#author("2021-10-12T14:44:53+09:00;2020-04-09T13:40:02+09:00","","") [[AAR]] [[ポルトガルの翼ー王立植民地軍ー]] +[[A *ポルトガルの翼ー王立植民地軍ー/東アフリカ [#q6d40703] 1836年1月1日、モザンビーク。 物語はここから始まる…。 **植民地軍、始動 [#o89c2db8] シロツグ「…将軍、それにしても、何から始めます?」 将軍「まず、わがポルトガルの国力について整理するのだ。どうなっている?」 シロツグ「えーと…こんな感じですかね」 -総合点18点で順位14位。 -POPは1.5Mで、NFは2。主要文化のポルトガル人はおよそ56%程度。 -領土は本国ポルトガル3ステートに加えて、アゾレス諸島(ここ、本国ステートじゃないんですね)。植民地は、西アフリカにビサオ、アンゴラ。東アフリカにモザンビーク。インドにはゴア。アジアには東ティモールとマカオ。 -軍事力は陸軍6個旅団(胸甲騎兵1、歩兵5)が本国に、あとは植民地軍(われわれですな)が3個軍団(各歩兵1個旅団)。海軍は11隻で、MoW8隻に輸送帆船3隻。 -RPは6.47/日、識字率は12.9%。技術は5/5/5/5/4。 将軍「うむむ…植民地軍が建軍されてから久しいが、いままでの状況は筆舌に尽くしがたい。半期分の経常予算まで削られるありさまだ」 &ref(18360101_Budget.jpg); シロツグ「まぁ本国がこんな予算状況ですからね…ところで、開始早々のお約束、海軍の解散をしますか? 予算も結構使ってるみたいですし…」 将軍「いや、待て。赤字になるかもしれんが、当分の間は存続させる」 シロツグ「そりゃまたどうして?」 将軍「モザンビークの周辺には開始時点で植民可能なステートがいくつかある」 &ref(18360101_col.jpg); シロツグ「へえ、知らなかった」 将軍「モザンビーク対岸の島コモロなども植民可能だが、おそらくはフランスが持っていくだろう。われわれは西側…つまり、アフリカ奥地に向かって植民事業を始める」 シロツグ「それと海軍と、どういう関係があるんです?」 将軍「植民できるのはSecondaryPower以上の国だけだ。単に文明化しているだけでは植民はできん。わがポルトガルの順位は14位で、いつ17位以下になるかわからん。そうなれば植民事業は終わりだ」 シロツグ「元の木阿弥というわけですか」 将軍「だから、総合点を押し上げるものはなんでもありがたい。金のかかる海軍でもな。植民が終わる10月ぐらいまで16位以上であればそれでいいわけだ」 シロツグ「…なーるほどね」 将軍「…お前、本当にわかっているか?」 &ref(18360101_col2.jpg); シロツグ「とりあえず植民事業を開始しました。いまのColonialPowerだと2ステートまでですね」 将軍「よし、次の一手だ」 &ref(18360101_omanCB.jpg); シロツグ「はいはーい、JustifyWarですねー…。えーっ、開始早々ですか?」 将軍「何を驚いている。植民地獲得のためだ」 シロツグ「いや、でも植民地軍はかなり小規模ですよ…」 将軍「大丈夫だ。本国からの増援を要請してある。そもそもオマーンの戦力など、たかが知れている。どだい、ポルトガルの敵ではない。アフリカ東岸をポルトガルに明け渡しさえすればよいのだ」 シロツグ「AddWarGoalするんですか?」 将軍「いや、現状でそこまで頑張る必要はない。そもそも国民のJingoismはこの時点で低いからあまり期待もできん」 シロツグ「はぁ…」 将軍「本国にある輸送艦は3隻だけだ。ということは増援は3旅団か…オマーン相手には十分だ」 シロツグ「わかりました。NFはどうします?」 将軍「ポルトガルの技術はこの時点ではわりと進んでいる方なのだが、識字率とRPが低すぎる。当然、聖職者になる。それにしても、この識字率では今後が思いやられるな…」 &ref(18360606.jpg); シロツグ「オマーンに対して、Demand ConcessionでCBが作成し終わりました。…でも、本国からの増援はまだですよ?」 将軍「別にかまわん。JustifyWarで作成したCBは1年間有効だ。ゆっくり待っておけ」 シロツグ「ところで、将軍。コメントに『マダガスカルのほうがいい』と連絡がはいってますけど…」 将軍「…あー、すっかり忘れていたわ。どーもあそこはフランス領のイメージが強くてな…確かにマダガスカルのほうがいいかもしれん」 シロツグ「変えますか?」 将軍「いまさらそれは無理だし、実際のところ、いまほしいのは軍港が建設できるところだけでいいので、今回はマダガスカルはなしだ」 シロツグ「じゃあこのままオマーンに宣戦布告…」 &ref(18360927.jpg); 将軍「ま、楽勝だな」 シロツグ「そろそろ植民地も建設が終わりそうですよ」 &ref(18361003.jpg); 将軍「うむ。SecondaryPowerの地位を守ったな。これならなんとか3ステートとも植民地化できそうだ」 シロツグ「オマーンとの戦争も順調で、海上封鎖して占領したらもう終わりですね」 将軍「Lindiの併合だけでいいだろう。この戦争が終わって植民も完了すればもうMoWはいらん」 &ref(18380106.jpg); シロツグ「解散、解散、と」 将軍「さて、金がたまれば軍港を建設していくぞ。これからが忙しくなる。まずはDiliだ」 シロツグ「Dili? ああ、東ティモールですか…え、なんでまずここなんです?」 &ref(18361212.jpg); 将軍「うむ、そのすぐ北に空白プロビがある。