#author("2020-11-23T13:50:46+09:00;2020-11-23T13:42:43+09:00","","") #author("2020-11-24T08:30:01+09:00","","") [[各国戦略]] ワラキア(Wallachia) #contents *概要 [#kdbcdc67] 吸血鬼の元ネタであるドラキュラ公で有名なワラキア公国。しかしその後オスマン帝国の属国になる。 史実では1861年にお隣のモルダヴィアと合併し、ルーマニア公国となり、その後第一次世界大戦で大ルーマニアを実現した。 *国情 [#o1095333] GC時点ではオスマン帝国の衛星国。 国土はワラキアのみ。ドブロジャに中核州を持っているが、まず独立しなければどうにもならない。 労働人口は30万人で、全員主流文化のルーマニア人。 **生産 [#me6fbeba] RGOは石炭と穀物。ガラス工場と蒸留酒製造所を作ると良い。 1880年あたりからはトゥルゴヴィシュテで石油が湧く。燃料工場を建てると収入の増加を見込める。 **技術 [#d62a2cef] 4/2/3/3/2と東欧では一般的なレベル。識字率も10%と隣国のセルビアと同じ。 序盤は研究速度が上がるイデオロギー思想やマルサス主義や観念論、もしくは石炭を増産させられる取引の自由や機械化採鉱、実用蒸気機関を研究しよう。 **軍事 [#s8978ffa] 初期で3連隊。しかし当分の間は戦争できないので解体しても構わない。 **外交 [#nec4ab31] 前述の通りオスマン帝国の衛星国なので、全く他国との外交が出来ない。 できることといえばオーストリアやロシアとの関係改善くらい。 ちなみに、オスマンの列強陥落後、モルダヴィアはいつの間にかロシアの勢力圏に入っていたりするが、ワラキアがロシア勢力圏下に入ることは稀。オスマンがロシア勢力圏下に入っていることの方が多い。 *ルーマニア成立への道 [#jae1de87] **独立準備 [#e01931b8] さて初期設定も終わったことだし独立戦争を・・・といきたいところだがまだ厳しい。 いくら瀕死の病人とはいえ、相手はかつて欧州を震撼させた大帝国。人口も500万人、連隊も約50連隊ととてもではないが勝てる相手ではない。 かといって放置すれば人口が追い付く・・・わけでもない。 そこで重要なのが識字率((ワラキアだけでなくセルビアやギリシャなどでも有用だったり))である。 小国は聖職者の人口比率を上げやすく、研究速度が上がりやすいが、一方大国は教育費の負担が大きかったり、新たな征服地の識字率が低かったりと伸び悩みがちである。 筆者のプレイでは1895年にはワラキア85%、オスマン10%と大きく差をつけ、研究点も倍以上稼ぐことができるようになっていた。 こうなると、こちらは毒ガスを駆使しているのに対し、相手は未だ後装式ライフル…という状況を作り出せたりするのである。 さらに識字率が上がることによって工員や事務員が増加し、工業化を推し進めることができる。石油が出ることも相まってワラキアのみでオスマンの工業点を超えることも可能である。 このように臥薪嘗胆の思いでしっかり内政すれば1900年ごろにはタイマンでも十分戦える国力をつけられるのである。 **独立戦争! [#b56e4185] さて国力をつけたし独立戦争を・・・といきたいところだがまだまだ厳しい。 オスマンは欧州列強から引く手あまたで、独立しようものなら英仏露独土を相手取ることもしばしば。 というわけで敵に回してもよい列強を考えよう。 -イギリス 世界に冠たるお嬢様だが、案外兵を送ってこない。送ったとしても寡兵であり、技術差で十分圧倒できる。 お得意の海上封鎖も内陸国なので何ら影響がない。 オスマンの同盟国がイギリスだけならばチャンスである。 -アメリカ イギリスと同様と思われる。 -フランス それなりに兵を送ってくる。質も十分なので平時では太刀打ちできない。 大戦でもそこそこ兵を送ってくるのでできればあまり敵に回したくない。 -ドイツ 統一ドイツは数も質もあるので大戦でも仕掛けない方が無難。 戦いやすさでいえば ドイツ>北ドイツ≧フランス>プロイセン といったところだろうか。 -オーストリア 敵に回した瞬間トランシルバニアからオーストリア陸軍がなだれ込んでくる。 大戦などで蹂躙されているとかでなければ別の機会を待とう。 -ロシア 平時ならばウクライナからの産地直送の兵で一瞬のうちに占領されてしまう。 しかし大戦ならば話が変わってくる。 ロシアが劣勢なら素直にオスマン本土を占領し、優勢であってもワラキア本土に籠り、散発的にやってくるロシア兵を土に還して戦勝点を貯めればよい。 いずれにしろ、ロシアの大戦離脱には気をつけよう。 どのような敵であったとしても、戦勝点を30点貯めて和平すれば、晴れてオスマンの軛から逃れられるのだ。 **ルーマニア統一へ! [#y2756a59] さて次はルーマニア統一を目指すわけだが、方法としては2つある。 +ルーマニアを形成 --威信45点以上 --ルーマニアの中核州((ワラキア、モルダヴィア、東西ジーベンビュルゲン、アルフェルト、ドブロジャ、ブジャク))を領有するか勢力圏に入れる +ワラキア・モルダヴィア連合! --国家と政府を発明済み --ワラキアが属国ではない --モルダヴィアが属国ではない ここでは後者での統一について書こう。 とはいっても基本は独立戦争と同じである。 同盟相手は主にギリシャ、セルビアあたりだろう。もしかしたらオーストリアやフランスあたりが同盟を打診するかもしれない。大ルーマニアを目指していたとしても、貴重な戦力なので受けるのが吉。 ドブロジャを奪還していた場合、オスマンが中核州奪還で宣戦してくる場合があるので注意。(ルーマニア統一を目指すだけなら取らない方が安定するかも) どうにかしてオスマンにモルダヴィア解放要求を呑ますことが出来れば、ディシジョンから「ワラキア・モルダヴィア連合!」でいよいよルーマニア統一である。 なお和平後もたもたしているとモルダヴィアがディシジョンを施行してしまい、モルダヴィアがワラキアを併合する形になってしまう。和平前にはセーブしておこう。 **ルーマニア統一後 [#w446f05e] あとは大ルーマニアを目指すなり、バルカン半島の覇者になるなり、ある程度自由に拡大できる。 ただし、統一直後は不安定((報復主義の影響なのかファシストの勢力が非常に強い))なのでまずは国内を落ち着けるのがよいだろう。 *コメント [#fdb48fbd] - はえーすっごい -- &new{2020-11-24 (火) 08:30:01}; #comment