておこう。まずは、プランAは、ドイツ統一への道だ。

 
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プロイセンを倒すことで、我がルクセンブルクはドイツ諸侯のなかで最も有力な国家になる。ドイツ諸港を外交的手段によって勢力圏下に収めて、北ドイツ関税同盟、そしてドイツ建国を目指すのは、一つの選択肢であろう。ただし、少々テストプレイして気付いたが、条件各国すべてを勢力圏下に置くのは10年では全く足りないし、プロイセンを列強から脱落させるのも苦労がある。となると、ドイツ統一に今後のプレイの労力のほとんどを注ぎ込むことになるので、フランス戦はやるにしてもオプションとして考えてもいいかもしれん。

 
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プレイスタイルが大きく変わりますね。それに、ドイツを建国したらルクセンブルクAARじゃなくなっちゃうような……。けど、統一に成功すれば、最終的に獲得できる領土は他のどのプランよりも大きいかもしれませんよ。

 
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Main Cultureが北ドイツ、Accepted Cultureに南ドイツ、フランスが入るのもロマンがあるだろう?

 
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フランク王国再建を目指せるかもしれませんね。

 
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プランBは、ルクセンブルクのまま平和国家として存続していく道だ。

 
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プランBでは、とりあえずプロイセンから2ステートを貰い、フランスにも戦争を仕掛けてWarOfUnificationで拡大はするが、ドイツ統一はそこまで積極的には目指さない。プロイセン、対仏戦を主軸に置いた、プランAの変形版といったところだろうか。

 
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平和といいつつ、普通に侵略プレイなのが閣下らしいですね。ただ、そろそろ国力も充実してきましたし、工業化で上位を目指すのであれば、あってもいい選択肢かもしれません。

 
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また別の考えもある。プランC、拡大路線だ。

 
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まずは、目先のプロイセンとの戦争だが、現在の戦勝点の上限の3ステートを割譲させる。全土を占領して得られるギリギリの数だ。Infamyは上限の25を突破して今後は戻せないことも覚悟の上だ。

 
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閣下、しかし、それでは……恐らくはオーストリアの介入を招きます。関係は+85ですが、列強同士の関係は複雑でちょっとした世界情勢の変化で同盟は結べなくなってますから、英仏は後ろ盾になってくれませんよ。BBWが見えています。

 
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しかし、穏便に和平してもInfamyは10年で12しかさがらないのであれば、結局はもうプロイセンの領土はほとんど手に入らないであろう。

 
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なら、次のプロイセンとの戦いはオーストリアと一戦交える覚悟で……。

 
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いずれ将来にはオーストリアと戦うことがあるなら、今戦うことと何の違いがあろう? 占領に兵を割いているとは言え、我が軍の損傷はさほど大きくはない。再戦時に戦うのであればプロイセンの領土もまた占領せねばならぬ。

 
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二度手間になるくらいなら、今、一度に相手しまった方がいいと? しかし、オーストリアとの二面作戦に耐えられますでしょうか?

 
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二面作戦ではない。プロイセン軍などもはや存在しないのだから。実質はオーストリア軍との単独戦争に近い。

 
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なるほど。さすが、閣下は戦争に長けておられる。まさかのハンガリー打通も、可能かもしれません。それでは、フランスやロシアやイギリスが介入してきたらいかがいたしましょう。

 
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フランスが介入してきた場合の二面作戦は苦しいし、英国まで参入してくると海への出口の少ない我が国にとって海上封鎖は致命的になりかねない。しかし、少なくとも当初はオーストリア・プロイセンのみとの戦争が可能であると見ている。オーストリア、プロイセンもすべて併合したら、その後は、フランスも含めた統一が視野に入るかもしれん。

 
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プランCは欧州の覇者を目指すために、戦争にあけくれるプレイになりそうですね。閣下らしいと言えば閣下らしいような……。

 
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小国ルクセンブルクが欧州列強を次々と仕留めていくなんて、ロマンがあるだろう?

 
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で、どうされるのです。閣下。

 
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実はまだ決断しておらぬ。いつもは悩む度に様々な選択肢をプレイして決めるのだが、今回の決断はどれも大きすぎて、テストプレイをして決めるにはあまりに荷が重い。そこで、皆の意見を聞くことにした。

 
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閣下、遂に自分の意見を取り入れてくれるのですか!?

 
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ヒゲよ、お主は呼んでおらん。AARを見てる人に決めてもらうのだよ。

 
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流石閣下。最後まで民主的な閣下に感激しております。

 
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そういう訳なので、今後のルクセンAARはどうするべきか、皆のもの、気軽に投票してくだされ。あと、コメント欄も作っておいたので、気楽に書き込んでくだされ。

 
 

アンケート:ルクセンブルクの今後はどっちだ?

プランA:ルクセン主導のドイツ統一を目指せ(ドイツ統一)
プランB:プロイセンとフランスを虐めて領土拡大(平和路線)
プランC:オーストリアもフランスも全部かかってこい!(拡大路線)
その他:コメント欄にご意見もらえると嬉しいです

選択肢 投票
プランA:ドイツ統一 28  
プランB:平和路線 41  
プランC:拡大路線 126  
その他 4  

コメント欄は7話に付けておきました


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