LifeRating30で、Medicineからマラリア特効薬の発明だけで植民可能なのだ。((ここ、よく考えたらColonialPower80だったので、陸続き扱いのようです。港いらない…。))ま、同じSunda Islandsなので、ここに新しく軍港をつくれるわけではないがな。あと一つは、Cocos Islandsへの植民基地としてだ。さらにはボルネオへの植民も考えられる」 シロツグ「ボルネオ? ボルネオだったらブルネイを併合する手もありますよ」 将軍「よくわかっているな。そのとおりだ。だが、いまは時期ではない」 シロツグ「…将軍、なんだか聞いていると、戦争での植民地獲得をあんまり考えていない節がありませんか?」 将軍「うむ、理由は簡単だ。Infamy対策しながらCBをつくるのがめんどくさいのだ」 シロツグ「うわー、そんな理由ですか」 将軍「なんだ、その態度は。お前、CB作成でバレる可能性は何%か知っているか?」 シロツグ「さぁ…あれは何か関係要素があって何%と決められないんじゃないんですか?」 将軍「いや、一律で1日あたり1.5%の確率でバレる。どんな国でも同じだ」 シロツグ「へえ、そうなんですか」 将軍「45日以降に発覚する確率は約50%で、ここが分岐点だ。120日発覚しない確率は約16%。300日なら…1%だ」 シロツグ「…将軍、計算すごいですね」 将軍「Excelというアメリカ製の計算尺を使えば簡単なことだ。というわけで、セーブロードをするにしてもやや面倒、ということになる」 シロツグ「なるほどー」 将軍「他にも理由がある。大きい理由と小さい理由だが…」 シロツグ「なんですか?」 将軍「小さい理由は植民地を増やすと、識字率が下がり、官僚支出が増える。人口が多ければ多いほどこの傾向は強い。財政が豊かな国であればいいのだが、ポルトガルの財政は貧弱だ。これによって財政が悪化したり、悪化するほどでなくても留保できるほどの収入が得られなくなることがあるのだ」 シロツグ「はいはい、なーるほど」 将軍「大きい理由だが…ポルトガルは…いや、植民地軍はアフリカ全域を征服するつもりだ」 シロツグ「アフリカを征服…いや、そんなことができますか??」 将軍「できる」 シロツグ「でも、ColonialPowerが続きませんよ」 将軍「それを可能にする秘策があるのだ。そのためには現時点で戦争をしない…軍港はほしいが管理が必要な植民地を増やさないようにしなければならん」 シロツグ「将軍、夢を見るのもいいですけど、そんなことできますかね?」 将軍「お前のようなやつには…ああ、ちょうどいい、さっき青写真を描いていたんだ。これを見てみろ」 &ref(18801218_BP1.jpg); &ref(18801218_BP2.jpg); シロツグ「…よく合成しましたね。お疲れさまです」 将軍「ボルネオ、ニューギニア、南太平洋までポルトガル領にするつもりだ。植民地軍はこれからますます忙しいぞ」 シロツグ「…大丈夫かなぁ」 **植民地軍、東アフリカを制圧 [#n2981cbc] &ref(18391227.jpg); 将軍「メキシコと植民地での紛争? そんな場所があったか??」 シロツグ「わかりません…メキシコに対してCBを得てもしょうがないから、国内のJingoismを上昇させておきますか」 将軍「そうだな。メキシコなんぞはいずれいくらでも相手はできる。いまは放置しておこう」 &ref(18410318.jpg); シロツグ「あれ? 政権を変えるんですか?」 将軍「そうだ。このままだと工場ひとつ建設することができん。選挙結果と異なる党派を政権につけるとMilitancyがあがるが、それが改革につながる場合もある。変更しよう」 シロツグ「それにしても、ポルトガルはいまだに奴隷制の国なんですね」 将軍「そうだ。それも早く改革せねばならん。奴隷制など認めてはならん」 &ref(18410318_BuildFactory.jpg); &ref(18420428.jpg); &ref(18450512.jpg); シロツグ「本国3ステートに工場を建設しました…。将軍、いま気づいたんですけど、アゾレスのほうがAlentejoより人口が多いみたいです…」 将軍「む…そうなのか。次の建設候補にしろ。それにしても、いまの順位はどうなっている?」 シロツグ「えーと、17位ですねー。16位はスウェーデン」 &ref(18470913.jpg); 将軍「なんとかSunda Islandsへの植民までに16位に戻したいところだ。総合点3点の差ならなんとかなるか…」 &ref(18480313.jpg); シロツグ「なんとかなりましたー。植民事業を開始します」 将軍「うむ、オランダの横やりがはいらねばよいが…」 &ref(18481216.jpg); シロツグ「無事、植民事業完了しました。植民地として併合します」 将軍「よし、よくやった。オマーンの東アフリカ領併合はどうなっている?」 シロツグ「問題ないと思いますよー」 &ref(18460420.jpg); &ref(18531001.jpg); 将軍「うむ、これでいい。オマーンとの戦争はこれで終わりだ」 シロツグ「また選挙で工場が建てられない党に戻りました。交代させます?」 将軍「そうしてくれ」 シロツグ「はい…あ、改革が実行可能になりましたよ?」 &ref(18520101.jpg); 将軍「ふむ、奴隷制をこれで廃止できるな。さっそく廃止しよう」 シロツグ「さて、とりあえず、第1話はこんなところですかね? 1853年まで、というところです」 将軍「そうだな。わしも中央に切り込まねばならん」 第2話:西インドへ続く…。 次:[[ポルトガルの翼ー王立植民地軍ー/西インド]]